EMSの損害賠償保険が適用された、改めて海外販売ビジネスの安全性を確認できた瞬間

海外販売でEMSを配送として使っている方は多いと思います。

EMSの損害賠償保険には2万円までの標準で含まれる保険のほかに、わずかな費用を支払うことによって最大200万円まで保険を掛けることができます。

実際に本当に保険金って支払われるの?
今日は、この質問について該当するケースがありましたので、説明したいと思います。

先日、受取人から商品が届かないとの連絡があり、EMS窓口にて調査依頼を申請しました。
調査に必要な書類を何度か往復し、賠償保険を使うには、商品代金の仕入れが分かる書類をいくつか出す必要があります。

実際こうした作業をする前は、保険金の支払いにはかなりの書類を出さなければならない ….  と先入観がありました。
先日(もちろん書類はそれなりに提出しましたが)、結論から言うと、初めてEMSの損害賠償保険が適用され、紛失した商品代金相当の価格を受け取ることができました。

申請から受け取りまでは約1ヶ月半ほどかかりましたが、保険が適用されたことで、海外販売のビジネスをしているすべての事業者にとって1つの安全性を改めて体験できたと思います。
当社が申請したのは約12万円ほどでしたが、申請金額全額が適用されました。書類往復などの事務手続きに多少のマンパワーはかかりましたが、それでもビジネス上のロスはほとんどなく、EMSを使うことでこうした事故の際に保証される仕組みがあることは大きなメリットだと思います。もちろん、配送事故がないことが一番の願いですが、海外販売では配送事故は避けられません。9割が物流に関係する事故だそうです。

最終的に、保険が適用され支払いが実行されるときには、下のような書類を受け取ります。

とにかく、安心しました。よかった!
 

海外販売は本当に安全か?

海外販売ビジネスをする上で、国内ネットショップと比較した場合、起こりうるビジネス上の事故というのは大体2つです。

  1. 配送に関係する事故
    (届かない、受け取り拒否、紛失、壊れている、商品間違え)

     

  2. 決済に関する事故
    注文した金額と異なる決済がされた、盗難カード
    決済後に、在庫切れだった

関係者から聞いた話や、弊社パートナーとの情報共有、実際に当社が体験している事実を照らし合わせて、総合的に判断すると、海外販売ビジネスは配送に関係する事故だと思います。したがって国際配送に関しては専門の物流代行会社に委託をするなど、自社でやる部分とアウトソースをすべき部分を検討する必要があると思います。

また、国際配送については必ず保険をかけておくことをお勧めします。

これから海外販売を検討している方

本日紹介しました配送に関する事故のケースや、これからECサイト立ち上げを検討していたり、すでにECサイトを運営しているなら、海外配送に対応できるECサイトで発生しそうな事故やトラブルとはどういうものが想定されるのか?
これから確実にやってくる新しいトレンドでもある越境EC事業をまずはどんなものなのかを検討しているなら、米国EC業界がいち早く取り入れているクロスボーダーEC戦略をまとめたガイドブックを読まれてはいかがでしょうか。

弊社がまとめた事例ですので、海外販売ビジネスを検討している方にとっては、かなり役に立つ内容なのではないかと思います。

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