« ブログのトップページに戻る

ECサイトへのアクセスは何から行われ、何がよく買われているか?

   投稿者 : 2017年7月24日 By

イメージ画像

我が国のインターネット環境は、ますますスマートフォン主流の時代になりつつあるようだ。
その内容を裏付けるのが、7月13日に公表された、「MakeShop」のECサイトへのアクセス数の統計データである。この内容を見ると、ECサイトへのアクセスディバイスはパソコンからスマートフォンへシフトしているのが見てとれる。
今回はこの「MakeShop」のデータとニールセンの「オンラインショッピングのレポート」をもとに、2017年の消費者動向をまとめてみた。

 

●ECサイトへのアクセスは確実にスマーフォン経由に

スマーフォン端末の普及とともに、ECサイトへのアクセスは確実にスマーフォン経由が増えているようだ。
7月13日公表の「MakeShop」のデータによると「アパレルカテゴリー」のスマーフォン経由のPV数は、前年比25%増となっている。
また、「家電カテゴリー」でのPV数は、パソコン経由がスマホ経由より多くなっているがその差は徐々に縮まっているのがわかる。

 

家電のアクセス

図の出典:http://www.makeshop.jp/main/company/press_detail.html?date=20170713150000&type=press

 

●SNSからの流入が増え、Instagremが急上昇という結果

また、「MakeShop」で構築されたECサイトのPV経路の統計結果についても公表されている。
2016年の主要SNS経由の合計PV数は前年比21%増の1,154万件なっており、Twitter経由は減少し、Facebookは増加傾向、特にInstagramはユーザー数の増加を背景にPV数は急増し、2016年は前年度比、約260倍の137万5725件とSNSではInstaramからECサイトへ流入するというケースが大幅に増えた結果となっている。
SNSからの流入は検索エンジンに次ぐ勢いで、伸長しており、ECサイトのSNS、特にInstagramを中心とした集客、売上の拡大は今後も施策してゆく必要があるだろう。

twitterからのアクセス

 

facebookからのアクセス

 

instagramからのアクセス

図の出典:http://www.makeshop.jp/main/company/press_detail.html?date=20170713150000&type=press

 

●ネットショッピングのメリットは「安く購入できる」ということ

2017年6月にはニールセン デジタル株式会社による「消費者のオンラインショッピングの利用動向レポート」を発売した。
その中でオンラインショッピングと実店舗で購入する頻度を比較したデータを見ると、消費財(例えばアパレル商品などの消耗品)の場合は実店舗で購入する頻度が高く、55%と半数を超えていた。
また、耐久財(例えば家電などの耐久商品)の場合はオンラインで購入する頻度が高く、46%とオンラインで購入する比率が高いという結果となっている。

消費財と耐久財

 

また。消費財と耐久財を購入する理由を見ると、消費財でも耐久財でも、「実店舗よりも安く購入できるから」という人が最も多くなっている。
2位以下では項目により違いがあるが、消費財では「重い物やかさばるものを持って帰らなくて良いから」、耐久財では「実店舗よりも品揃えが良いから」という理由が上位にランキングされている。

消費財と耐久財の購入理由

 

時代はスマートフォンの普及により、スマートフォン一つでいつでもどこでもシステムを利用したり、商品やサービスを検索し、購入できるようになった。
今回のこのデータを見ると、消費財と耐久財では耐久財の方がネットショップ利用率が高く、その理由としては、「実店舗より、安く買えるから」という理由で利用するケースが通常のようだ。
このようなデータを把握した上で、メーカーやショップ運営者はサービスを提供してゆく必要があるだろう。

図の出典:http://www.netratings.co.jp/news_release/2017/07/Newsrelease20170719.html

 

●まとめ

スマートフォンの普及は東京地区では77.5%(2017年)で、50代以下では全国では7割以上がスマートフォンを持つ時代となっている。
スマートフォンの普及は同時にアプリの普及となり、SNSの普及へと紐付けられるだろう。
ECサイト運営者がこの消費者ニーズ、市場トレンドをいち早くつかみ、ECサイトにうまく融合させ、サービスに反映してゆくことが求められる。

関連する記事

フランスの靴下専門ECによる、虹色のウェブデザイン... 日本国内における、靴下専門のオンラインストアといえば、まず思い浮かべるのがTabioでしょうか。同社のECサイトを見てみると、1列4枚のサムネイル画像を掲載し、各画像に “コンテンツ”を持たせています。例えば、「浅野忠信コラボ」や「オシャレ読モの足もとコーデ」などです。しかし...
パソコンかスマホか?インターネットの利用状況はどう変化している?... 昨年の総務省が公表した情報通信機器の普及状況データによると、国内のパソコン世帯普及率は、78.0%なっており、パソコン以外ではスマホ普及率は64.2%、タブレットは18.4%とスマホ普及が、ここ5年で急速に進んでいる状況(下図参照)を明らかにした。そのような中で、今年4月8日にニールセン株式会社...
押さえておきたい! SNS広告の基本と特徴... WEBサイトへの集客にはSEO、コンテンツマーケティング、ディスプレィ広告、SNSの運用など多義にわたる。 そして、SNSに関してはその国内利用者は、7500万人以上にのぼり、インターネット利用者であれば、なんらかのSNSを利用していると言われている。 このSNS利用者に向けて広告を配信...
Instagramをビジネスで利用する 2010年に始まったInstagram(以下インスタグラム)は、スマフォカメラアプリで、撮影した写真を加工し、投稿するSNSアプリである。2015年9月時点でグローバルユーザーは4億人、国内では810万人のユーザーがこのアプリでSNSを楽しんでいる。昨年、2015年にはInstagram広告がリ...
ECサイト運営で欠かせない「チャージバック対策」... ECサイトの決済で主流となっているものにクレジットカード決済がある。 ECサイトのクレジットカードの利用が増えるに連れ、増えてきているのがクレジットカードの不正使用である。 日本クレジット協会によると、平成28年のクレジット不正使用の被害は約140億9000万円(前年比117%)、その中で...
2019年 越境EC最前線『海外3モール+Google Facebook攻略セミナー』開催... 越境EC市場は、世界規模で拡大している。 昨年の経済産業省「通商白書2018」によると、世界の越境EC市場規模は、2014年の2,360億ドルから、2020年には9,940億ドル(約10兆98,09億円)まで拡大するだろうと予測している。 今回は、この拡大する越境EC市場で、海外販売を最短...

タグ: , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。