« ブログのトップページに戻る

タクシーもスマホで呼ぶ時代?タクシー配車アプリ事情

   投稿者 : 2014年8月7日 By

スマホでタクシーを簡単に呼べるアプリをご存知でしょうか? 地図上で乗りたい場所を指定すれば、近くを走っているタクシーを探して配車してくれるサービスで、日本でも導入が進んでいます。

例えば、47都道府県117グループのタクシー会社と提携している全国タクシー配車では、地図上で乗りたい場所を指定し、「ここに呼ぶ」ボタンをタップすると、近くにいる提携タクシーで到着時間を提示したうえで配車してくれます。到着地までの料金検索機能もあるので、概算料金をあらかじめ知ることができます。また、日時を指定して予約することもできます。

また、世界42か国でサービスを展開するUberは、乗りたい場所にピンを立てると、リアルタイムで到着時間が表示されます。現在、国内の対応エリアは東京の一部のみですが、タクシードライバーの顔写真、評価、車種なども知らせてくれる上に、到着1分前に「もうすぐ到着します」とのテキストメッセージが届くという細やかなサービスがウリです。日産のCIMAやトヨタのクラウンGRS200といった高級車が用意されており、事前に登録したクレジットカードで支払いができるのも便利です。

そして、世界でも同種のスマホアプリによるタクシー配車サービスが広がりつつあります。

シンガポールで展開されたサービスとは?

シンガポールでは今年の7月16日から、タクシー配車アプリ「Easy Taxi」を運営するEasy Taxi社と中国のIT企業、騰訊(テンセント)社との提携によるスマホでのタクシー配車サービスが開始されました。

WeChat利用者は簡単に利用可

サービス内容はいたってシンプル、騰訊が提供するコミュニケーションアプリ「WeChat」内のEasy Taxiアカウントに入り、タクシーに乗りたい場所から「タクシーを呼ぶ」ボタンを押せば、近くを走っているタクシーがGPSにより場所を探知してやってきてくれます。さらに、支払いもWeChatに登録したクレジットカードでキャッシュレスに行えるので、シンガポールのWeChatユーザーにはとても便利です。

両社はスタートアップキャンペーンとして、7月中、利用者には利用1回につき5シンガポールドル(約400円)をキャッシュバックし、アプリを通じて利用客を乗せたタクシー運転手には1シンガポールドル(約80円)の特別報酬を支払っています。

シンガポールを足掛かりに、世界展開へ

Easy Taxi社は2011年にブラジルで設立され、これまで30余りの国や地域における約200の都市で、タクシー配車アプリによるサービスを提供しています。一方WeChatは、無料通話や文字チャットなどができる、LINEに似たコミュニケーションアプリです。利用者の80%は中国人ですが、ユーザー数は4億人とLINEをはるかに超えています。

タクシー配車サービスについて、これまでWeChatは、騰訊のグループ企業が運営するアプリにより国内で実施するのみでしたが、このたびEasy Taxi社と提携することで、初めて海外展開に乗り出しました。

両社は今後、Easy Taxi及びWeChatが両方とも利用可能な国に、このサービスを順次拡大していきたいと意気込みを語っています。国内では通常のEコマースに加えて映画館予約や航空券予約などのサービスも展開しているWeChatと、急成長を続けているEasy Taxiのタッグだけに、これからの動きに目が離せません。

参考:
Singapore WeChat users can now book taxis inside app, more countries to follow in EasyTaxi partnership
タクシーアプリ「Easy Taxi」、シンガポールで微信と協力

関連する記事

Buyボタンを設置、Twitterが本格的にEコマース参入?... Twitterは9月8日、Eコマース機能のテストを開始したと発表しました。アメリカ在住の少数のモバイルユーザーを対象に実施され、Twitter上で簡単、便利に商品購入ができる新たなサービスの提供を目的として行われています。 いよいよTwitterのEコマース参入は秒読み段階なのでしょうか? ...
起業家が心がけるべき7つのこと 起業家は一人で会社の経営を全て自分ですることになる。アイデアや熱意を持ったリーダー的な存在から、チームワーク形成、マーケティングの専門家、物流、経理、戦略など全てをスタートしなければならない。当然であるが、会社経営を一人でする場合、自分に投資、つまり、スキルや能力をアップさせることも重要である。...
【海外版】SEO対策 Google検索の仕組みについて... Google検索エンジンの利用者数は年々増加している。Googleは様々な機能を使い、日々検索機能は進化している。誰もが気になるSEO対策について、まず、Search Engine LandというGoogleが自ら発信している情報をもとに、基本的なGoogle検索の学習機能の技術について調べてみ...
2016年、日本のEC市場はどうだった? 今回も前回に引き続き経済産業省から2016年の「我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」報告書に基づき、国内のEC市場を中心にまとめてみた。 報告によると、日本国内のBtoC-EC市場規模は、15兆1,358億円。前年より9.9%増加したとしている。 各分野では物販系分野で8兆43...
顧客を逃さない為のECサイトチェックポイント... ECサイトの目的は成約率をあげ、売上げを伸ばすことである。でも、サイトのどこをどうすれば良いのかわかない。ECサイトは構造が複雑でどこに問題点があるのか分かりにくいも事実である。 だた、押さえるところをしっかり押さえられていれば、売上げは伸びていくものと思われる。 今回は少しでも売上げア...
中国の越境ECの新改革が始まる アメリカと中国はEコマースの世界では市場規模も1位2位を争う巨大な市場をもっている。越境ECにおいては、まず、この2カ国を抑えることが成功の鍵である。昨年に続き、越境ECはトレンドキーワードの上位にランクされ、その越境ECの中でも特に注目されている国、中国の税制度が変わろうとしている。 今回...
このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。