花見も終わり、春本番ですね。
気温の上昇と比例して私たちの活動も活発になる中、Live Commerceを使うユーザーには絶対に外せない広告技術がGoogleから発表されました。
動的検索広告、2016年10月頃に発表され2017年4月現在では日本語で全ての機能が利用できるようになっています。
今までの常識だと、マーケティング担当者が自らの経験と勘に頼って最初は候補キーワードを探して、それに基づいて広告を作っていたわけです。そこからが緻密な作業の繰り返しによって改善・改善・・・となり、やっと成約になるキーワードを2−3ぐらいに絞り込んで、費用対効果が最大になるよるうに調整していた、、ここまで成果を出すのに早くて2−3ヶ月程度、場合によってはWEBサイトの改善も必要になるのでもっとかかるわけです。
これが現在当社も行っているGoogle AdWordsの一般的な運用です。ですので、キーワード広告と言うのはGoogle AdWordsを担当する「人」もしくは運用する「業者」の経験値がかなり影響してきます。
一方で、動的検索広告という新しい広告は、広告掲載のタイミングを決めるのは、ユーザーがあなたのウェブサイトに関連したキーワードを検索した時に、リアルタイムに広告がGoogleによって作成されるので、キーワードを創造したり、広告文をキーワード単位で作る必要がないので、ある意味でど素人が運用しても、プロと同じ結果が出てしまいます。これがすごいと言うことです。
上記の結果は4月16日から20日までの4日間、対象はDisocvery Japan Mallの商品で試したのですが、4日で使ったお金はたったの172円で2件のコンバージョンを得られました。コンバージョンが得られた国はUKですので、越境ECの運用にもバッチリと言えるでしょう。
作成した広告は汎用性を持たせるため、まったく訴求力のな文言です。にもかかわらず、結果はキーワード広告よりもショッピング広告よりも優れた結果がでました。
広告の対象となるウェブページは、最低限Google クローラーがインデックスしたページが対象になるので、本格的な運用にはウェブマスターツールでどのページをクロールさせるか、またGoogle AdWords側では広告の対象とするウェブページのルールが必要になるので、この辺りは経験とIT技術が関わってきますが、それでも広告を作るというクリエイティブなスキルは必要ないですし、キーワードキャンペーンのように1つ1つキーワードを追加していく手間もほとんどかからないので、実行は簡単であることには違いありません。
これは、本当に使える広告ですね。まとめると、
と言うことですので、越境ECでも国内ECでも楽天をやめて今後は自社で勝負!という方はGoogle Shoping と合わせてご相談ください。
タグ: Google AdWords