« ブログのトップページに戻る

社員を本気にさせる!コンテンツマーケティング導入術

   投稿者 : 2014年6月20日 By

今やコンテンツマーケティングは、企業がマーケティング戦略を進める上で必要不可欠なものになりつつあります。今回は、あるマーケティング会社が、自社用にコンテンツマーケティングを導入した際に得た教訓をお伝えします。単なる技術的なコツだけではなく、さまざまな驚き・発見があったようです。成功したことからも失敗したことからも興味深い教訓が盛りだくさんです。

導入プロジェクトとその教訓

導入の際に掲げたプロジェクト内容は、次のとおりです。

・短いQA方式の記事100本
・中程度の長さの記事18本
・長い記事3本
・インタビュー記事3本

以上124本の記事を約3ヶ月の間に書いて、ウェブサイトにアップするという導入プロジェクトを仕事量にすると、社員一人あたり週2本の記事を書くことになりました。まずはうまくいったことから得られた教訓をご紹介します。

1. キックオフミーティングの開催

どのようなプロジェクトにも言えることですが、プロジェクト開始時にキックオフミーティングをきっちり開くことは、プロジェクトを成功させるための重要なポイントです。メンバーの全員参加を義務付けて、「自社においてコンテンツマーケティングを導入する意義」を確認し、導入プロジェクトの概観、スケジュール、各メンバーの役割、利用可能なリソースなどさまざまな情報を共有します。メンバー間で意識を高めることが重要なのです。

2. 過密スケジュールで進める

厳しいスケジュールを課されると、一見やる気をなくしそうですが、実は過密スケジュールで進める方が、内部プロジェクトにおいては逆に効果的なのです。というのも、内部のプロジェクトというのは、往々にして外部のクライアントからの仕事よりも後回しにされがちです。内部プロジェクトであっても成功に向かって真剣に取り組む、という意識付けが大きな推進力になります。また、タイトなスケジュールを課されることで個々が効率的に仕事を進められるようになったり、共通の使命感に追われることから社員同士の連帯感が強まるなど、副次的な効果も生まれます。

3. まずはトピックを大量に用意する

真っ白な原稿用紙を前に固まる、という事態を避けるため、まずは短時間でブレーンストーミングして社員から思いつく限りのトピックを絞り出します。この際に用意するトピックの目標数を設定し、その数が出尽くした時点で専門分野ごとに担当者を割り当て、各自が書き始めます。書いている途中により良いネタを思いつくこともあるので、まずは書き始めてみるという姿勢が重要です。

こうした成功からの教訓がありましたが、中には失敗したこともあり、そこからも例えば、以下のような教訓を得ることができました。

4. 業務の処理手順は明確に!

日常業務では、効率的な業務処理手順が定められていることも多いのですが、初めて取り組む内部プロジェクトの場合、つい業務処理手順を曖昧にしてしまいがちです。業務に使うソフト、保存場所等がざっくりとしたルールで規定されていると様々なトラブルを発生させかねません。内部プロジェクトであっても、明確で洗練された業務処理手順を定めるべきです。

5. 良く知る分野の記事を担当する

社員にこれまで担当したことのないトピックや、これまでの仕事に多少は関連していたとしても、必ずしも熟知しているとは言えない分野についての記事を書かせるのはやめましょう。内容が薄かったり的外れだったりして、結局、書きなおしや大幅な編集のために時間を無駄に使うことになります。社員が記事を書く場合は、良く知る分野についてのみ書く、というのが鉄則です。

6. 覚えておこう!「書いてみると思ったより長くなる」

あるトピックを実際に書いてみると、予想していたよりも2倍以上の長さになってしまった、ということはよくあります。トピックを考える際にはなるべくシンプルに、初めから詰め込みすぎた内容にしないように注意しましょう。

実践から学ぶ!貴重な教訓

以上、得られた教訓をご紹介しました。コンテンツマーケティングに限らず、内部プロジェクトで起こりがちな問題点も多く指摘されており、納得される方も多いでしょう。導入に際しての具体的なイメージもつかみやすいと思いますので、ぜひ参考に活用してみてはいかがでしょうか。

参考:
6 Lessons From an Ambitious Content Marketing Project
Content Marketing Lessons

関連する記事

初心者のためのコンテンツマーケティング講座!Lesson 1... 平成24年(2012年)時点の総務省の通信利用動向調査によると、ネットショッピングを利用する人の割合は20代~40代では、男女とも6割を超えています。また、同年度のネットショッピングの売上も、前年度比16%増の約10兆2,000億円規模と、ものすごいペースで伸びています。 このように、どの企業...
初心者のためのコンテンツマーケティング講座!Lesson 4... コンテンツマーケティング講座も今回で最後になります。この回では、コンテンツの拡散にとても役立つ、Facebook広告をご紹介します。 もちろん広告を打たなくても、顧客の関心を引くコンテンツを作り、その発信に力を入れれば、コンテンツマーケティングは徐々にその効果をあげます。そのためFaceboo...
コンテンツマーケティングの効果測定方法とは?... マーケティング担当者の多くが、効果の測定が重要だと感じているにも関わらず、うまく測定できていると感じている人はその半数に満たない、というほど難しいのがマーケティング効果の測定です。 しかし、昨今のマーケティング技術の進歩により、自分で効果測定ができる方法がさまざま確立されてきています。そこで今...
英語でブログを書いてくれるサービス... 海外向けのECサイト立ち上げ後に課題となるのが、海外からの集客である。 しかし、現在は英語圏向けにブログで情報発信をすることが実はとても簡単にできる様になっている。英語のブログを書いてくれるサービスが存在する為だ。 今日は、英語のブログをあなたに代わって書いてくれる英語ブログ作成サービスを紹介...
コンテンツマーケティングに欠かせない!ブログの効用... 良質なブログをサイトで更新し続ければ、サイトへのトラフィックが徐々に増加し、コンバージョンや売上のアップにつながるという点で、ブログの活用はコンテンツマーケティングの戦略上とても効果的なものです。 今回は、トラフィックが増える要因を詳しく説明し、ブログの有効性を再確認したいと思います。 なぜ...
コンテンツマーケティングに向けて!ペルソナを把握する方法... 新たな年度に入り、コンテンツマーケティング戦略を改善したい経営者の方も多いのではないでしょうか。そこで、そのための有効な手法のひとつとして、購買層のペルソナ(=商品・サービスにとって、最も重要で象徴的なユーザーモデル)を作成してみる、という方法を試してみましょう。 なぜペルソナ把握は大切なのか...

タグ:

このエントリーをはてなブックマークに追加