スマホ上では努力の無い商売が標準化しています。これは日本で言うメルカリのようなビジネスが習慣化することです。
メリカリとは、スマホ上でフリマで必要な写真投稿から説明文、ユーザーとのコミュニケーションまでを全部完結できてしまうアプリのことです。売り手は販売する努力というよりも楽しんで売っている感覚の方が強く、それを努力のない商売と例えました。今日はlpmp努力のない商売、Zero Effort Commerceについて最新情報をアメリカから紹介します。
現在、ネット上の売買に求められているものは“利便性”です。買い手は、必ず使いやすい便利な方法を選ぶと言ってもいい程でしょう。しかし、eBayは売り手の利便性も考えています。今や、現代人に必須となったスマートフォンで利用可能な機能の開発もされています。最新のバレー ・アプリ(Valet App)は、スマートフォン上でネットショッピングが簡潔できるアプリの1つです。
eBayによると、“Zero Effort Commerce(ZEC,ゼロエフォート商売)は、企業における重要な目的”とありますが、一体どういうものでしょうか。
Zero Effort Commerceを直訳すると、“努力の無い商売”となります。サイト内の販売アシスタントを通して、売る側も買う側も効率よく、より簡単に売買をすることがZECです。サイトに個人の好みや購入記録を残し、買い手の興味を持っていそうな商品をトップで大きく表示する機能は、ZECの例の一つです。もちろん、eBayは売り手にとってのZECも強調しています。今月発表されたばかりの最新バレー ・アプリは、eBayが目指す企業戦略の象徴とも言えます。
eBayのモバイルデバイスの活況は、近年における企業成功の本質とも言われており、最新リリースされたバレー・アプリも、その方針をあらわした1つといえるでしょう。
このアプリは、まだeBay販売経験のない方や、たまにしかeBayで物を売らない方向けで、モバイルデバイスで写真を撮ることと同じぐらい、販売肯定を簡単にします。利用者が売りたい物の写真を撮影し、バレー・アプリにアップロードすると、eBayの従業員が価格設定をしたり、サイト上での販売活動を代行してくれるのです。配送までを管理してもらえて、更に、売り手に商品を入れる新しいダンボールが送られてくるほど、徹底的にZECを追求しているアプリです。最終的に、商品価格の70%が売り手のPayPal口座に入金されます。実質手数料30%とられたとしても、手のひらがビジネスの源流になってしまっている。手のひらにまでITビジネスが迫っていることをあらわしている。
自分で価格を決めたり、商品説明を書いたり、買い手の問いに回答する自信や時間がない方に、このValet Appはおすすめです。eBayを使ってみたいけれど、どう始めればいいか分からないと思っていた人には、今が始め時でしょう。そして、eBayがZECを追求し続けるのなら、他の似たようなアプリなどがこれからも発表されると期待していいでしょう。
日本では現在フリマアプリとして、スマホだけで売買が完結するメルカリがこのサービスの代表格としてスタートしましたね。
参考:
http://techcrunch.com/2014/04/06/ebay-is-betting-on-bringing-commerce-to-wearables-and-other-connected-devices/
http://blog.ebay.com/ebay-valet-app-fastest-frictionless-way-sell-ebay-history/
タグ: eBay, Zero Effort Commerce