人気上昇中の送金アプリ「Venmo」の魅力とは?

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大学キャンパスにて、お財布を自宅に忘れた友人にサンドイッチ代6ドルを貸しました。「今度会ったとき、必ず返すね!」という友人に「Just Venmo me!(Venmoで返してくれたらいいよ)」と答える、などという風景がアメリカでは当たり前になっているようです。

個人間の送金アプリ「Venmo」は、米国における2014年第2四半期取扱高が4.86億ドル(約500億円)と、前年同期に比べて347%という驚異的な伸び率で普及しています。Venmoの人気の秘密とは?Venmoを傘下に治めるPaypalの送金サービスと比較しながら、Venmoの魅力をご紹介します。

Paypalを一歩リード?Venmoの送金サービスとは

Venmoを利用するには、まずiOSとAndroidに対応したアプリをダウンロードします。米国内の銀行口座とSMSメッセージを受信できる米国の携帯電話を保有していれば、すぐにアカウントを作成することができ、Venmoのユーザー間で送金することができます。また、送金だけでなく、入金を督促することも可能です。

Venmoに支払手段として登録できるのは、銀行口座、デビットカード、クレジットカードの3種類ですが、銀行口座とデビットカードを利用した場合は手数料がかかりません。(クレジットカードには3%の手数料が発生)米国では、公共料金や家賃、個人レッスンの授業料などの支払いに、手数料のかからないチェック(小切手)を使用することが一般的ですから、チェック替わりに利用できるVenmoが人気を集めるのもうなずけます。

Paypalでも銀行口座の場合は手数料がかかりませんが、デビットカードなら取引ごとに固定費0.3ドルと2.9%の手数料がかかりますから、この点でもVenmoの方が優れています。(クレジットカードも固定費0.3ドルと3%の手数料が発生)また、入金でもVenmoの方が迅速で、Paypalアカウントから指定した銀行口座への入金には数日かかるのに対し、Venmoアカウントから銀行口座へは翌営業日に入金されます。

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Venmo

送金だけじゃない、ソーシャルな魅力

Venmoには、お金やメッセージをやり取りした履歴を見ることができたり、友人が他の人と行っているやり取りを閲覧できたり、といったソーシャル機能が付いています。取引金額は非表示になりますし、やり取りを非公開にすることもできますが、なぜお金の貸し借りにソーシャルな側面が必要なのか?と疑問に思われる方も多いかもしれません。

Venmoのメインユーザー層である大学生のキャンパスライフでは、サークル活動やクラブ活動などで、誰かが一括で立て替えたお金をグループメンバーに請求して精算するといった場面が多くあります。そしてグループメンバーの一人が「Venmoなら、メンバーがそれぞれ支払ったかどうかが一目でわかるし、面倒な現金のやり取りもない。便利だから使うことにしよう!」と導入を薦めればメンバー全員がVenmoを利用することになり、それが急速な拡大につながったのです。ソーシャル機能が実装されていることで、未払いのメンバーへの督促が容易になり、グッと利便性が増しました。

アプリの利用方法は非常に簡単です。アプリに登録されている友人リストから相手を選択し、金額とコメントを入力し、送金の場合は「Pay」、督促の場合は「Request」をタップして送信するだけです。また、受け取ったお金を現金化するには、移動先の銀行口座と金額を指定して送信ボタンをタップすれば、翌営業日には振り込まれます。

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送金アプリのスタンダードに?

冒頭でも紹介したように、「Venmoする」と動詞として使われているくらい浸透しているVenmo、Googleの「ググる」やTwitterの「ツイートする」といった先例のように、送金アプリのスタンダードとなるくらい成長するのでしょうか?
注目の送金アプリとして要チェックです。

参考:
Square Cash vs Venmo vs Google Wallet vs PayPal
Millennials Say ‘Venmo Me’ to Fuel Mobile-Payment Surge
Paypalを追い上げる送金ツール「Venmo」

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