Youtube のサイトでは1つの動画を閲覧すると、画面の右側に関連する動画が表示されます。
動画を見終わったと思うと、すぐにまた関連する動画が表示されます。
1つの動画を起点にしてこのように関連する動画を何度も表示させるのは、「回遊率」を高めるという目的があります。
特定の動画を見る
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関連動画を見る
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1つのサイトに長く滞在させる
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ユーザーに対する広告露出度が高まる
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クリック率が上がる
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広告をクリックする
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Googleは広告費として売上が上がる
という仕組みです。
Amazonも関連商品を提案するアルゴリズムそのものは違いますが、回遊率を高める目的を違う方法でやっています。
特定の商品を見る
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関連商品を見る
↓
ユーザーに対する商品露出度が高まる
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ついで買いにより購買単価が上がる
↓
購入する
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購入した後も、関連商品を提案する
という具合です。
商品を買うときは、こうしたレコメンドが購買意欲促進や目的の商品へたどり着くための検索機能として役に立ちますが、ECサイトを運営する側にあなたがいる場合は、同じような体験をユーザーに提供しないといけません。というのは、少なくともAmazonやYoutubeがこうした施策をとっているのは、結果がプラスに働いているからです。
独立型の自社サイトの場合、こうしたレコメンド機能はあったとしても使っていないか、有るのすら知らなかったという人も意外とおおいのではないでしょうか。
Live Commerceのケースでいうと、以下の3つの方法により1つの商品に対して別の角度から回遊率を高める施策を設計することができます。
商品数が1,000点もあると関連商品を1つ1つの商品に登録するのはとても大変だと思いますが、商品の型番や商品名に一定のパターンがあれば関連商品の登録を自動化させることもできますよね。
この仕事は商品を売る、顧客を作る という極めて重要な仕事になると思いますので担当者任せにせずに、事業責任者が考えるべき仕事になると思います。
参考にしてみてください。