海外向けEコマースでまずは売上1億を実現する

Amazon, Facebook , Google , eBay のプラットフォームを利用するば世界中のターゲットとしたユーザーに情報を届ける事が出来る様になりました。これからは世界を相手にネットビジネスをする時代の幕開けです。

そこで、世界を相手に年間1億レベルのネットビジネスを短期間で立ち上げる起業家の為にヒントを紹介します。

Amazonに答えがある

海外向けに何かを販売をする場合、まず何を売るかというところからですが、それに迷っているなら、amazon.comに行きましょう。そして検索フォームに 「Japan Import」 と検索してみてください。

今流行っているamazon輸出をして稼いでいる人達がどんな商品を販売しているのか分かります。 

次に例として、Action Figures & Statues というカテゴリを選択します。このカテゴリには493件の商品が掲載(下図)されており、どれも日本から出品されている商品です。これはamazon.comの販売手数料約20%を差し引いたとしても利益が出せる商品だということを証明している様なものですから、こうした利益の出せる商品データをデータベースとして持っていれば、英語で海外向けの(普通にゼロから作る事と比較すれば)サイトを短期間で、しかも特定カテゴリのサイトをたくさん作れるという事になります。
基本的に、amazonで結果を出している商品であれば先進国のほぼどの国でも市場がありますから、集客にはadwordを使えばそれほど苦労する事は無いと思いますが、それでも確実性を求めるならマーケティグにはGlobal Market Finder を使って、市場とキーワードが決まったらWordTrackerを最大限利用して、adwords用キーワード作成を行い攻めに転じましょう

1つ1つデータをコピー&ペーストして登録するのは大変ですが、世の中には便利なソフトがあります。

Web Content Extractorでデータを作る

Web Content Extracoterですが、この商品名を日本語に訳すと「ウェブサイトのデータを抽出する」という意味になります。結論から言うと、amazon.comにある特定カテゴリの商品データ、商品説明/商品名/asinコード/価格.. その他ウェブサイト上に掲載されているレビューなども… すべて取得しエクセル形式で保存が可能です。エクセル形式のフォーマットで保存しておけるのでCSVデータに変換し、ネットショップの商品登録を一瞬で行えます。同時に画像も取得できるので画像も一括アップロードが可能です。

ちなみに、当社はこのスキームで複数の海外向け自社サイトを生成しています。
Web Content Extractor の使い方になれるまでに時間はかかりますが、このツールを使いこなせる様になると…
想像してみてください。

大量のデータを扱うECサイトを短期間に構築できるのです。当社ではカーセンサーのような中古車検索サイト、ブランド品の時計のサイト、海外旅行のオプショナルツアー検索サイト等.. どれも大量のデータを持っていないと成立しないようなECサイトばかりですが、これをWeb Content Extractor が解決します。
Web Content Extractorはわずか$89です。使いこなすのにはマニュアルの動画が役立ちます。

下記は商品データを取得し、CSVファイルから一括データ登録でLive Commerceに取り込みした例
取得したデータの価格はkakaku.com等で仕入れ価格をチェックしておきましょう。


 

CSVからLive Commerceにインポートすれば、すぐにECサイトの商品データベースが出来上がる。

Web Content Extractorを利用してデータを作成する動画マニュアル

繰り返し同じデータが連鎖されるページのパターンをソフトに認識させ、自動抽出する様子が分かります。

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