新しい”eBay”の売り手 評価基準とは?

皆さん、ご存知でしょうか?今月の20日から、eBayの“Seller Standards”という売り手を評価する基準が更新されたという事を。eBayによれば、サイトの信頼性を更に高めるための更新とのことですが・・・、売り手にとってかなり厳しいという声もあるようです。この新たなスタンダードに関して様々な意見がウェブ上で交換されているものの、eBayが売り手のパフォーマンスレベルを上昇させようとしていることには間違いありません。Top Rated Sellerになれる基準も変わりましたので、新しい基準を意識しながら企業することで、望まれるタイトルに近づけるでしょう。

sell_standerd

Defectとは?

今まで利用されていた4つのSeller Ratingの代わりに、新しいDefect Rate(欠点率)というものが登場しました。これはどういうものか、詳細に見ていきましょう。

Defect Rateというのは、売買に関する低評価が含まれた率のことです。買い手側から特定の条件に評されることで、“欠点”になってしまいます。その評価条件というのが、以下の通り。
-商品説明の適切さに対する低評価
-配達時間に対する低評価
-ネガティブ、或いはニュートラル反応
-商品説明の不適切による返却
-届いていない商品、説明にそぐわない商品のeBay Money Back Guarantee、或いはPayPal Purchase Protectionの訴訟
-売り手の方より停止された売買
これらは、買い手側が全て判断します。こうした条件の付いた売買が全体の5%以上を占めている場合、eBayアカウントが停止されてしまうようです。ちなみに、欠点率が2%以下であれば、Top Rated Sellerと命名されるのですが、アメリカの買い手との売買しか計算に入らないということを注意すべきです。

有利

今までの制度と違い、この新たなDefect Rateは買い手に見えることはありません。ですが、低いDefect Rateを保てる売り手には、様々な有利があります。その一つは、低いDefect Rateを保っている売り手の商品が、よりいいBest Matchとして表示されることです。つまり、商品をもっと買い手に見てもらえるのです。

新しいDashboard
自分のDefect Rateの経過を簡単に追うことが出来るよう、eBayが評価を表示してくれるDashboardを設置しました。一週ごとに更新されるので、自身の売買について改良できるところを見つけ、継続的な参考にしていきましょう。

まとめ

新たな評価の登場によって阻害感や制限を得るのではなく、自分の企業に有利を得られるチャンスとして捉えるべきです。機械的に感じてしまうコンピューター越しの買い手との円滑なコミュニケーションについてよく考え、Defect Rateを低く保つことが更なる利益に繋がることでしょう。

参考:
http://pages.ebay.com/sellerinformation/news/springupdate2014/sellerstandards.html
http://for-business.ebay.com/know-where-you-stand-glance-your-new-seller-dashboard-0

関連する記事

イギリス人はベッドでMコマース イギリスは2016年6月EU離脱を国民投票で選択し、今年、2019年3月に離脱となる予定だ。イギリスの「合意なき離脱」はヨーロッパ、そして世界経済に悪影響を及ぼすのは必至で離脱の延期が望まれるところである。 そして、イギリスはアメリカに次ぐEC大国として有名である。イギリス人消費者の51%...
ディバイス毎のWebブラウザシェアを調べてみた 2015.8~9... 前回「こんなに違う! 世界と日本のブラウザシェア」ではデスクトップとスマートホンのブラウザシェアの推移についてその概要を整理してみたが、今回は、最新の各ディバイス毎のブラウザシェア率の日本と世界の違いを調べてみた。   1.デスクトップのブラウザシェア   1-1.国...
来春いよいよ日本にも上陸!ソーシャルコマースFabのメールマガジン戦略が面白い... 米ソーシャルコマースサービスの「Fab」に、日本の伊藤忠商事が500万ドルを出資したというニュースが飛び込みました。「Fab」といえば、ローンチ前に10万人のメール会員を集めることを目指し、実際にはティザーページ公開後わずか30日で5万人、3ヶ月後には16万5000人ものメール会員を集めたということ...
越境ECは今年も成長、拡大するだろう!(ebayのアンケートから)... 越境ECは右肩上がりの拡大、成長を続けており、6世界の6大市場(英国、米国、ドイツ、北欧諸国、オランダ、フランス)における越境EC の市場規模推計(2013 年)によると250 億US ドルであるが、2020 年にはその約5.2 倍に相当する1300 億US ドルになると予測されている。 そ...
本当に消費者が求めていることとは?... アクセンチュア・ストラテジー社は、「デジタル世代」と言われる若い層も含め、顧客満足度の最も重要な要素について調べた。今回はストラテジー社の「Digital Disconnect in Customer Engagement report」 調査内容をもとに、消費者は”今、どんなサービ...
EMSでリチウムイオン電池が海外発送の取引を開始... 平成25年8月1日からだそうですが、日本郵便がリチウムイオン電池の海外発送の取扱を開始しました。 これによって、今まで携帯電話を海外へ送ることが不可能でしたが、今後は日本の携帯をEMSで世界中へ発送することができるようになります。iPhoneなどの需要がまた多い地域では日本の携帯電話をネットで海外...

コメントをどうぞ