押さえておきたい! WEBデザイントレンド7選

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5月18日、JECCICA(ジャパンEコマースコンサルタント協会)主催の「ECデザイン大賞2018」が開催され、大賞他各受賞者、WEBサイトが発表された。
ダイヤモンド賞(大賞)を獲得した達磨正宗のWEBサイトはワンカラムで、商品ページに特徴があり、写真、動画、キャッチコピーなど、クォリティが高い内容だった。
「ECデザイン大賞2018」では、ただ売るだけではないECサイトが評価され、大賞を受賞したようだ。 WEBサイトデザインは分かりやすく使いやすく、美しいデザインであるべきである。 昨年はグラデーションやスプリットスクリーンレイアウトなど、モダンデザインがトレンドだったようだ。
今年は何がトレンドとなるのだろうか?今回は2018年流行するだろうWEBデザインを見ていこう。

●01.基本はモバイルファースト

Googleはモバイルフレンドリーを重要視している。スマートフォンに対応したデザインを行っていないと評価が下がるのである。 なぜなら、インターネット・トラフィックの4分の3はモバイル端末からのアクセスだからである。
この事実を考えると、モバイルファーストでデザインすることは至極当然と言えよう。 これまでのデザインは、まずPCサイトのデザインを行ってから、モバイル用のデザインを作るという方法だった。しかし、モバイルファーストデザインではまず、モバイル用のデザインを行い、その後、PC用のデザインを作るという考え方である。

モバイルファースト

 

●02.大画面の中心にタイポグラフィをレイアウト

高画質なビジュアルを全体に配し、中央に大きなタイポグラフィで印象的に見せる大胆なデザインのサイトを良く見かけるようになった。
タイポグラフィサイズもより大きくなり、中央に印象的に配したもの、ビジュアルにタイポグラフィが少しかかるようにしたものなど、高品質なビジュアル一枚とタイポグラフィで魅せるデザインが今年も流行りそうだ。
Appleのサイトデザインは以前からこのデザインスタイルを採用している。製品の良さ、クオリティがユーザーに端的に伝わるデザインだ。

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URL:https://funplex.co.jp/

 

●03.鮮やかなグラデーションは、まだまだ、活用されている

昨年から引き続き、グラデーションを取り入れたサイトデザインは増えているようだ。 色も鮮やかなサイトが多くなったように感じる。文字にマスクをかけて文字にグラデーションを行ったりと、カラフルなグラデーション表現はがユーザーを惹きつけるには有効だろう。
グラデーションデザインはフラットデザインに立体感や奥行き感を出すことができる、フラットデザインの発展形と言えるだろう。 サイトを都会的に見せたいときや、デザインにオリジナリティが求められる時に取り入れると良いだろう。

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URL:http://globekit.co/

 

●04.多様化するスプリットスクリーンレイアウト

紙面デザインに近いと言えるスプリットスクリーンレイアウトは、昨年からこちらもよく見かけるようになった。 最近では、分割面が右と左の2面だけではなく、複数あったり、写真とテキストと分けたり、写真と写真であったり、右と左で面積を変えたりと、いろいろなパターンが出現している。
スプリットスクリーンレイアウトはレスポンシブデザインと相性が良く、フルスリーンレイアウトで面白みを感じない時、インパクトを出したい時に取り入れてみると良いだろう。

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URL:http://fannymyard-design.com

 

●05.グリッドデザインはもう古い 自由なレイアウト

グリッドレイアウトでデザインすると、単調なデザインになったり、整然としすぎてなんか面白みに欠けるなど、デザインに物足りなさを感じる時がある。 このグリットデザインの弊害を解消しているが、「ブロークングリッドレイアウト」と呼ばれる手法だ。
ブロークングリッドレイアウトとは一部の見出しやタイトルや画像などをあえてグリッドからずらしてレイアウトするデザイン手法で、より紙面デザインに近いデザインを行い、デザインを印象つけることができるものだ。
ただし、デザインのバランスが崩れたり、見づらいデザインになってしまっては本末転倒なので注意したいところだ。

design05

 

URL:http://marchenotredame.com

 

●06.美しいローディングアニメーションは離脱率を抑える

読み込み中にローディングアニメーションを使うサイトが増えている。海外からのアクセスがあった場合、サイト表示に時間がかかる場合が多く、サイトが表示される数十秒の時間に印象的なGIFアニメーションを活用することで、離脱率を抑える効果を期待できる。
ローディングアニメーションは、ユーザビリティ向上のための手法で、アニメーションを用いることで、ユーザーの待ち時間のストレスを緩和し、さらにアニメーションを面白くすることで、サイトの世界観を作ることもできるだろう。

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URL:http://star-ale.com/

 

●07イラストを用いて直帰率を改善する

1960〜1970年代の広告を牽引していた、イラストレーションだが、最近ではWEBの世界にもこの手法が用いられるようになった。
イラストレーションは、WEBサイトに個性を見出す画期的な方法であり、ユーザーの関心を引くだけではなく、ユーザーとのコミュニケーションとしても活用できるだろう。
イラストは遊び心を印象づけ、直帰率を改善し、エンゲージメントを高めるなど見直され始めている。

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URL:https://www.playground.it/

 

●まとめ

2017年から引き続き、サイトデザイントレンドはグラデーションや大画面デザインは続いているようだが、今後は、さらにモバイルファーストは加速するだろう。今や若者の多くはPCではなく、サイトへのアクセスはスマートフォンである。
モバイルデザインでは、よりシンプルでわかりやすいインターフェースが求められ、画像などは軽く読み込み時間がかからないWEBサイトを目指すことが第一義だろう。
時代はグリッドデザインから、ブロークングリッドレイアウトになりつつあるように、WEBデザイントレンドはミニマルデザインから少しづつ離れて、オリジナリティが要求されるデザインが求められているようである。 ユーザーファーストでありつつも、印象的で大胆で、なおかつ的確に情報が伝わるデザインが2018年のトレンドとなるのだろう。

 

 

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