« ブログのトップページに戻る

海外販売のウェブマーケティングについて

   投稿者 : 2017年4月17日 By

以下の図は、社内でも活用していますが、海外販売を行う際に、ABCDのどのポジションからスタートするのかを整理した図です。

縦軸が地域で横軸がモールか自社サイトかを分類したものです。
結論からいうと、次の選択肢しかありません。

初期費用が300万以上

  • 中国向け: Tmall・自社サイト
  • 欧米向け: Amazon・eBay・自社サイト

初期費用が300万以下

  • 中国向け: JD or VIP.com ・ 自社サイト
  • 欧米向け: Amazon・eBay・自社サイト

本稿はメーカー担当者を対象にしており、自社でECサイトを持っているが、まだ海外に販売したことがなく、海外販売にあたり社内人的リソースは担当者1名、WEB担当者1名の2名体制で海外販売を行うケースを想定しています。

短期売上構築はモール出店、だが集客ノウハウは蓄積できず

海外に売る場合は、モールに出店するか自社サイトで売るかの2択です。動画を作成してプロモーションしたり、インフルエンサーマーケティングなどいろいろな方法がありますが、新規事業で投資対効果を最優先する段階においては即効性が高いモール出店は必須です。

自社サイトは集客に時間がかかり、即効性は期待できません。ただ、モールへの出店は集客ノウハウという部分では全く残せなく、最終的には同様の商品が集まった場合、価格競争になるため、自社サイトの集客できる仕組みは作っておきたいところです。

当社に海外販売を委託する場合も、予算が300万を基準にどこに販売するのかを決定します。

中国向け越境ECの販売方法

モールで販売
中華圏に海外販売を検討する場合、モールか自社サイトのどちらかになりますが、中国のオンラインモールの場合ならTmall、JD.com、vip.comの3つがあり、それぞれの初期費用・月額費用は代表的な越境ECモールの表で比較すれば初期予算によってどのモールに出店できるのかは明確です。予算が300万ならTmall、予算が少額ならvip.comになります。
当社が支援可能なモールはVIP.comへの出店になります。Tmallの出店は「Tmall 出店」で検索してみてください。

自社サイトで販売
中国向けに自社サイトで販売する場合は、自社サイトへの集客メディアとしてはBaidu、プレスリリース、SNS(WeChat、Weibo)の3通りがあり、最も費用対効果の高い媒体はこちらの記事でも書いた通りプレスリリースです。
当社が支援可能な媒体はプレスリリースになります。プレスリリリースは1回あたりの配信費用は約20万円〜、プレスリリース記事の作成は翻訳込みで約15万円です。全てお任せした場合、約35万円〜となります。

欧米向け越境ECの販売方法

モールで販売
欧米系へ海外販売をする場合は、Amazon、eBay、Qoo1oがあり、eBayに関しては単独出品ではなくLive Commerceを介して日本語の管理画面から出品ができます。
当社が支援可能なモールはeBayになります。

自社サイトで販売
自社サイトへの集客はGoogle AdWordsが一般的です。現在、動的検索広告という広告商品がリリースされ、通常のテキスト広告では広告主様がキーワードを指定しますが、動的検索広告では、広告主様のランディング ページのコンテンツに基づいて広告とキーワードが自動生成されます。この広告はECサイトのような広告すべき対象の商品ページが多い場合に適しています。

課題は自社サイトへの集客

自社サイトへの集客についてはGoogle AdWordsの運用を自社でやるか代行してもらうか、代行してもらう場合はGoogle AdWordsパートナーとの相性がポイントになります。

Google AdWordsを戦略的に使えないと集客ができず、半年後にせっかく開店したショップを閉店せざる得ない状況になってしまいます。Google AdWordsについては日々進化しており、運用には高度なAdWords運用知識が不可欠なため、素人の運用は広告費をドブに捨てるギャンブル運用になってしまう可能性があります。

代理店に依頼した場合は広告費+運用管理費=月額請求代金 で運用管理費は月額10万前後もしくは広告費のN%というのが一般的です。

ちなみに、インハウスでGoogle AdWords を考えた場合、Indeed求人サイトでGoogle AdWords 運用担当者の給与を分析すると、年収300万から400万に集中しているようです。社員で雇用するよりは代理店で運用して代理店のチャージが社員価格を超えたあたりから雇うのが一般的でしょう、

 

関連する記事

コンテンツマーケティングにがっちり取り組む6つの企業... コンテンツマーケティングを簡潔に言うと、顧客の求める情報を、適切な形でコンテンツとして提供し、購買などにつながる行動を顧客に促す手法ということになります。とはいえ、「言うは易し、行うは難し」とコンテンツマーケティングに悪戦苦闘している方も多いかもしれません。 そこで、実際にコンテンツマーケティ...
海外ECでもFacebookログインを使用すべき3つの理由... ユーザーにとっては簡単にウェブサービスやECサイトに登録できるFacebookログイン機能。運営側にとっても、数多くの情報が手に入るというメリットがあるのですが、ECサイトではまだまだ実装が進んでいません。(米Facebookマーケティング会社・Betapondの調べではアメリカのECのわずか6%の...
「世界最大のセレクション」を目指すAmazonの最近の動向 〜 Amazon Art、Amazon ... 先日、米Amazonのジェフ・ベゾス氏が個人資産でワシントン・ポスト紙を買収するというニュースが世間を賑わせました。Amazonのスローガンは 「biggest selection in the earth(世界最大のセレクション)」だそうですが、どこまでも勢いが止まらない、最近の日米双方のAmaz...
”やってみる事が大事!”メタモルフォーゼ、オーナー松岡さんにインタビュー... 今回、ライブコマースを利用して頂いているお客様の事例をご紹介するとともに、EC運営者の情報収集の場として、また、経営者の考え方に振れる場として『WITH EC』を立ち上げました。ぜひご活用頂ければと思います。 第一回目は、今では「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんを筆頭とし、日本を代表するファ...
越境ECは増えているのか? 越境ECとは、海外の消費者が国を飛び越えて日本のECサイトで直接商品を購入し、日本の事業者は海外へ配送をするECサイトのこと。 海外向けに日本の商品を販売する海外向けネットショップのことです。 ズバリ、当社がやっているLive Commerceという事業になるのですが、経済産...
中国爆買いをビジネスチャンスに – 簡体字のECサイトがないことによる機会損失とは... 2016年の中国の伝統的なお正月(旧正月)は、2月7日から13日までの7連休になります。日本の1月1日から3日までのお正月と違い、この期間はあまり正月らしいムードはありません。 2016年の中国旧正月も例年以上に、この時期に日本への旅行を計画している中国人は多くいます。 観光客の多くがドラ...
このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。