海外販売の決済に欠かせないPay Pal、日本での展開は?

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「PayPal」は越境ECでは、よく利用されているインターネット決済サービスだ。ネットショッピングを楽しむ際に、PayPalアカウントを持っていれば、メールアドレスの入力だけで、送金が可能になる。さらに個人情報はショップに渡らないため安心だ。
今回は今年、日本、中国での展開が著しいこの「PayPal」について、その動向とPayPalの魅力について整理してみた。

 

1.「PayPal」とは代行決済サービスである

アメリカでネットショッピングをする時、欠かせない決済サービスはPayPalである。元々はebayという世界最大のオークションサイトで、190カ国・地域の800万のECサイトで採用され、世界で1億5千万人に利用されており、日本国内でも930万人の方に利用されている。特にフランスでの利用率が高い。
PayPalはクレジットカードを利用するユーザーとECサイト事業者の間で、支払い代行を行うサービスである。また、ECサイト事業者はクレジット会社の審査を受けることなく、ECサイトでクレジットカード決済を組み込むことができる。

ペイパルの仕組み図

 

2.「PayPal」を導入する運営者のメリット

  • PayPalはクレジットカード決済の導入に比べ、ハードルが低く、初期費用は無料で比較的簡単な審査で導入できる。
  • 販売商品は販売不可商材でない限り、厳しい審査はなく、アカウント開設から本人確認手続きのみで利用開始できる。
  • また、入金のスピードが早い、スピーディであることもありがたい。最短で3日で行われ入金はリアルタイムで確認することができる。
  • 決済手数料が一件当たり2.9~3.6%+40円とリーズナブルな設定である。
  • アカウント開設は無料、月額手数料、銀行口座への引き出し手数料が基本無料など導入しやすい。

 

3.「PayPal」を持つユーザーメリット

  • クレジットカードを使って通販サイトで商品を購入する場合、クレジットカード番号をそのサイトに登録しないと、その度に、クレジットカード情報を入力する必要がある。
  • しかし、PayPal はそういったクレジットカード情報の入力が不要なので、クレジットカード情報を調べる必要がなく便利である。つまり、クレジットカード情報の入力が要らないのでショップ側にクレジットカード情報を教えずにカード決済ができる。ここが一番の魅力となっている。
  • PayPalには買い手保護制度というのがあり、「商品が届かない」や「届いた商品が紹介されている内容と著しく異なる」といった場合PayPalが補償してくれる(代金を支払った日から180日以内に手続きをする必要がある)。
  • 海外の通販も安心して使用できる。PayPalはもともと海外の決済方法なので、海外サイトの利用に強い。クレジット情報を打ち込んで買い物する必要がないので安心して買い物ができる。
  • セキュリティも万全を期している。最先端のセキュリティ技術と不正対策防止モデルにより安心安全なショッピングができる。例えば、24時間、365日不正取引がないか常駐監視しているや情報をやり取りする際、SSLキー長168ビットという最高水準の暗号キーを使用してるなどがある。

 

4.PayPalは中国の消費者と日本のEC業者を繋ぐサービスを開始

PayPalの持つネットワークが、日本のECと中国の購入者を繋ぐ足がかりなる。PayPalは今年9月30日、「海淘(ハイタオ)ユーザー」と呼ばれる海外ネット購入を行う中国の消費者と、ペイパルの1000万を超える全世界のショップをつなぐ「ペイパル・チャイナ・コネクト」プログラムを、日本でも開始した。
「ペイパル・チャイナ・コネクト」とは、同プログラムは銀聯国際、中国建設銀行、「SMZDM.com」等が持つ会員ネットワークを通じて、ペイパルを利用する世界中のショップやブランドと、中国消費者を結びつける仕組みである。このサービスをPayPalは日本でもはじめたというわけだ。
具体的にはペイパルでの決済を導入している日本国内のショップやブランドに対し、ペイパルが中国の大手銀行である銀聯国際、中国建設銀行、大手ECサイトの「SMZDM.com」と連携し、中国の海外EC活用層向けのプロモーション支援を行うというものである。

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