ヨーロッパのクラウドベース物流サービス

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ヨーロッパのEコマースは日々発展している。ヨーロッパはEU圏内といっても他国になるため、距離とは関係なく物流や決済が複雑である。
商品の販売規定もそれぞれの国で異なるため、販売を開始する前に、ヨーロッパの法律を統括する機関European Commissionで内容を調査をしなければならない。
特に配送に関しては、ヨーロッパの物流サービス会社が需要の増加と共に、これまでにない便利なサービスをスタートさせ、消費者だけでなく、販売業者にとって便利なサービスが次々に導入されている。
例えば、オランダで注目されているクラウドベースのSendCloudという企業では、最近、国内だけでなくヨーロッパへのサービスも開始した。
オランダ国内の販売業者が、ウェブサイト上でソフトを利用して業者と契約する必要なく、ヨーロッパ各国に簡単に海外発送できるという新サービスである。
今回はこのSendCloudの物流サービスについて見ていこう。

 

●Sendcloudのサービス

sendcloudサイト画面

SendCloud:https://www.sendcloud.eu/

  • オンラインストアへのプラグインが可能
  • DHL, UPS, DPDなどの大手の会社から様々な提携会社のレートを比較できる
  • 物流会社と契約する必要なし
  • 注文、発送、追跡機能が自動的に消費者にメールされる
  • 返却も簡単 ラベル作成
  • 多言語対応

上記で述べた通り、European Union(欧州連合委員会)では、現在、ヨーロッパ各国のデジタルマーケット統一化しようと、Eコマースに対応したルール改定に取り組んでいる。
最も重要なポイントとしては「物流コストの削減」「消費者保護法の強化」「決済」である。消費者が安心して購入でき、販売業者は、国内だけでなく、潜在性の高いヨーロッパマーケット参入を容易にすることが目的である。

 

●アマゾンとZalandoの独占市場

Sendcloudの社長Rob van den Heuvelは「小規模の小売企業はアマゾンやZalandoなどの大企業は、自社で物流会社を経営するような規模なので、安価な海外発送料金が実現できる訳で、小規模の会社には対抗できない。
例えば、オランダとベルギーの国境近くの販売業者が60キロ離れたベルギーへ発送するとき、国内であれば5ユーロで100キロ以上離れた場所まで発送できるのが、国境を超えるだけで9ユーロになり、配達日数も1週間掛ってしまうのです。」

 

●物流会社と提携

これに注目したSendCloudは, APIを含む配達ツールを利用しシンプルで効率的に海外発送できるサービスを開始。物流会社を契約で固定するのではなく、自動的にオプションを表示して最も早く安く発送してくれる会社を選ぶことができる。
これにより最寄りの提携ショップでピックアップや返送ができる日本でも馴染みのあるコンビニのシステムがヨーロッパ国内で可能となる。

 

●SendCloud 会社概要

SendCloud は2012年にオランダで設立され、オンラインショップと物流会社を結ぶソフト開発、ラベル作成、追跡などを自動的に送信するシステムである。
SendCloudは、現在、25社を超えるEコマースソフトソリューションと統合し、急成長する新IT企業として表彰されている。
会社はオランダ本社、ベルギー、ドイツ、オーストリア、フランスに支店がある。

 

●まとめ

イギリスでは、既に、Transglobalなどのイギリス発の世界各国への海外発送の会社が存在し、ウェブサイト上で料金や日数が発送先により自動的に比較できるシステムがあるが、ヨーロッパ大陸間では消費者の保護法などにおいても慎重に話し合いが行われており、近い将来、ヨーロッパのデジタルマーケットの統一化に対応した発送システムが導入されていく段階だと思われる。
消費者、販売業者にとって有益なオンラインサービスが確立すれば、これがカギとなり、さらにヨーロッパのEコマースは急成長するだろう。

 

参考:https://ecommercenews.eu/dutch-shipping-service-sendcloud-starts-european-delivery-network/#more-8442

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