今年の1月に提携を開始したペイジェントが提供する多通貨決済サービス、その最初の納品顧客先の1件目のUSドル決済が昨日何事もなかったかのように平時に処理されました。
私は顧客から「無事処理されたよ。」この一言に内心ほっとした反面、これから中小企業に多通貨決済革命が起こると創造するだけで、体が熱くなり震えがとまりません。
この1件目の多通貨決済が意味する事、それはどこにでもある国内法人が何事もなかったかの様に海外にモノやサービスを売り、翌月には外貨売上が日本円で入ってくるという、いたって国内サービスを運営しているのと何ら変わりないビジネススキームで海外展開が行われている事実です。これを「へー」と感じるか、「ゾッとする」と感じるかはそれぞれですが、ちょっと人口で比較をしてみましょう。国内人口が約1.2億人、海外は英語圏だけでも10億人です。今私が行っているのは後者である海外マーケッットでビジネスすることができるインフラがあり、しかもそれが昨日の決済で実現してしまった中小企業がもうあるという事実をどう捉えるかですよね。
私はこの最初の1件目の決済で「ネットビジネスが国内から海外への転換期に入った」と改めて強く感じ、これから続々と多通貨決済を利用して海外展開をする中小企業が増えると思うだけで興奮が抑えられません。
10年前なら英語でホームページを持ち、ドル建て決済を契約し、、などできない事はありませんでしたが、実現には海外法人を作る、外貨口座を作る、英語のホームページを業者に数百万で作ってもらう、等々相当の費用がかかった事だと思われます。
それが今や月500円で英語のネットショップが持て、国内法人のまま外貨決済が行え、地元の郵便局と連携して海外配送をEMSで行える、送料はネットショップ側で自動計算される、、、
ここで私が言いたいのは、時代は完全に海外に売る事も商圏の範囲に入ったという事です。海外販売は大企業が行うビジネスではなく、どこにでもある普通の中小企業が小予算で海外事業という第2の収益の柱を作れるという時代になったのだと。
今、私の周りには多通貨決済サービス、中国向け決済サービス、クラウド翻訳、eBay,Amazon輸出と海外展開を支援する企業との情報交換が毎日絶え間なく続いています。こうした海外で戦えるインフラが整ってくと、今から10年後の2024年には全く創造もしていなかったEコマースのビジネスが日本から普通に発信されるのでしょうか。
PS、
私も今年はLive Commerceで最低でも5つの海外販売サイトを立ち上げます。