デザイン4原則でラクラクデザイン -その4:コントラスト(強弱)-

イメージ画像

デザインの良い、悪いを決める大きな要因であるコントラスト。
コントラストとは強弱、メリハリをつけることで、見る人に印象づけ、面白みをあたえるテクニックである。コントラストには2つの要素が必要である。2つの要素に違いをつけることで、生まれるデザインだ。
2つの要素に違いをつけるにはいろいろな方法がある。
フォントの大小、線の太さ、色、形、サイズ、余白の大きさなどで差をつける。この差、違いは少しではなく、大きくつけることがコントラストである。
今回はこのコントラスト(強弱)の方法について見ていこう。

コントラストは、読者をはっとさせてページ引き込むような視覚的な面白さを加えたり、異なる要素の間に組織的な構造を作りだすための効果的なデザイン手法である。
重要なのは、コントラスト効果を発揮させるには、コントラストは強く、大きく、大胆に行うということである。
コントラストは2つの要素が異なる場合に適応できる。コントラストの原則というのは、2つの項目が同じでないなら、はっきり違いを出すことで生まれる。
例えば、大きな活字と小さな活字で対比させる。太い線と細い線、寒色と暖色、滑らかな肌合いと粗い肌合い、小さな画像と大きな画像など、違いを大きくつけることで、情報をまとめ、ページデザインに面白みを与えることである。ページが面白そうに思えれば、そのページを読んでもらうことができる。
コントラストの原則は“コントラストをつけるのに臆病になってはならない” である。

 

1.コントラストをつける

(図1)の上部は「見出し」と「本文」にあまり差がない場合、下部ははっきりとした差を付けた場合。

図01

(図1)

コントラストとは文字の太さやサイズによって階層をつくることだ。
本文より小見出しを小見出しよりタイトルを目立つように、心がけて大きくする。
コントラストは重要な箇所とそうでない箇所に思い切って強弱をつけること。差が大きくなると、遠くから見ても一目で内容が分かり、それだけで、全体の構造や重要な箇所を把握でき、理解しやすくなる。

 

2.文字のジャンプ率

ジャンプ率とは本文の文字サイズに対するタイトルや見出しの文字サイズの比率である。
ジャンプ率が低いと落ち着いた印象になり、逆に高いと躍動感が生まれる。また、注目すべき点が明確になり、読みやすくなる。絶対的な大きさではなく、本文に対するタイトルや見出しの相対的な大きさで決まる。(図2)の左はジャンプ率が低いデザイン、右は高いデザイン。

図02

(図2)

ジャンプ率が低いものは、「じっくり読ませる」ようなコンテンツに向いている。
ソフトウェア開発に使われるアプリの「使い方マニュアル」などに多く見られる。
逆に高いものは、バナー広告やポスターやチラシデザインなどに応用するとよい。

 

 3.「コントラスト」まとめ

ページ上のコントラストは私たちの目を引く。私たちの目はコントラストが好きなのだ。
コントラストを行うとき、同一ページにある2つの異なる要素は似せてはならない。コントラストを効果的にするには、2つの要素をはっきり意思をもって、異にすることだ。コントラストはデザインの善し悪しを決める大きなファクターであると考えよう。
コントラストは重要なところ、注目させたいところ、焦点を当てたい情報を整理し、強弱をつけることで、視覚的なメリハリを与えるということである。
そして、大きい=目立たせる。ということではなく、重要なものはより大きくし、重要でないものはより小さくすることでデザインで差異化をつけることである。つまり、明確な意思をもって、情報を階層化すること。それが「コントラストをつける」ということである。
この「コントラストの原則」を使い情報を階層化しあるECサイト構築し、訪れたユーザーにとって分かりやすく、面白みのある情報を提供していただきたい。

関連する記事

海外で売れそうな商品をセレクト 今回は、海外で売れる商品を考えてみる。その国で何が必要とされているか、どのような製品が頻繁に利用されているか、さらに、その製品につながる付属製品、部品など、様々な可能性が無限大に広がっていくだろう。 1.オランダの場合 ハイテク・スマート自転車ロックに注目 ヨーロッパ諸国でもオランダは...
フランスの越境EC、Eコマース事情 先週5月12日、フランスはパリでテロと思われる事件が、さらに、インドネシアでも「イスラム国」系の犯行と思われる事件があった。痛ましい限りだが、フランスでは今、結束してテロ撲滅とテロに屈することのなく、戦う姿勢を内外に示している。 フランスといえば、観光立国でもある。インバウンドでは年間観光...
越境ECで発送するとき、梱包はどうする? 日本郵便、DHL、Fedex 3社を比較... 越境ECの課題のひとつに物流がある。 通関手続きや返品対応、配送コストなどである。 また、越境EC事業を開始するうえで、商材を梱包する方法に悩むクライアントも多い。 海外配送では物品は日本と違って乱雑に扱われることが多いため、厳重に 梱包することが基本である。 ここでは、日本郵便が解...
補助金・助成金の申請はどうすればいいの?... 補助金・助成金とは「新しい設備を導入したい」「新規に事業を進めたい」「人材育成に投資したい」など、会社が国や地方公共団体、民間団体などからお金をもらうことができる制度である。 大きな特徴は融資ではなく「返済不要」という点である。 お金は公的な資金から出されるものなので、誰でももらえるわけ...
海外販売に関する補助金・助成金情報(2018.March)... 2018年も3月、企業で言えば年度末決算期、学校では卒業シーズンに入った。 今月も最新の補助金、助成金情報をまとめてみた。 補助金・助成金とは国や地方自治体から民間企業へ資金支援する返済不要のお金である。 補助金と助成金の違いは、補助金には予算があり、要件が合致しても受給できない可能性があ...
ビジネスの最新進化系”経験経済”とは?... 現在、“経験経済”というものが顧客にとって重要な物だとされています。 例えばマーケティングを顧客の層に合わせたり、希望に添うようにすることが当たり前だと思いませんか?そうだとしたら、殆どの小売商人が同意見を持っているはずです。・・・ところが、そうすることで現実味(Au...

コメントをどうぞ