コスパのいいインフルエンサー施策とは?

influencerblog021122

-インフルエンサーマーケティング- コスパのいい施策

さて、新しい年が明けてから早1ヶ月が経とうとしていますが、今年も最新のインフルエンサーマーケティングトレンドをどんどんお届けしたいと思います。

今年最初に取り上げたいのは「コスパのいいインフルエンサー施策」です。

「インフルエンサーマーケッティングってお金がかかるんでしょ?」

そんな疑問をお持ちの方はぜひご一読下さい。

コスパのいいインフルエンサー施策とは?

ズバリ、「フォロアー数の少ないインフルエンサーとギフトキャンペーンを実施」です!

具体的にどういう施策かと言いますと、金銭的な報酬はなく(あるいは少ない報酬で)、商品(ギフト)のみの報酬でインフルエンサーとコラボレーションする施策のことです。

これは、弊社でもクライアント向けに実施をし、効果を実感した施策です。

インフルエンサーカテゴリー(フォロアー数別)

施策内容についてご紹介する前に、まずはインフルエンサーのフォロアー数別のカテゴリーをおさらいしましょう。

以前のブログでも取り上げたことがありますが、一般的にはフォロアー数によって以下のように分類できます。

【ナノ・インフルエンサー】1,000〜10,000人
【マイクロ・インフルエンサー】10,000〜100,000人
【マクロ・インフルエンサー】100,000人〜1,000,000人
【メガ・インフルエンサー】1,000,000人以上

弊社が実施した施策

去年の秋頃に、「ギフトキャンペーン」と題して20名ほどのインフルエンサーにコンタクトをとりました。インフルエンサーデータベースを用いたり、直接インスタグラムでコンタクトをとったりしました。

候補者の条件はフォロアー数が1000人以上いるということ。

最初は「フォロアー数1万人以上」という条件で応募をかけましたが、なかなか反応がありませんでしたので、思い切って「フォロアー数1000人」に下げました。

「商品を一つプレゼントするので、報酬なしで投稿してくださいませんか?結果がよければまた一緒に報酬ありのコラボレーションをしましょう」と呼びかけました。

コンタクトをとった20名の中から無償で投稿してくださったのは2名。「報酬ありだったらいいよ」と声をかけてくださった方が1名。合計3名の方が投稿をしてくださいました。

結果はどうだった?

結果は以下のようになりました。

インフルエンサーA(フォロアー数:24,000人)
驚くことに、比較的フォロアーの多いAさんが無償で投稿を承諾してくださいました。投稿してくださったのは写真4枚からなるカルーセル投稿。
現時点での「いいね」数は600超、コメント数は78件です。

インフルエンサーB(フォロアー数:12,000人)
こちらの方もフォロアー数1万人超と割と多めでした。
2枚の写真をカルーセルで投稿してくださいました。
現時点での「いいね」は500超、コメント数は15件です。

インフルエンサーC(フォロアー数:6,000人)
報酬ありでリールを投稿してくださいました。報酬ありでの投稿を弊社が決めた理由としては、Cさんのエンゲージメント率が非常に高かったことと、紹介する商品(化粧品)に関連のある職業についていたからです。
現時点での「いいね」数は800超、再生回数は1400回超、コメント数は56件です。
3名の中ではフォロアー数が一番少ないですが、「いいね」数は一番多いという結果になりました。

ギフトキャンペーン施策をするメリット

インスタグラムのフォロアー増加
3名のインフルエンサーの投稿がされたのは12/4〜12/31の間でした。この期間のリーチは前月比で50.9%で、フォロアーは200名近く増えました。

この月は広告も出しておりましたので、もちろんインフルエンサーだけの影響ではないと思われますが、もともと数百人程度だったフォロアーが1ヶ月で200人近くも増えれば万々歳です。

予算を抑える
当施策にかかった費用の内訳は以下の通りです。

・商品代

・インフルエンサーへ商品を送る際の送料

・インフルエンサーCさんへの報酬($175)

合計はザッと5万円ほど。

通常はフォロアーが2、3万人以下のインフルエンサーであっても報酬は約100ドル〜500ドルになります。今回の施策は報酬を抑えることで、予算を大幅に抑えることができたことになります。

さらなるマーケティングチャンスをゲット
こちらに関しては追い追いご紹介したいと思いますが、インフルエンサーCさんの投稿を通してさらなるマーケティングチャンスをゲットしました。

ギフトキャンペーン施策のデメリット

投稿される保証はない

金銭的な報酬がないため、原則的には「投稿義務」はありません。そのため、弊社で行った施策でも2名の方は商品を送ったのにも関わらず投稿がありませんでした。
こういったリスクはできるだけ避けたいのであれば、この施策は向いていないでしょう。

投稿内容はインフルエンサー次第

投稿内容に関しても、基本的にはこちらの希望を細かく指定することはできません。どのような投稿になるかはインフルエンサー次第です。
とはいえ、弊社で行った施策の投稿はどれもクオリティーがよく、申し分無いものでした。

改善点

契約書はなくす
通常はインフルエンサーとお仕事をする際に、「契約書」を送るようにしています。ですが、今回のように、金銭的な報酬がない場合は「契約書」があるとハードルが上がってしまいます。
せいぜい、メールなどで「よかったら投稿してくださいね」程度でいいでしょう。また、「結果がよかったら、次は報酬ありでぜひお仕事しましょう!」と付け加えるのも一つのコツです。

クーポンコードを必ずつける
クーポンコードをつけることで購入を促すことができます。また、クーポンコードをつけることで、どこからコンバージョンが上がったのかを追うことができます。
今回はクーポンコードを付けなかったり、付ける時期が遅くなったりしたため、次回から必ず初めから付けようと反省いたしました。

成果型報酬にする
例えば、コンバージョンがあった時のみ、売り上げの一部を報酬としてインフルエンサーに支払うという「成果報酬型」であれば、インフルエンサーのモチベーションアップにも繋がり、「商品を送ったのに投稿されない」というリスクも減るでしょう。
________________________________________________

まとめ

金銭的な報酬のないギフト・キャンペーンはナノ/マイクロ・インフルエンサーと実施することがおすすめです。フォロアー数が多ければ多いほど、報酬が無いことに納得してもらえない可能性が高まるからです。

また、YouTuberは金銭的な報酬なしでのコラボレーションにあまり前向きではないため、インスタグラムやTikTokといったメディアがおすすめです。

フォロアー数が少なくても、エンゲージメント力の高いインフルエンサーであれば良い結果を期待できます。インフルエンサー選びの際には、フォロアー数だけではなく、エンゲージメント力も見ておくようにしましょう。

予算を抑えながらも十分な効果を期待できる「コスパのいいインフルエンサー施策」として、ぜひお試しください。

今回も最後までご高覧いただき、ありがとうございました。

参考資料:https://blog.ainfluencer.com/types-of-influencers/

関連する記事

ファッション系越境ECで成功するための黄金ルールとは?... 2020年は新型コロナの影響で、世界のファッション業界は大きな打撃を受けた。 アメリカの3~6月の小売売上高は前年同期比7%減であったが、アパレルは55%の減少である。 国内のファッションメーカーでは、レナウンが倒産し、オンワードは700店舗の閉鎖となった。 今後も続くコロナ禍の中、ア...
アルゼンチンのネット通販 2021年までに利用者数1990万人へ... アルゼンチン アルゼンチンのソーシャルメディア、ネット通販事情について見ていきましょう。 経済 アルゼンチンの人口は4,300万人、GDPは5,850億ドルであり1人あたりのGDPは10,167ドルであり2021年までに11,965ドルへ上昇が期待されている。世界銀行のGDPランクでは7...
加速するアメリカのインフルエンサー事情... 情報入手がテレビなどマスメディアから、パソコン、さらにスマートフォンに変わり、そして、SNSへと変化しようとしている。 広告もその変化に合わせるように、テレビなどのマス広告から、PCデジタル広告、SNSメディア広告、さらに最近ではインフルエンサー広告、つまり、「インフルエンサーマーケティン...
越境ECは増えているのか? 越境ECとは、海外の消費者が国を飛び越えて日本のECサイトで直接商品を購入し、日本の事業者は海外へ配送をするECサイトのこと。 海外向けに日本の商品を販売する海外向けネットショップのことです。 ズバリ、当社がやっているLive Commerceという事業になるのですが、経済産...
これからのECマーケティング:レコメンデーションマーケティング... 情報に溢れたウェブ世界にすっかり疲弊されてしまった私たちは、無意識のうちに情報をフィルタリングするようになっています。その結果、旧来のECマーケティング戦略の多くが通用しなくなっています。では、私たちは一体どんな情報に耳を傾けているのでしょうか。現状を確認しながら、その対応策をご紹介します。 ...
現代の消費行動「ULSSAS」に見るUGCマーケティングとは... 今やスマートフォンの普及、SNSユーザーの増大により情報の収集から、情報の発信方法、さらには消費者が購買に至る過程にも変化が生じている。 これまでの消費行動モデルといえば、インターネット広告を中心にした「AISAS(アイサス)」やSNSの口コミが大きく影響する「VISAS(ヴィサス)」など...

タグ: , , , , , ,

コメントをどうぞ