
「ビジュアル検索」とは、商品の画像を利用して、求めている商品そのものや、欲しいイメージに似た商品を探す手法である。
Eコマースでは、アパレル関連企業に限らず多くの業界から注目されている。PC向けのウェブサイトに導入されているだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイルでは、内蔵カメラで撮った画像をもとに検索できるアプリが続々と登場している。
そこで今回は、実例を紹介しながらビジュアル検索の魅力を紹介する。
ビジュアル検索における最大のメリットは、キーワード検索よりも簡単に、そして素早く商品を探すことができる点にある。
キーワード検索で商品を探す場合、ユーザーが入力したキーワードと、商品掲載サイトのキーワードが合致しなければ、求める商品にたどり着きない。満足のいく検索結果が表示されなければ、何度も検索しなおさなければならない。
ところが、ビジュアル検索であれば、商品の色や形、サイズ、ブランドロゴなどにもとづいて画像を検索するため、キーワードよりも合致する確率が上がる。
ウェブサイトやiPhone、Androidアプリで提供している、さまざまなアパレル商品の検索が可能なSNAP ITというサービスがある。
色、アイテム名、ブランド、価格帯を指定して商品を検索できるだけでなく、気になるアイテムの画像をアップロードするか画像のリンクアドレスを入力することで、類似するものを探しだしてくれる。
このSNAP ITというサービスを利用すれば、雑誌を見ていて気になったアイテムをスマートフォンで撮影し、その場で検索するということも可能なのである。


SNAP IT
雑誌やネットで見かけた商品を購入したいときに便利なのが、モバイルのカメラで撮影した画像によって商品を検索するタイプのモバイルアプリ。
撮影した商品と全く同じものや類似性の高いものを簡単に探すことができる。
カメラで撮った写真をウェブ検索してくれるアプリCamFindを使うと、その場で商品に関する詳しい情報を得ることができる。
買い物途中で気になった商品を検索してネットでの販売価格と比較したり、買い物以外でも旅先で気になった建造物の情報を調べたりすることができる。

CamFind
アメリカのディスカウント百貨店チェーンのTargetは、チラシやカタログなどの紙媒体を写真に撮ってTargetの商品を購入できるアプリIn a Snapを昨年夏に導入した。
バーコードをスキャンする、商品を検索するといった手間が不要で、紙媒体を写真に撮るだけで、気になるアイテムの詳細を調べ購入できる斬新なツールである。

In a Snap
より身近になったビジュアル検索
Googleが、ビジュアル検索を実施していたLike.comを買収したのは2010年のことだが、近年スマートフォンが急速に普及したことにより、モバイルアプリを用いたビジュアル検索が手軽なツールとして注目されてきている。
ビジュアル検索はこれからもEコマースで存在感を増していくのか、今後も引き続きチェックしておいたほうがよさそうである。
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