あなたはたぶん知らないGoogle Adwords 3つの重要事項


海外向けネットショップの集客には切っても切れない関係なのがGoogle Adwordsです。
今日は、Google Adwordsについてよくある質問にお答えしたいと思います。

初心者向けに説明すると、Google AdwordsとはGoogle検索入力時にトップもしくはサイドに表示される広告のことです。起業家達は常に自社サイトがあらゆる検索においてトップ表示されるよう願っていますが、Adwordsを開始するにあたり知っておくべき事がいくつかあります。

ですから、よく聞かれる質問のうち3つに一挙に答えることにしました。
皆さんがお持ちの質問全てに答えられるわけではありませんが、良いスタートとなるはずです!

1. キーワードには3種類ある

 

オンラインの世界には、マーケティング担当者が念頭に入れておくべき、消費者がオンライン検索で使うキーワードが3種類あります。まず、消費者は調査し、商品を比較し、購入意図をもって検索します。例えば、以下は私が新しいブルートゥースのワイヤレスヘッドセットを購入した時に辿った手順そのものです。

調査段階:ある人が調査段階にある時、その人は何が欲しいかわかっておらず、一般的又は単純な用語でしか検索しません。私は「ヘッドセット」で検索を始めました。このプロセスを通じて、様々な種類のヘッドセットがあることがわかりました。ワイヤレス、ノンワイヤレス、マイクロフォン、マイクロフォン無し、等。どのブランドが欲しいかわかっていません。

比較段階 : これらの一般用語での検索結果を熟読するにつれて、より物事が具体化してきました。私はレビューを読むだけでなく、2つの商品をお互い競わせています。比較ステージにいれば、多分以下のような用語を使うでしょう。

Beats Bose 比較
Beats by Dre レビュー
Beats 価格
Beats 代わり

お金の無駄だと思うので、個人的にはGoogle Adwordsにこの種のフレーズを購入するのをおすすめしません。この種のフレーズを使う人々は、答えの検索と将来的な購入についての調査に留まります。このようなフレーズを入札しようとするなら、1週間試して利益が上がるかどうか確かめてみてください。

購入段階  :   多くの場合、消費者は検索時にキーボードの横にクレジットカードを用意しています。したがって彼らが検索する正しいキーワードを思いつく必要があるのです。殆どの人は何が欲しいか正確にわかっていても、どこで見つけられるかわかっていないだけです。だから、検索するのです。この人達は特定のキーワードを使うでしょう。彼らが以下のフレーズを使う時、あなたが「購入者のキーワード」を手にしていることは一目瞭然です。


サイズ
型式
モデル
ブランド名

例えば、ヘッドセットのレビューを読むうちに、私はついに自分の欲しいものが見つかりました。 Planatronics製でthe Audio 995と言うものです。購入する気で、Google検索に「Planatronics Audio 995」というフレーズを入力しました。

これが購入者のキーワードです。これらが商品に関する特定の事項について、人々が使うキーワードフレーズなのです。これらのキーワードを知っているなら、大抵はそれが売上げにつながるのだから、入札すべきです。

2. 動的キーワード挿入機能を活用する事

動的キーワード挿入機能を使えば、時間を節約できます。広告をたくさん書くことなしに、広告内に{keyword}を入れる事でプロセスを短縮できます。多数の様々な場所で使えます。

ヘッドライン
説明文
表示されるURL
リンク先URL

仮に1000個のキーワードがあったとしても、異なる広告を1000本書きたいと思わないでしょう。{keyword}を加えるだけで、望んだキーワードが表示されます。多くの場合、検索者がGoogleでの検索時に使うキーワードやキーワードフレーズです。

広告に収まらないキーワードがあれば、既定の言葉を設定できます。既定の言葉がバナナなら、以下にします。{keyword:バナナ} コロンとバナナの間に空白がないようにします。

3. 広告の位置はCTRに影響しない

これを言えば多くの批判を浴びることになると思うので、注意深く読んで頂ければと思います。Googleの1ページ目の広告の位置範囲は1から11です。クリック率 (CTR) は広告の位置に影響されません。品質スコアに影響しないことにもご注意ください。クリック率はユーザーが検索したキーワードと、広告に含まれるキーワードの一致率です。

生命保険 検索結果

これは”生命保険”と検索した時の検索結果画面ですが、生命保険を含むタイトルがつけられた広告は太字になっていますユーザーが検索したキーワードと広告の一致率が高いほどクリック率が上がるといわれています。広告位置を上げる為に入札額を上げる事はあまり意味がありません。

 

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こうしたGoogle Adwordsのテクニックを使用したGoogle Adwords広告管理について詳しく聞きたい場合は、こちら。

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