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中国最大、モールサイト! T-mall(天猫)について調べてみた

   投稿者 : 2015年6月9日 By

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中国最大のインターネットショッピング・モールとして有名なのは、アリババグループの「T-mall(天猫)」である。アリババグループは2014年10月にニューヨーク証券取引所へ上場した。T-mallは7万を超える店舗、会員数6500万人、流通総額は8兆3325億と、その規模はとてつもない。
T-mallはもともとはBtoCのタオバオ(淘宝網)の一部だったサイトを、2012年1月に「淘宝商城」から「天猫T-mall」に名称を変更し、ドメインを取得し、一新させたものだ。
今回は、この「T-mall(天猫)」の特徴、出店条件、初期費用などを見てみよう。さらに、中国消費者の越境ECの動向などもあわせて紹介したい。

「T-mall(天猫)」の特徴は、タオパオ(淘宝網)がCtoC(個人間取引)であるに対し、BtoC(企業と個人間取引)であるということ。日本で言うとタオパオがヤフオク、T-mallが楽天市場にあたる。
また、T-mallでの企業出店においては、高い出店基準を設け、基準を高めることで、偽物や非正規品を排除し海外有名ブランドを積極的に出店することで、高品質、信頼、安心のブランド力を構築し、タオパオとの差別化に成功した。
昨年の11月11日の独身の日ではT-mallの取引額が1日で571億元(約1兆73億円)に達した。

 

1.特徴的なサービス内容は4つ

  1. 商品到着後7日以内なら、理由の有無にかかわらず、返品。交換が可能である。
  2. 出店に対しては、T-mallが認定した正規品を扱う店舗でなければ出店できない。
  3. 消費者から店舗評価がされる。各店舗は点数で評価され、3段階に区分される。
  4. 決済はエスクロール決済(Alipayによる第三者を仲介させ、取引)、チャットによる顧客対応。

 

2.T-mallに出店するには営業許可が必要

T-mallはBtoCモデルのモールサイトなので、出店に際しては、法人アカウントの取得が必要である。中国本土で営業許可証、販売ライセンス証明(販売許可証)、商品の商品登録証などを提出し、審査を受ける必要がある。
また、出店に際しては、保証金、年会費、販売金額に応じた手数料を支払う義務が生ずる。よくある事例として、日本で登録ではダメなのかと言うことだが、日本での登録許可証では出店できない。中国の商標局にて申請し、受理され、本登録するという流れになる。T-mall出店に際しては中国で申請し、受理されればOKで、受理までの期間は2ヵ月~3ヶ月を要する。
中国で正式に登録、許可された企業のみ出店が許される。T-mallはこのような制約を設けることで、偽者ではない、しっかりした商品を扱うモールであるという“ブランド力”を確立しているのだ。

 

3.T-mallに出店には初期費用なども必要

初期費用は保証金と技術サポート費用などを支払う必要がある。

●保証金

保証金はお客様に被害が出た場合の保障に充てられる金額である。
商標登録の状態や店舗の種類よって、その支払額が違っていおり、店舗の種類とは、自社ブランド販売店か、他社ブランド1社の専門の販売店か、2つ以上のブランドの商品を販売する店などにより、5万元、10万元、15万元とさまざまに設定されている。

●技術サポート費用

技術サポート料は業種により3万元、6万元と支払いが義務づけられている。ただし、サポート料は年間売上が36万元で50%、120万元の年間売上で、100%の返金される仕組みになっている。

●システム手数料

そのほかに、システム手数料として、商品の販売額に応じて、手数料が生じてくる。システム手数料は、商品販売額の対して、0.5%~5%となっている。衣服は5%、化粧品は4%、食品2%、電気製品2%となっている。

●初期費用の詳細を知りたい方は、こちらを参照いただきたい。

 

4.中国で越境ECは、今どうなっているか

中国で日本商品を店頭販売する場合は、仕入れ価格に関税、運賃、諸費用がかる。越境ECで商品を売る場合は、仕入れ価格に行郵税、諸費用となる。現地で商品を売る場合の商品価格と越境ECでの商品価格を比較すると、商品にもよるが、現地の店頭価格より越境ECでの販売価格のほうが、安く販売できるのである。
そのため、この数年、中国では日本商品を越境ECサイトで購入する消費者が増加している。
(図-1)は2010年~2014年の中国消費者の日本からの購入額を示したものである。図をみると年ごとに購入額は増加しており、昨年、2014年の購入額は6,064億円となっており、前年比で155%の大きな伸びである。

図01

また、どのようなものが日本から購入されているか(図-2)を見てみると、食品、飲料、酒類が38.5%と最も多く、衣料、アクセサリーで32.9%、生活家電で27.8%となっている。
中国では身の回りの品にお金をかけることが、ステータスとなっており、特に貴金属、時計、化粧品などが、今後、ますます伸びる傾向にある。

図02

 

T-mall(天猫)は今回、調べてわかったように、出店に際しては、中国での営業許可の必要や初期費用の支払い、ユーザー保障サービスの提供などがいろいろ制約があり、ハードルが高いといえる。
そこで、今年6月、Live Commerceでは、中華圏を中心にしたモールサイト、OOOBSをオープンさせた。OOOBSはLive Commerceを利用する店舗様の商品を集めたモールサイトである。OOOBSは集客に対しての課題を解決し、海外配送などにメリットがあるモールサイトである。OOOBSに登録・出店するには、Live Commerceを導入して越境ECサイトをオープンする必要がある。また、OOOBS出店に際しての初期費用、月額費用は無料となっている。
Live Commerceで越境EC構築し、OOOBSに出店し、中国市場へ進出を図ってみることをお勧めしたい。

 

OOOBS:
http://www.ooobs.com/

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