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海外のオンライン決済事情

   投稿者 : 2016年10月11日 By

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EC越境サイトの最も重要な課題は各国のオンライン決済への対応である。 各国でオンライン決済は人気度、信用度それぞれ違ってくる。誰もが利用したことのあるクレジットカードやペイパル決済はもちろん人気であるが、例えばドイツでは、どの決済方法が一番人気があるのか?クレジットカードやデビットカードよりも人気がある決済方法はあるのか?
今回は、世界のオンライン決済をまとめたインフォグラフィックを見ながらその決済事情を整理してみた。

 

●世界のオンライン決済

下図のインフォグラフィックは、Expert Marketによって制作されたもので、B2Bのマーケットプレイスで最も人気の高いオンライン決済会社を公表、全世界29か国、各国で最も信頼されている支払い方法をAdyenがまとめている。
オンラインビジネスで、最も重要なポイントは、顧客にとって分かりやすく、信頼度が高い会社であること、さらに、支払い方法も様々な選択肢があると消費者の都合に合わせて支払うことができることである。下図でも、良くわかるようにワールドマップでは、Visaとマスターカード、デビットカードが最も人気があるようである。

図01 
Online payments in the world 

 

●ヨーロッパではどうなのか?

さらに、ヨーロッパの地図を分析してみると、各国で人気のある決済方法は細分化されていることがわかる。例えば、イタリアではVISAとMastercardの利用率が全体の83%、Paypalは13%、アメリカンエキスプレスは4%となっている。
スペインでは、VISA,Mastercardは一番人気で91%、しかし、ポーランドでは、クレジットカードの使用率は低く45%、銀行決済は35%、代引き15%、Paypalが5%である。
ドイツとオランダを見てみると、ドイツのELVは(Elektronisches Lastschriftverfaharen) はドイツの銀行の決済システムで、オランダでもiDealという銀行経由のシステムの利用率が55%と、独自の銀行経由の決済の利用が高く、オランダでは55%と半数以上を占めている。
さらに、トルコは、クレジットカードやデビットカードの利用率が87%で高いが、VisaやMastercardは利用されておらず、別の会社を利用、さらに、Paypalが7%という結果である。

図02
Online payment methods in Europe 

 

●ロシアでは銀行口座を持たない人が多い

ロシアでは、Qiwiという会社が2004年の設立後に急成長しており、ロシア国内の銀行のATMよりもターミナルが多いことで有名である。このシステムは、銀行口座やクレジットカード番号などをインターネットで入力することなく、決済できるシステムで、セキュリティー意識の高い消費者に人気が高い。ロシアは約半数が銀行口座を持たない為、この様なサービスが普及された。
現在は、ブラジル、カザフスタン、ルーマニア、そしてアメリカにも数台設置され、サービスが拡大されている。現在は6千万人のユーザー、昨年度の利用額は1520億ルーブル (47億USドル), で平均利用手数料はたった0.6%である。
Paypalなどに比べてかなり安いので利用もしやすい。銀行カードやクレジットカードの利用者が低い国では、スクリーンにタッチするだけで簡単にオンラインショッピングが可能なこのようなサービスの需要が高まっている。
さらに、QIWIはモバイルショッピングのプラットフォームも準備中らしい。さらにロシアでは、WebmoneyやYandex Moneyなど他の国と違う決済方法も利用されている。本社はモスクワだが、登録は法人税フリーのキプロス。日本の会社(Mitsui)も投資している。

 

まとめ

各国にはそれぞれの金融政策があり、銀行のサービスも全く違う。例えばオランダでは、iDealの銀行決済が55%と主流で、それ以外の決済方法はあまり見かけない。税金や様々な支払いも全てiDealでの決済である。
しかし、イギリスは、電話にて口頭でクレジットカード番号を告げて支払いを受け付けることもあり、セキュリティー面でどうなのか考えさせられることもあった。ロシアでは、QIWIのようなワンストップでオンライン決済がサービスが普及している。
海外に向けて商品を販売する場合、最も重要なポイントは、決済と納期であることから、その国で主流のオンライン決済に対応すること、セキュリティーなどの信頼性をアピールすると良い。

 

参考:http://ecommercenews.eu/online-payment-methods-in-europe/

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