« ブログのトップページに戻る

イギリスのトップEコマース500社

   投稿者 : 2017年2月27日 By

イメージ画像

Internet Retailing社は最新のイギリスのトップEコマース500社を発表、イギリスでは、AO, Argos, Holland & Barrett, TopshopNext などが最大手となる。 この毎年実施されるランキングは今年で3回目で、特にクロスボーダーや様々なチャンネルを持った販売会社がほとんどである。
昨年度は Amazonを筆頭に, Argos, Boots, House of Fraser, John Lewis, Mothercare、Screwfixが2016年のエリート会社と呼ばれ、今年は同じくAmazon, そしてAsda,Boots John Lewis, M&S、そしてTescoが登場している。
今回はイギリスのEコマースランキングについて見ていこう。

 

●エリート会社と言われるカテゴリーに入る会社

Amazon(アマゾン)Asda(スーパー) Boots(薬局、化粧品) John Lewis(高級デパート)M&S(スーパー、小売業) リーティング会社やトップ会社というカテゴリーにランクインした会社は下記の図の通りである。

イギリストップ50のECサイト

 

●翌日配達オプションあり

Internet Retailingは、様々な視点からこれらのオンラインショップのパフォーマンスを比較してみたところ、トップ500は必ず平均5項目のコミュニケーションチャンネルを設け、数種類選べるような配達オプションがある。500社の中で312社が提供している。
さらに、翌日配達がプレミアムオプションとしては、最も人気のあるオプションで、266社が提供、同日配達は29社、時間指定は40社のみ。 500社の中から下記のサービスをしている会社は次の通りである。

配達オプション図表

配達オプション図表

 

●越境ECでも人気のイギリスのEコマース

イギリスの販売業者は, 様々な技術を使って顧客の質問に対応したり、トップの地位を維持するためには様々なチャレンジを要していることがわかる。オンラインとオフライン(店舗)でのショッピングの差をできるだけ近づけようとする努力を惜しまない。
さらに、海外の消費者はイギリスの会社のサイトでのオンラインショッピングを利用する率が高まっており、昨年度の第4四半期では23%も増加している。
BRCのレポートでも、クロスボーダー(海外からの)のオンライン販売率が最も多いのはイギリスで、イギリスのサイトを選ぶ消費者が増えているということが報告されている。
さらに、スマートフォンやタブレットを使用した注文が多く、前年同期比16%の増加である。特にファッション、健康、美容関係の商品が売れているという。特にクロアチアの消費者はイギリスのブランドに憧れている傾向がある様で前年同期比で106%という結果だ。

 

●ポンド高も影響して売れ行き好調

グーグルのイギリス営業本部長のMartijn Bertisenは、現在のポンド高の影響も大きいと述べている。
さらに、今後は携帯でのショッピングが増え続ける傾向にあり、イギリスでは現在で57%のユーザーが携帯でのショピングをしているため、今後は携帯にフォーカスした販売方法に向けての商戦が必須であるという。
簡単にサイトに訪問でき、注文可能なシステムでないと消費者はそのサイトから離れてしまうという。

 

●まとめ

イギリスはヨーロッパの中でも、郵便(Royal Mail)や配送(Hermes, UPS, Fedex, DPD)の選択肢が多くあり、自宅ピックアップサービスなど、ヨーロッパにいながら日本のようなサービスに近づいてきていることを感じる。
さらに言語も英語であることから消費者に安心感が与えられること、まず、今後の海外Eコマースは、言語対応、配達の選択肢、追跡、携帯でのアクセスなど、いつでもどこでも気軽にショッピングができ、翌日発送、国内は翌日配達などが可能なシステムが最も重要なポイントであると思われる。

 

記事参考サイト:https://ecommercenews.eu/top-500-ecommerce-retailers-uk/

関連する記事

海外展開に関する補助金・助成金情報(2016.November)... 補助金・助成金の11月の募集状況を紹介する。補助金・助成金は国や地方自治体から支援される「返済不要なお金」である。助成金は要件が合えば基本的には受給でき、補助金は予算があるため、要件が合っても受給出来ない可能性がある。 今回は11月の募集内容や補助金、助成金の違いやメリット・デメリットについ...
越境EC 台湾のポテンシャルは? 越境ECと言うと、まず、その市場としてイメージされるのはアメリカ、中国だが、中国の南、台湾もなかなか魅力的な市場であることはあまり、知られていない。 今年、5月9日にナビプラス株式会社が発表した越境ECで買い物をした、相手国で売上トップは台湾となって、2位はアメリカ、3位は中国であったと報...
インドネシア ネット通販 2021年までに利用者数4210万人へ... 本稿ではインドネシアのソーシャルメディア、ネット通販事情について見ていきましょう。 経済 インドネシアは人口2億5,800万人、GDPは8,620億ドルであり1人あたりのGDPは3,906ドルで2021年までに5,170ドルへ上昇が期待されている。インドネシアは2015年から2021年に...
ヨーロッパの関税、税金について 今やスマートフォンで海外サイトのショッピングを楽しめる時代だ。下記の図はヨーロッパEU国内と国外との取引を比較したものだが、確実にクロスボーダー(海外オンラインショッピング)の割合が増加している。 ヨーロッパ国外及び国内においてはヨーロッパ国外の商品を確実に購入する消費者が増加している。 ...
コア商品ーパレートの法則とは? パレートの法則をご存じだろうか? ウィキベディアによると、パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則(べきじょうそく)。経済において、数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則、ばらつきの法則と...
経済産業省が発表! 2015年のEC市場調査結果... 経済産業省は6月14日、 「平成27年度我が国情報経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備」 (電子商取引に関する市場調査)の結果を発表した。内容は日本の電子商取引市場の実態、日米中3か国間の越境電子商取引の市場動向についての調査結果である。 今回はこの結果を元に国内のEC市場や越境EC市...

タグ: , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。