Buyボタンを設置、Twitterが本格的にEコマース参入?

ツイッターイメージ写真

Twitterは9月8日、Eコマース機能のテストを開始したと発表しました。アメリカ在住の少数のモバイルユーザーを対象に実施され、Twitter上で簡単、便利に商品購入ができる新たなサービスの提供を目的として行われています。
いよいよTwitterのEコマース参入は秒読み段階なのでしょうか? 早速、具体的なテストの内容をご紹介しましょう。

数ステップで完了する、シンプルな購入機能

購入ステップは極めてシンプルです。テストに参加する企業のツイートには、商品やサービスの紹介文に加えて「Buyボタン」が表示されます。Buyボタンをタップすると、商品の詳細情報ページに移動します。
商品を確認して「Buy now」ボタンをタップすると、支払方法と送付先住所を入力する画面に進み、最後に入力した情報を確認すれば、わずか数ステップで購入手続きが完了します。

支払いや送付先に関する情報は暗号化して保存されるため、次の利用時にはよりスムーズに購入手続を進めることができます。クレジットカード情報は売り主に提供されないなど、ユーザーが安心して取引に参加できるよう、セキュリティやプライバシーへの対策も万全に施されています。
決済に関しては、支払いサービスを提供するStripeと提携して開発されるなど、Eコマースに詳しい企業が連携し実現できたサービスだと発表されています。

また、参加企業も服飾ブランドのBurberryやホームセンターのThe Home Depotといった小売企業、人気アーティストのEminemやKeith Urban、さらに非営利団体であるREDやNature Conservancyと、バラエティに富んだ28の個人や団体が並んでいます。

TwitterのEコマース参入、その影響はいかに?

Eコマース機能のキーポイントは、「Buyボタン」をタップすればTwitterのサイト内で購入が完結してしまうという手軽さです。その手軽さを武器に、企業側はツイートするだけで既存のフォロワーに商品やサービスを紹介することができます。
一方ユーザーは、フォローしているお気に入りの企業やブランドから最新の商品情報をキャッチし、ほんの数分で購入するが可能となります。これは、双方にとって大きなメリットです。さらにリツイートなどによる拡散効果も見込め、企業としてはコンバージョン率や売り上げを伸ばす、非常に効果的なアプローチ方法となりえるでしょう。

また、今回のテストがモバイルアプリ限定で実施されていることからもわかるように、短時間で手軽に購入が完結するという、まさにスマートフォンなどのモバイルユーザーに焦点を絞った作りになっています。
モバイルによる売り上げは増加しているとは言え、現時点ではPCからの売り上げに及んでいません。Twitterの参入はその現状に大きな変化をもたらすかもしれません。

ソーシャルメディアの動きに注目!

すでにFacebookもEコマースに関するテストを実施したと発表しています。テストの詳細はTwitterのように明らかにされていませんが、こちらも動向が気になるところです。Facebook、Twitterともに、Eコマース参入への動きには今後も注意を払う必要がありそうです。

参考:

Does Twitter’s “Buy” button signal a new era for ecommerce?
Twitter、「Buy」ボタンを実装していよいよコマース分野に本格参入
Testing a way for you to make purchases on Twitter

関連する記事

なんでアウトソーシングできないんだろう!?... 海外向けネットショップを作るときに、立ち上げで特に時間をとられるのが「見た目」の部分。つまりウェブのデザイン周りの作成やHTMLのコード修正とか、や商品データ作成・登録といったほぼデスクトップじ上だけで簡潔する作業です。 これを自分でやるか、アウトソース(ランサーズやクラウドワークス、...
顧客との関係を変える新プラットフォーム、ペリスコープ... ツイッターのペリスコープ買収により、変革が起きる可能性がある。というのは、まだ競争が始まる前のプラットフォームは、多くの可能性を秘めており、あらゆるビジネスチャンスを生み出すかもしれないからだ。この記事を読んだ人は今日はラッキーかもしれない。 ペリスコープとは? ペリスコープとは、スマホやタ...
今年も始まる「春節」、越境ECへの影響は?... ここ最近、インバウント(訪日外国人旅行)といった話題を聞かない日はない。 ここ数年、訪日外国人の数は右肩上がりで増加しており、特に中国人観光客の訪日が大きい。爆買いブームは終わり、買い物から観光する・日本を体験することに目的がシフトしてきたと言われるが、中国では今月、1月27日(金)から2...
海外販売に関する補助金・助成金情報(2020年2月)... 旧暦では2月は「如月(きさらぎ)」と呼ぶ。「如月」と言う言葉はあまり馴染みはないが、「如月(きさらぎ)」という言葉は、「きぬさらにき=衣更着(絹更着とも書く)」から由来し、この時期はまだ寒さが残り、「衣を更に着る月」という意味らしい。まだまだ、寒さが残る2月ではあるが、春は近い。 2月も最...
色がもつイメージ:炎、太陽の色=オレンジ効果... 色が何らかのサインを送りだしていることは誰もがよく知っている。誰がどんな色を選ぼうと、共通しているのは人はその色に対して反応するということだ。私たちは色に条件反射し、気づくこともない。 色に対する反応は直観的な反応とも言われ、個々の色は人の本能的な反応と密接に関係し、その反応は生理的、感情的...
越境ECで失敗しないための5つのポイント... 日本では、人口減少から国内需要の縮小に伴い、国内ビジネスだけではますます、厳しい状況になるだろう。インバウンドが増加する中、解決策をインバウンドも視野に入れ、販路を海外に求める企業も増加している。 そして、企業は販路の拡大をアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸外国とECサイトを展開するようになっ...
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ