
以前ご紹介した、手数料のかからないオンライン決済サービスSpikeの国内利用者が、ローンチからわずか7ヵ月で4万人を突破しました。
特にここ最近は、2014年末の数値目標として設定していた3万人を10月に早々達成したのち、わずか1ヵ月で4万人台へと利用者が急伸しており、その人気のほどがうかがえます。
新しく追加されたサービス内容も含め、多くの事業者を魅了している理由を探ります。
利用者が急増している背景には、当初想定していた中小の事業者、個人事業主からの引き合いに加え、大企業からのオファーが増えているという事実があります。どのような点が大企業にとっても魅力的なのでしょうか。
Spikeの圧倒的な人気の秘密は、なんといっても決済手数料が原則無料であることにあります。
Spikeの決済手数料は、フリープランでは月間決済額100万円まで無料、ビジネスプレミアムでは月額利用料が3,000円ですが、月間決済額1,000万円まで無料で、超過分は2.5%+30円となっています。
つまり1,000万円未満の取引はすべて無料という大胆さです。
「パレートの法則(ビジネスでの売り上げの8割は全顧客の2割が生み出している、といった経済活動における8:2の法則)を前提に、取引額の多いハイエンド企業からの収入で成り立ち、中小や個人事業主の方からはできるだけお金をいただかないサービスにしたかった」とMetaps代表の佐藤航陽氏は語っています。
それが結果的には、取引額の小さい事業主からだけでなく、ハイエンドの企業からも決済手数料の大幅な削減につながったと喜びの声が上がっていると言います。
決済手数料が劇的に安いという魅力に加え、EC-CUBEやMagentoといったECプラットフォームに対応した決済プラグインの提供を開始したことも、利用者が増加した理由に挙げられます。
元々、決済リンクをEコマースサイトに設置しわずか1分でオンライン決済が導入できるという簡易さはありましたが、普及率の高いECプラットフォームに対応したサービスを追加し、すでにそれらを利用する中規模、大規模のEコマース事業者を惹きつけることが可能となったのです。
Metaps Pte. Ltd.(所在地:シンガポール)がSpikeのサービスを開始したのは今年4月のことです。そこからわずか7ヵ月で、プロモーションをほとんど行わずして大躍進を続けています。
Metapsは、アプリの収益性を最適化するサービスの提供を本業としており、アメリカ、中国、イギリスなど海外に7つの支店を持ち、収益の6割を海外で上げている国際的な企業です。Spikeについてもすでに英訳版のページが完成しており、佐藤氏は国際展開を明言しています。
国内的には、オンライン決済サービス大手GMOペイメントゲートウェイ(平成7年設立)の顧客数が約5万社であり、Spikeがその顧客数を抜く日もそう遠くない状況にあります。
Spikeのサービスは今後どこまで普及し、成長を続けるのでしょうか? 果たして、オンライン決済で主流となっていくのか、これからも注目のサービスです。
Japan’s Spike registers 40,000 merchants in seven months, closes in on epayment leader
手数料無料の決済サービス「SPIKE(スパイク)」 開始から7ヶ月で登録事業者数が4万件を突破 スモールビジネスから中規模事業者にも利用が拡大