ECサイトに有効なレコメンド機能まとめ

イメージ画像

ECサイトで商品を購入する時、「これもどうですか」と関連商品などを表示する機能をご存じだろう。今やECサイトの85%のサイトに搭載されているのがレコメンド機能だ。
レコメンドとは商品に対して別の「お勧めの商品の紹介」をいう。
リアルのお店では店員はお客様の要望を聞き、店頭の商品からお客様にあった商品を提案できる。ECサイトの場合はこれをレコメンドエンジンを搭載することによって可能となるのである。リアルのお店のようにはいかないが、カート機能のひとつとしてのレコメンドエンジン、つまり、「関連商品の紹介」「ランキング紹介」「一緒に購入されている商品紹介」などの機能がそれにあたる。
最近では珍しくはなくなったレコメンド機能だが、今回はこのレコメンド機能について整理してみた。

 

1.レコメンド機能の主な種類5つ

 

1-1.ECサイトでポピュラーなレコメンド機能は何?

レコメンドエンジンで一般的なものはアマゾンでおなじみの「この商品を買った人はこんな商品を買っています」というものだ。
これは協調フィルタリングと呼ばれ、ユーザーの行動履歴からユーザー同士の類似値を自動計算し、おススメ商品を表示する機能である。
これはコンテンツではなく、ユーザーの行動履歴のみを分析し商品を紹介されているため、ユーザーは関連商品ではない、思いがけない商品に出会う可能性があり、偶然良い商品に出会うことも少なくない。

アマゾン画像

amazonのレコメンド:
「あわせて買いたい、よく一緒購入されている商品」、「商品と一緒に購入されいる商品」、「この商品を見たお客様はこれも見ています」が代表的なレコメンドだ。

 

1-2.おススメ関連商品の紹介するレコメンド

関連商品の紹介はコンテンツをベースにしたもので、スペック、色や値段、テキストといったものの類似性を自動計算し、閲覧した商品の類似商品をレコメンドするものである。類似値が固定される欠点もあるが、閲覧商品が古いバージョンのものだったりする場合、新しいバージョンで価格が安いものを発見できたりするメリットがある。

 

1-3.閲覧ランキングや購入ランキング

トップページやカテゴリページ毎にある、多くの閲覧数や多くの数の購入されいる商品ランキング表示もレコメンド機能だ。これはWEBサイトのアクセス数データをもとに作成され、ランキング表示することでユーザーのサイト全体の回遊率や、滞在時間が長くなり、コンバージョン率もわずかだがアップする可能性がある。

 

1-4.リマインド/閲覧履歴

「最近チェックした商品」といった閲覧履歴(あしあと機能)もレコメンド機能である。閲覧履歴の表示はユーザーの買い忘れを防止するとても便利な機能である。
また、カート投入履歴、以前購入したものの履歴なども、Cookieから過去の履歴を基に「最近購入した商品」として表示できる。

 

1-5.クロスセルにつながるレコメンド機能

ECサイトのレコメンドは直接的にはクロスセルに繋がり、顧客単価UPを可能する。クロスセルとはアマゾンで有名な「よく一緒に購入されいる商品」の表示だ。
関連商品を一緒にセットで買ってもらう機能だが、客単価が向上し、ユーザーの潜在的ニーズを呼び起こすことができる。

 

2.レコメンド機能のメリット

 

主なレコメンド機能について説明したが、レコメンド機能とはユーザーの望む商品をピンポイントで表示する機能で、「個人の嗜好」や「売れ筋」の両面からおススメ商品を提示する機能であるといえる。
ECサイトにレコメンド機能を装備するとどのような効果があるのだろか?具体的なメリットについてまとめた。

 

2-1.サイト訪問者、閲覧数の向上

関連商品の表示などはユーザーはサイト内の他の商品を見比べて商品を購入できる。
さまざまな関連商品を提示することでユーザーの嗜好に合った商品を提案でき、関連商品をユーザーが気に入ればいるほど、サイトの信頼度がアップし、また来たいと思われるECサイトとなる。

 

2-2.客単価の向上

 

アマゾンにある「よく一緒に購入されている商品」の提案は関連商品を一緒に買ってもらうことで、客単価が向上につながっている。ユーザーに”ついでに買いませんか”という、衝動買いを促し、購買額の向上を期待できる。

 

2-3.ユーザーに良い買い物体験を提供できる

さまざまなユーザーの行動パターンに照らしユーザーの知らない商品を提案する「この商品を買った人はこんな商品も買っています」は思いがけない商品の発見でもある。
新しい商品の発見はユーザーは”良いサービス”として信頼度がアップする。

 

2-4.サービス・品質の統一

過去のユーザー履歴データの蓄積、ビックデータの活用したレコメンドエンジンであれば、より理想に近いユーザーの嗜好に合わせたおススメ商品を提案でき、質の高いサービスを提供できる。
リアルのお店では瞬時にできない接客も、ECサイトでは安定したサービスとして提供可能となる。

 

まとめ

レコメンド機能には今回取り上げたほかにも、まだたくさんの種類はあるが、今回はレコメンド機能と呼ばれる主なものと、そのメリットについてまとめた。
Live Commerceのレコメンド機能は、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と関連商品を抽出し表示するレコメンド。さらに、商品プラスαのセットで購入を提案するレコメンド機能だ。これらはオプション機能ではなく、標準機能としてセットされいる。
レコメンドの目的は「お客様が喜ぶ商品をオススメする」おススメ機能である。おススメ商品でいいものを見つけたお客様はサイトのファンとなり、信頼が生まれ、リピート客として定着してゆく。
ECサイトのなかでのレコメンド機能を見直してみてはどうだろう。

関連する記事

デジタルスタジオの海外マーケティング インフルエンサー・KOL・アフィリエイト代行サービス... 本日のブログは当社の海外マーケティングのメイン施策 「インフルエンサー・KOL・アフィリエイト代行サービス」についてご紹介いたします。 このブログは越境ECのマーケティングについて役に立つ最新情報やノウハウを紹介した、越境EC専門のマーケティングブログです。 当社の海外マーケティン...
越境EC 日本郵便、日通の新たなサービス... 重い荷物や海外、離島など離れた遠く地域にも荷物を届けてくれる運送・宅配便などは今や、生活に定着し企業や店舗、そして暮らしにはなくてはならない分野の1つである。 近年は、Amazon、楽天といった、ネットショッピングやネット通販が普及したことで、配送業のニーズは高まり、需要は大幅に伸びている...
今年のブラックフライデーはどうだった?... 先月11月25日、アメリカ、ヨーロッパ、中国などで盛り上がりをみせたのが、「ブラックフライデー」という大々的なセールだ。日本でも様々なショップでブラックフライデーセールが実施されていた。実店舗やネットショップでは大いに売り上げを伸ばしたことだろう。まだまだ、日本には根づいてはいない、「ブラックフ...
進む!! 中国の電子決済サービス 中国のEC市場と電子決済市場規模は、驚くべき拡大を遂げている。2016年、インターネット人口は7億人を突破し、スマホでネット接続する割合は92.5%、電子決済を利用する人は4億5000万人に達しているとしている。 中国の電子決済市場規模を見ると、2016年では37兆1000億元(約606兆...
越境ECではどんなモノが売れるのか? 日本の国内EC市場は成熟期といわれるなか、越境ECつまり、海外向け商品販売はまだ、黎明期と言われている市場である。少子高齢化により縮小しつつある日本の消費市場から、販路を海外に向け、越境ECに取り組む企業が増えている。日本にいながら、リスクを最小にし、商品を海外にネット販売するのが越境ECである...
海外販売に関する補助金・助成金情報(2017.August)... 補助金・助成金とは国や地方自治体が資金支援する返済不要のお金である。 補助金と助成金の違いは、補助金には予算があり、要件があっても受給できない可能性があり、助成金は要件が合致すれば受給できる。 補助金・助成金の注意点は、銀行などの融資と違い、申請が認可されるとすぐにキャッシュが振り込まれ...

コメント / トラックバック1件

  1. […] 前回、「ECサイトに有効なレコメンド機能まとめ」で紹介した、ECサイトのレコメンド機能とは、ある商品の購入を検討しているお客様に、「こんなお薦め商品もありますよ」と関連する商品などを提案し、購入してもらうための販売戦略である。 /基本的には購入率を上げるための施策であるが、購入率は上がるが、平均単価がさがってしまったなどのケースがある。そのような時に活用したいのが、クロスセルとアップセルという販売戦略である。 今回は、この販売戦略のうちのクロスセル、アップセル、ダウンセル、さらにレコメンド機能とは対極にあるディスカバリー機能について解説する。 […]

コメントをどうぞ