今回は年末にかけて役立てたい最新のインフルエンサーマーケティングのトレンドをお届けします。
年末といえば、ブラックフライデー、サイバーマンデーに続き、クリスマスなど、イベントが盛り沢山です。事業側としては、マーケティングの絶好のチャンスですね。
どんな施策をしようかとお悩みの方はぜひご一読ください。
インフルエンサーホワイトリストとは、事業やブランドがインフルエンサーからSNSのアクセス権を付与してもらい、インフルエンサーのSNSアカウントから広告を出すことです。
①リーチ力
自社ブランドのSNSではなく、インフルエンサーのSNSから広告を出す利点はなんなのでしょうか?
これはズバリ、「リーチ力」です。
SNS登録者数の多い事業であればもこの方法は不要かもしれませんが、フォロアーの少ない事業であればインフルエンサーとのコラボでより多くのオーディエンスにリーチすることができます。
②的確なオーディエンス
また、インフルエンサーは「ウォームオーディエンス」を抱えています。ウォームオーディエンスとはインフルエンサーのファンであったり、インフルエンサーに信頼をおいている人のことです。ブランドの広告だとその商品に興味のない人にもリーチすることがあるため、効果を最大限に発揮できないこともあります。しかし、インフルエンサーの投稿であればフォロアーからの共感も得やすいのです。
③広告っぽくない広告
最近は如何にも広告っぽい投稿よりも、自然体でさりげなく商品が紹介されている投稿の方が好まれる傾向にあります。
④オーディエンスの信頼を得る
SNSユーザーはブランドの投稿よりもインフルエンサーの投稿に信頼を置くとされています。フォロアーの中にはインフルエンサーのファンもおり、「この人の勧めている商品だから、きっと良いに違いない!」と信頼を受けやすいのです。
ここで重要なのはなんと言っても最適なインフルエンサー探しです。
「インフルエンサーマーケティングのクイーン」と呼ばれるGretta Van Rielさんは3つの「R」が鍵だと言います。
3つの「R」とは以下の通りです。
Reach:リーチ力
Relevance:関連性
Relationship:ブランドやフォロアーとの関係
当然、フォロアー数の多いほどリーチ力も増えます。また、ブランドや商品との関連性も重要です。ファッションアイテムを宣伝したいのであれば、普段からファッションに関する投稿を発信している人がより良いでしょう。また、ブランドとインフルエンサー、またフォロアーとインフルエンサーが良好な関係を築けているかどうかというのも大切ですね。
初対面のインフルエンサーではなく、一度コラボしたことのあるインフルエンサーの方がより安心できるかもしれません。特にアクセス権を付与してもらうわけですから、強い信頼関係を築くことが大切です。
①契約書を作成
特に越境ECのインフルエンサーマーケティングは外国人との契約になるわけですから、お互いにトラブルを回避し、良好な関係性を保つためにも契約書を用意するといいでしょう。
②報酬を確認
インフルエンサーに支払う報酬は契約書に記載しましょう。コンテンツの作成費用に加えてSNSのアクセス権限も付与してもらいますので、それも費用に加えるといいかもしれません。どのような取り決めにしたとしても事前にしっかりと確認することが必須です。
③期間や締め切り日を確認
これはどんなインフルエンサーマーケティングにも言えることですが、コンテンツを作成してほしい期限をきちんと伝えることは必須です。弊社で過去に行った施策では、なかなかコンテンツが出来上がらない上に連絡も取れなかったということがありました。このような問題を回避するためにも契約書に締切日を明記するといいでしょう。
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今回は「インフルエンサーマーケティング 最新トレンド 2022年 冬」と題して「インフルエンサーのホワイトリスト」についてご紹介しました。今後はホワイトリストをする際に、ビジネスマネージャでどのような設定をしていくかを紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ご高覧ありがとうございました。
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