SEO対策をやろうか迷った時、どうすれば?

先日、SEOに関するお問い合わせを受けました。
内容としては、Live Commerceで構築したECサイトに対するSEO対策です。

かなり漠然とした問い合わせだったのですが、コンテンツマーケティングの専門書を数冊読んでいただければわかるのですが、特定のキーワードで検索上位にあげるというのはほとんど意味を持たないと感じています。Googleがそうした特定のキーワードで検索エンジン対策をしているウェブサイトを単一的に評価しないアルゴルズムに達していると感じます。これは持論ですので、SEOに興味のある方は本日のブログを読んでいただければと思います。

実際、当社はSEO対策なんてものは意識的にほとんどしなくなりました。しかしブログによる自然検索経由の流入とPPC広告だけで毎月200件近くの新規リードを獲得しています。これが特定の月だけではなく、毎月平均的に成果をだし続けているので、ウェブマーケティング戦略と戦術実務の細かいノウハウはそれなりにあると自負しています。ちなみに、Live CommerceのSEO対策としてはかなり細かい点で内部SEO施術は行われていますので、ここでは内部ソースのアルゴリズムを最適化する議論はしません。

 

ウェブマーケティングの会社なのに、まともにリードカスタマーをウェブから開拓できない会社は多い

ウェブマーケティングの専門会社です、、、と言っておきながら、よくよく話を聞いてみると未だに営業マンがテレアポしていたり、最悪はウェブマーケティングによってリードカスタマーを1日1件も取れない会社は存在しています。(SEO会社がテレアポしてくるなどはその典型例)

当社は営業マンはゼロ、あえて言うなら代表の私ぐらい。でも、新規のお客様は自ら当社を探してくれる。消費者の方がむしろ情報を持ってる時代なので、企業としては、その情報以上の有益なコンテンツを提供し続けなければ、消費者から選んでもらえないわけです。

この変化を受け入れている会社は、営業やテレアポ以上に、どうやったらそうした消費者が振り向いてくれるか、どんなコンテンツを生み出せばいいのか、それをどんな方法で伝えるべきなのか、、必死で考えていると思います。(私もその1人です)

SEO対策をしたいということは、その担当者は想定されるキーワードで検索されればビジネスにつながると考えているわけです。

 

SEOをしてもビジネスになるかどうかなんてやってみないとわからない

しかし、そのキーワードで検索されても本当にビジネスになるかどうかはわかりません。
まず、キーワードとビジネスの相関関係が本当にあるのかどうか、そこを徹底的に考えないといけません。

そのキーワードが単一的なキャンペーンなのか、または事業全体のビックキーワードなのか、どちらにしろキーワードとビジネスの関係性の強さを仮説でもいいのでじっくり考えることから始まると思います。

そこで、質問ですが、 もしそのあなたがその事業担当者の場合、SEOをしたいキーワードでビジネスにつながると思うなら、どんな順番で何をしますか?

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私の答えとしては、いきなりSEO対策なんてものはやりません。
GoogleでPPC広告で十分でしょう。まずお金を払って実際にそのキーワードでビジネスになるのかどうかをお金で判断するという決断です。
SEO対策は1日、2日ですぐに成果がでるものではないので、まずは自分の考えが本当に正しいのかどうかをお金で判断するということです。

 

いきなりSEOをするのはナンセンス

おそらく、この判断がセンスの分かれ目で、「うまくいくかどうかわからないからお金をかけないでやる」という人と、私のようにいきなりお金をかけて、しかも1週間でそれなりの費用を突っ込んで、、、、という全く異なる選択になると思います。

お金をかけないでやるとなると、成果が出るまでにものすごい時間を要するので、短期間でビジネスが生み出すキャッシュよりも、コンテンツの価値の方が高いと考えているタイプの人なのかもしれません。私は逆でいいアイディアならまずは少額でもいいのですぐに実行に移すタイプです。そこである程度得られたデータから次の戦略を考えてます。どちらかというと、お金で解決できるものは積極的に使って時間短縮を図り、、という感じです。

で、お金をかけないでやるか、お金をかけてやるかはの議論ですが、どちらがいいかどうかではなく、洋服のファッションと同じで、目的に応じてどの服を着るかという、その人のビジネスセンスの問題だと思います。

私なら新事業にしろ既存事業にしろ、特定のキーワードの検索回数が多く、なんとなくビジネスに繋がりそうな予感がしたら、まずは1週間で10万円ぐらいでいいと思いますが、リードカスタマー数とコンバージョン数をとります。そこでかけた広告に対する顧客獲得単価が利益率の範囲をカバーできなさそう、つまり広告費が利益率を大幅に圧迫しそうであれば、自然検索によるリードカスタマーの獲得に本腰を入れる、、という感じです。

 

解析スキルがなければウェブマーケティングは完成しない

SEOやコンテンツ・マーケティングをするというということは、Google Analyticsから自然検索経由のコンバージョン数を計測できるスキルが必要です。下の画像は当社のものなのですが、自然検索でどのURLでどのくらいの訪問者数がいて、コンバージョン率とかも全てチェックしています。これを1週間単位で当社はPDCAを回すのですが、ここまで出来て初めてウェブマーケティングは高いCV数を獲得できるものです。

 

まとめ

まずは、1週間でも3日だけでもいいので、ビジネスアイディアを思いついたのならPPCで利益が確保できるCPAに落としこむところからでしょう。
PPCで確実に成果がでているものはコンテンツ・マーケティングに持って行き、単一的なSEO対策をするよりも、中長期戦略として事業全体を周辺キーワードで検索されるようにもっていくべきです。PPCも平行線で行うことがポイントで、PPCでの単一的な成果はコンテンツ・マーケティングへのフィードバックとしてキーワードなどの動向を把握できるため、コンテンツ生成のキーワード作成に役立つからです。

例えば、ブラウザシェア率というキーワードは当社の事業には直接関係ありませんが、ブラウザシェアを調べる人というのはITのシステムベンダとか、開発系の人たちか、新規事業を考えている人とかです。一見関係なさそうに思えますが、実はブラウザシェアを調べる人というのは、海外展開なども事業の片隅にあって当社のLive Commerceがこのキーワードによってたちポイントになる、彼らのお気にい入りに入れてくれる、、、これもありえるのです。

ブラウザシェアというのは実はビックキーワードで、コンテンツ・マーケティングがかっちりハマると、こうした自社の事業とは全く関係ないキーワードからCVを稼ぎだすことができることも事実です。米国ではBlog Muttなどコンテンツ・マーケティングを低価格で提供するASPですが、今後はコンテンツを作るというレベルからより質の高いコンテンツを生み出すライターは、オンラインビジネスがタッチポイントとなる現代では評価される人材になると思います。

自然検索からビジネスにレバレッジをかけていく、、この流れを参考にしてみてください。

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