色がもつイメージ:炎、太陽の色=オレンジ効果

イメージ画像

色が何らかのサインを送りだしていることは誰もがよく知っている。誰がどんな色を選ぼうと、共通しているのは人はその色に対して反応するということだ。私たちは色に条件反射し、気づくこともない。
色に対する反応は直観的な反応とも言われ、個々の色は人の本能的な反応と密接に関係し、その反応は生理的、感情的、環境、文化的な意味合いと密接に関係している。
今回は前回の“赤”につづき、陽気で明るい、親しみの“オレンジ色”についてその色の効果について整理してみた。

1.オレンジ色にはどんなイメージがあるのか?

オレンジ色は赤色と黄色の中間色であり暖色系である。太陽や炎をイメージさせ、温かさ、熱、活力などをイメージさせる。
Live Commerceのロゴマークの色、サイトのキーカラーとして使われているオレンジは、人目を引き、陽気で積極的、活気、元気があるなど、ポジティブなイメージ色として用いられることが多い色である。
また、オレンジ色は店舗カラーによく使われる色である。元気、親しみといったイメージとしてメッセージされ、有名なところでは、牛丼の吉野家やミスタードーナッツ等がある。
オレンジ色は濃度を下げると夕陽を連想させ、安らぎ、癒しなどの心地よい落ち着いたイメージになり、逆に濃度を上げると新鮮さや健康感をアピールできる。

オレンジチャート

オランダのイメージカラーでもあるオレンジは、フルーツのオレンジからきたものではなく、かつてのオランダの王室「オランイェ公」にちなんでオレンジ色がイメージカラーとなったようである。
オレンジ色は創造性を感じさせる色でもある。注目を集めたいとき、型破りなセンスなどのアピールに使う色であり、エキゾチックなイメージも持っている。
ただそれらは使いすぎに注意が必要で、少量、小面積に使うほどほ効果が高い色である。彩度の高いオレンジは逆に不快で神経に障る、疲れる色となるので注意が必要だ。

 

2.オレンジが使われるサイト

オレンジ色は、活力、前向きなポジティブなイメージがあるため、若い社員が多い企業サイトのカラーとして良く使われる。自社が新進気鋭の企業である、または、パワフルでアグレッシブ、活気がある企業でることをメッセージしたいときにもちいるのが良い。
また、暖色系でもあるオレンジ色は健康的なイメージであり食欲を増す色でもある。飲食系のサイトや癒し系のヒーリングサロンや整体、整骨院などのサイトでもよく使用されている。

ミスタードーナッツ
ミスタードーナッツ

hooters
HOOTERS JAPAN

ファーストキッチン
First Kitchen

ヘアサロンtetote
ヘアサロン TE TO TE

 

3.オレンジ色は離脱性を抑え、コンバージョン率を高める色

下にamazon、楽天、Yahoo!ショッピングのCTAボタンを並べてみた。日本のECサイトで代表的なこの3社のカートボタンデザインで採用されている色は、オレンジ色である。
オレンジ色は赤ほど強くなく、かといって目だない色でもない。安定感もあり、ボタンの色として最適なのだろう。コンバージョン率など調べてみても、オレンジはグリーンの次にクリック率が高い色という報告がある。
オレンジ色は衝動買いをもたらす色とも言われ、この商品を買いたいけど、どうしよう?と、迷っている人の背中を押すための、後押しをする色がオレンジであり、ECサイトでは多くの場合、CTAボタンに使われることが多い色である。

orange_btn

まとめ

森緑の中で蛍光色のオレンジは人目を引く。このことから、大きな面積ではなく、少しの面積にオレンジを使用することで効果が増す色である。
オレンジ色は明るく陽気で、活気に満ちた、親しみやすいイメージを表すことができる色である。
オレンジ色はみかん色である。みかんくらい日本人によく食べらる果物はない。それでだけ飽きない味、飽きない色なのである。

"色”はデザインで記憶に最も残り易いという説がある。さまざまな色の特徴をしっかり理解し、色を味方につけて、売上に寄与する越境ECサイト構築しよう。

関連する記事

今、アメリカでトレンドのサブスクリプションボックスとは?... アメリカでは近年、「サブスクリプションビジネス」と呼ばれる定期購入型ビジネスに参入する事業者が増えている。 ギャップなどアパレル系企業やポルシェなど自動車メーカーなど自社の車両を定期レンタルできるサービスを開始したり、新しいビジネスモデルに注目が集まっている。 「サブスクリプションビジネ...
日本で買った商品の6割以上が帰国後、再購入されている... 今週10月1日から8日まで、中国の国慶節(日本の建国記念日)、祝日による大型連休があり、日本へ多くの中国人観光客が訪れ、その動向はメディアなどでも紹介されている。 中国人観光客は2015年のような爆買いは見られないものの、多くの中国人が日本各地を観光し、お土産を買い、祝日を満喫しているよう...
活況する中国越境ECの今 先週、中国のECサイトが一斉にセールを行う11月11日「独身の日」は中国のショッピングサイトでは最大の商戦日だった。 中国最大手のアリババグループはこの11月11日、1日だけで、昨年は約2兆500億円の取引額(売り上げ)をあげている。今年はどのくらいの取引額があったのだろう? また、中国の...
Live Commerce で作る予約販売商品の設定 Live Commerce には正確には予約販売機能というものはありませんが、予約販売は運用でカバーできるため、予約販売を行いたい方はやってみましょう。 予約販売を行うには、クレジットカード決済としてペイジェントとの契約が不可欠になります。(予約販売を代引きで行う場合は必要ありません) ペイジェ...
色の力:大胆に迫ってくる赤色効果 色が何らかのサインを送りだしていることは誰もがよく知っている。誰がどんな色を選ぼうと、共通しているのはその色に対して人は反応するということだ。 私たちは色に条件反射し、気づくこともない。直観的な反応とも言われ、色とその時の自分の感情を関連づけさえしない。 けれども、個々の色は人の本能的な...
経済産業省が発表! 2015年のEC市場調査結果... 経済産業省は6月14日、 「平成27年度我が国情報経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備」 (電子商取引に関する市場調査)の結果を発表した。内容は日本の電子商取引市場の実態、日米中3か国間の越境電子商取引の市場動向についての調査結果である。 今回はこの結果を元に国内のEC市場や越境EC市...
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ