インフルエンサーマーケティング 2023年春 注目のトレンド

influencerblog.03-2023

最新の「インフルエンサーマーケティング」のトレンドを3つご紹介

TikTokやインスタグラムはもはや若者の検索エンジン!

「え?そうなの?」と驚かれた方はぜひ、読み進めてみてください。

検索エンジンの代名詞とも言えるGoogleですが、同社独自の調査によれば、Googleを検索エンジンとして利用する若者が減っているといいます。今では40%の若者がGoogleよりもTikTokやInstagramといったSNSを検索エンジンとして利用していると言いますから驚きです。

なぜこのような「Google離れ」が生じているのでしょうか。それは、ズバリSNS特有のパーソナライズ化によります。TikTokやInstagramといったSNSはアルゴリズムにより、ユーザーがより興味をもつコンテンツを表示することができます。
さらに、SNSはUGC(ユーザー生成コンテンツ)も豊富です。UGCはブランドが独自で生成したコンテンツよりも信頼性を感じられるとして、ユーザーにも好まれています。

ですから、TikTokInstagramなどのインフルエンサーと提携する「インフルエンサーマーケティング」を有効活用することでSEOにも繋がるわけです。

 

注目のサブスクリプション機能

【インスタグラムのサブスクリプション機能】

最近インスタグラムにサブスクリプション機能ができたのをご存知でしょうか。サブスクリプション機能を有効にすると、有料コンテンツを配信・投稿できるようになります。有料コンテンツは登録した人のみが閲覧でき、ブランドやインフルエンサーのファンなどにとっては特別感のあるサービスです。

例えば、サブスクリプションに登録した人のみが参加できるキャンペーンの実施など、使い方はいろいろです。また、有料な訳ですから収入も得られるという魅力的な機能なのです。

ただし、こちらの機能は現在のところ、アメリカ在住のクリエイターに限定された機能です。また、「フォロアーが1万人以上いる」「18歳以上である」というのが条件となっています。
カナダ、オーストラリア、イギリスは招待制でのみサブスクリプション機能を利用できます。

今後は日本でも利用可能になることを願いつつ追っていきたいと思います。

【TikTokのサブスクリプション機能】

TikTokではライブサブスクリプションのサービスを招待制で展開中ですが、今後はグローバルなサービスを展開予定です。

 

サブスクリプション機能はインフルエンサーなどのクリエイターにとってはかなりオイシイ話ですが、ブランドにとっては注意も必要です。

サブスクリプション経由で十分な収入を得られるインフルエンサーにしてみればブランドとの提携が必ずしも魅力ではなくなる可能性もあります。

だからこそブランド側はインフルエンサーと良い関係づくりを築いていく必要があります。

 

IGCを有効活用

IGCとはインフルエンサー生成コンテンツのことです。インフルエンサーは一般ユーザーと違い、クリエイターとしてより魅力的で質のいいコンテンツを創り出すことに専念しています。また、多くの場合、最新トレンドの知識も豊富であるため、ブランドにとってより魅力的でトレンディーなコンテンツを提供することを得意とします。

IGCコンテンツをコスパよく利用する方法として、インフルエンサーのSNSへの投稿は依頼せず、あくまでもコンテンツのみを提供してもらう、という方法があります。

通常は提供してもらったコンテンツは広告やブランドのWEBコンテンツとして利用可能ですが、どこまで利用していいかはインフルエンサーと事前に確認する必要がありますので、契約の段階で確認するといいでしょう。

まとめ

以上、今注目のインフルエンサーマーケティングのトレンドを3つ紹介させていただきました。ぜひ、ご活用ください。

ご高覧ありがとうございました。

 

https://promoty.io/influencer-marketing-trends/
https://creators.instagram.com/earn-money/subscriptions?locale=ja_JP

関連する記事

コンテンツマーケティングを診断!5つの指標... コンテンツマーケティングは、Eコマースサイトでの売上アップを目標に、長期的な視点から行うものです。そのため、取り組んでいるコンテンツが売上につながるまでには、どうしてもタイムラグが生じてしまいます。 そこで、今やっているコンテンツマーケリングの方向性が正しいのかどうか、すぐに判断できる5つの...
越境ECで「どの国が売れそうですか?」という質問自体がナンセンス... タイトルの通り、その理由をこの投稿でシェアしたいと思います。 一般的に言えば、マーケティングやプロモーション担当者はどんな所に需要の生息があるのかまずは必ず調べることだと思います。 例えば、日本国内で化粧品を開発しているメーカーなら、20代の女性向けか30代の女性向けかとか年齢や性別、どうい...
ウェブ担当者よ、あなたはアクセスを失っているかもしれない... あなたがウェブサイトの管理者として10年選手のベテランなら、ウェブマスターツールやGoogle Analyticsは日常茶飯事として日々チェックしている事だろう。 もちろんネットメディアも毎日仕事前にはチェックしているし、facebookでは最新情報をフィードしているに違いない。 しかし、...
新しいマーケティング手法である「インフルエンサーアフェリエイト」とは?... 前回は「アフィリエイトとインフルエンサーの違い」について解説しましたが、今回は、この2つを組み合わせた新しい手法である「インフルエンサーアフィリエイト」について紹介していきます。 この記事では、ブランド向けのインフルエンサーアフィリエイトについて、以下のような内容をご紹介します: イ...
初心者のためのコンテンツマーケティング講座!Lesson 1... 平成24年(2012年)時点の総務省の通信利用動向調査によると、ネットショッピングを利用する人の割合は20代~40代では、男女とも6割を超えています。また、同年度のネットショッピングの売上も、前年度比16%増の約10兆2,000億円規模と、ものすごいペースで伸びています。 このように、どの企業...
EコマースとMコマースの違いとは? 最近のショッピング事情と言えば、従来の店舗に行って実際に商品を手に取ってレジで並んで購入するスタイルではなく、オンラインで好きなものを自由な時間に購入するスタイルにシフトしているようだ。 各個人ののショッピングスタイルの好みによるが、まず、オンラインで購入する場合、一般的に知られているEC...

タグ: , , , , , , , , , , ,

コメントをどうぞ