今週は明日24日に福岡でセミナーがあります。
急なお知らせではありますが、九州地域の方、現地でお会いできることを楽しみにしています。
基本的には12月の東京開催で行ったセミナーとは同じタイトルになっているのですが、今回のの福岡セミナーでは「売る力」について説明します。ちょっとだけセミナーコンテンツをお伝えしますと、、、
当社が提供している海外向けネットショップ「Live Commerce」における成功ショップと失敗ショップの違いは、「商品力」ではなく「売る力」の差です。 うまくいかない最大の理由は売る力が無いからです。
売る力とはどんなビジネスにも共通しています。売る力がないと、いい製品をつくったとしてもそれを十分に消費者に伝えられません。というか、売る力が無い人は伝えるという行為そのものをしませんし、そうする必要性を理解していません。SEO対策やメルマガを売る力と理解している人もいるようですが、売る力とは、顧客を創造する力、顧客を開発する力と言い換えることができます。
売る力のない企業は衰退し、売る力のある企業は衰退しません。 ここでいう、売る力のない企業とは、「商品の力」の方が「売る力」よりも大事だと考えている社長のことです。 彼らのマーケティングの中心にあるのはいつも商品です。商品がいいので売れる(はず)と思い込んでいる人は実は意外と多いのです。
このタイプの社長は、自分は○○屋だと理解しています。業界の常識や一般的なやり方に固執してしまっています。
一方で、起業した結果、たまたま○○の商品を扱っているだけで、自分はそもそもマーケターであると認識している人は売る力の強い人です。こういう会社は衰退しません。売る力のある社長は、その商品が買い手の生活をどのように変化させてくれるのか? この質問に具体的に答えています。
今回は地方ということもあり、地方創生についても話します。 今、地方創生において国も地方自治体も地方のこのままでは地域産業の衰退となってしまう現状を何とか打破しようといろいろな政策とか補助金がありますが、最終的には「売る力」がないと雇用も関連産業も何も生まれません。生まれるのは経費だけです。私は地方でセミナーを行うことは今回が初めてになるのですが、地方こそ売る力が大事だと考えています。
売る力というのは顧客を創造し、顧客を開発する力です。文章力やコピーライティングのテクニックではありません。 顧客を創造し、顧客を開発する力、つまり「お客様、当社の商品を使うとこんな未来になりますよ、、、」簡単に言えば、これをあなたの商品に置き換えて伝えることです。
このメッセージを伝えるのに、完璧なコピーライティングなどいらないのです。とある心理学の調査によると、下手な文章、文法的におかしな文章ほど人には伝わるという結果があります。これはDAIGOの最新刊でも心理学的に証明されている事実です。下手な文章ほど、体裁の整っていない文章ほど相手には伝わるのです。
つまり、文章力は書くことである程度トレーニングが可能ですが、その元となる顧客を創造し、顧客を開発する力はトレーニングではなく、毎日日々の環境の変化などを考えて創造力を働かせていないと言葉には出てきません。
それでは、今週の福岡のセミナーでお会いしましょう。