日本でも続々登場!ファッション系ECサイト

ファッションアイテム

ファッション好きの人にはたまらないEコマースサイトが日本でも登場しています。今回は、それぞれのユニークな発想が、異なったターゲット層の人気を集めている点を見ていきましょう。


1. iQON:ファッション界のPinterest

iQON(アイコン)は、150万件以上のアイテムから自分流のコーディネートを作成できるサイトです。自らを「ソーシャルファッションサイト」と表現しているように、気に入ったコーディネートに「いいね!」をつけたり、フォローし合ったりして、ユーザー同士の交流がコーディネートを通じて行われています。気に入ったアイテムの上にカーソルを置くと販売店と価格が表示され、遷移先の販売サイトで購入することもできます。iQONを利用するには、メールアドレスを登録してアカウントを開設するほか、FacebookやTwitter、Google+アカウントを使ってログインすることもできます。また、スマートフォンアプリ(iPhone・Android)にも対応しています。

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さまざまなテイストのコーディネートがどんどんアップされ、雑誌感覚でファッションの参考にできるうえ、自作のコーディネートをアップすれば、ユーザーから即座に反応が得られることも人気の理由です。アイテムの購入と、ユーザー間の交流いずれも楽しむことができる優れた仕組みです。

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2. bemool:専任のスタイリストが付きます!

bemoolでは、自分専任のスタイリストがユーザーにお似合いの服を選び、購入して送ってくれます。まずは各スタイリストの得意なスタイル、好きなブランド、コーディネートサンプル画像などをチェックして、スタイリストを選びます。その後、身長、体重、年齢、サイズなどを詳細に登録すれば、スタイリストが商品を選んで自宅に送ってくれます。おしゃれにはなりたいけれど何を着てよいのかわからない…という人や思いきってイメージチェンジをしたい人などには心強いサービスです。また、ファッションに少し自信がある人や、買い物は自分でしたい…という人には、スタイル提案だけをしてくれるサービスもあります。基本的に返品不可ですが、家にいながらにして自分だけのスタイルを提案してくれるという斬新なサービスで注目を集めています。

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3. Origami:モバイルコマースに特化

多くのEコマースサイトが、PCからモバイル端末へとプラットフォームを広げるなか、モバイル端末のみをターゲットとしたサイトがOrigamiです。自らを10兆円のEコマース市場と120兆円オフラインリテールコマース市場の中間に位置するモバイルコマースと位置づけ、SNS型でユーザー主導のネットワークが広がることも狙ってデザインされています。好きなブランドをフォローすると、そのブランドの最新ショッピング情報が入手できたり、他のユーザーとお気に入りアイテムを共有したりできます。国内人気ブランドからマッキントッシュなどの海外人気ブランド、かばんブランド、コスメブランド、インテリアブランドと幅広いラインナップがそろっているところもユーザーから好評を得ています。また、O2O(オンラインとオフラインの購買活動の連携)を重視し、今後はオンラインのショップ情報に店舗での在庫状況を載せたり、実店舗で試着した商品をその場でオンライン決済したりするなどの運用も視野に入れています。

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ユニークなアイデアを参考に

海外のみならず、ファッション系のEコマースではユーザーのニーズをうまくくみ取ったものが日々登場しています。ファッションは、質感や色など実物を忠実に伝えることが難しい、着用しないと似合うかどうかがわからない、などオンラインで商品を見ただけでは自分にふさわしいかどうか判断がつきにくいもののひとつです。こうした点を補う工夫をすることが、ファッション系Eコマースで成功するためには必要でしょう。
参考:Origamiが次世代eコマースプラットフォームを発表 KDDI、DACが出資

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