これから海外に打って出て勝負を挑む起業家はこれらの事実を知ってください。
実に中国がトップ10中、7社もラインしています。
中国のEコマース市場は確かに巨大なものになっているが残念ながら、日本から中国市場に挑戦しうまくいったという事例はググッてもまだ出てこない。
ソフトバンクとアリペイの提携も結果的にはうまくいっていないのが現状。しかし日本サイドから見た中国Eコマースでの成功者たる人はいないわけだが、現地中国では成功している日本人はもしかしたらいるかもしれない。
アジアは堅牢にそして着々と電子商取引の市場として成長しています。ただ、世界で最も複雑で競争が激しいEコマース市場は依然としてアメリカです。中国の若者たちはまずアメリカのEコマース市場でサイトのデザインを真似たり、売り方を勉強するのだという。
米国を拠点とするEコマース事業者、およびIT技術関連ベンダーはアジアの成長に関してアジアトップ500でまとめられた2012年のECサイトを分析、ベンチマークしているそうです。
Internet RetailerのJACK LOVEさんは
「アジアのEコマース市場は比較的後発のスタートにもかかわらず、既にアメリカのEコマース市場よりも大きい、またアジアは右肩上がりの成長ではなく、W型の成長(一度盛り上がり、一度落ち込みまた盛り上がっている)が特徴」 と言う。
現在、アジアでトップのEコマース企業であるアリババグループによって運営されるタオバオやTmallは1700億ドルの売上高、この単体グループだけでアメリカの市場規模を数年以内に追い抜くと市場関係者は予測しています。
さて、この記事を読んでアジアで勝負したくなってきたでしょうか?
それとも、まだ国内市場の方が成長余力がありそうですか?
それぞれだと思いますが、特に中国はアジアの中でも消費大国になっていることは紛れもない事実です。
ただ、日本国内のEコマース単体で2011年は8.5兆円の消費市場があるので、海外展開を考えずとも国内で市場占有率を着々と高めるだけでも十分と言う中小企業が多いこともまた事実です。
今後、アジアに関するトップ500のEコマースサイトを分析、ベンチマークするならInternetretailer.comで販売されるAsia 500(75ドル) がお薦めです。これから海外販売を挑戦する起業家にとって何かのヒントになるかも!?