「STORES.jp」と「BASE」 の機能サービスから読み解く、今後のECサイト運営法


無料かつ簡単にECサイトが構築できる「STORES.jp」と「BASE」が、話題です。毎月、数千店というペースで、これらのサービスを利用して新しいECサイトが誕生しています。そして、その両サービスから毎月のように、新機能や運営サポートのリリースされているのはご存知でしょうか?その内容をみてみると、ECサイトの構築支援にとどまらず、ショップ運営に踏み込んだサービスが多いことがわかります。今回は、「STORES.jp」と「BASE」の機能サービスから、これからのECサイト運営について考えてみましょう。

「STORES.jp」の主な機能・オプションサービス

プロカメラマンによる商品撮影写真サービス【無料】https://stores.jp/photo

商品写真によって購買率が変わります。プロの撮影技術が無料で得られ、売上アップに繋がります。

ストアカード提供サービス【無料】https://stores.jp/support/card

ECサイトを立ち上げたら、ショップURLを一人でも多くの人に知っていただくことが大切です。実店舗で、ご友人に、新しく会う人に配布できるので、宣伝に役立ちます。

商品の保管・発送、倉庫サービス【無料】https://stores.jp/support/storage

注文が増えると、商品発送にかかるコスト(時間・手間・費用)が増します。また在庫も増えてくるので保管場所も検討課題となります。倉庫代が無料とは、驚きですね。

ストアロゴ制作サービス【無料】https://stores.jp/support/logo

ECサイト上で、ロゴは常に目にとまるものです。ショップのイメージアップにも役立ち、安心できるショップという印象を与えることができます。

梱包キット提供サービス【無料】https://stores.jp/support/box

商品発送に必要な梱包材が、配送料(梱包材は無料)のみで入手できます。

プロ編集者によるテキスト編集サービスhttps://stores.jp/support/edit

商品説明テキストを分かりやすく、かつ検索エンジン対策にそって編集してもらえます。集客、購買率アップに繋がります。

「BASE」の主な機能・オプションサービス

独自ドメイン設定【無料】http://apps.thebase.in/detail/6

独自ドメインは、ショップURLを覚えてもらいやすく、安心できるショップという印象を与えることができます。

カテゴリ管理機能【無料】http://apps.thebase.in/detail/16

ユーザーは、欲しい商品が見つからないとすぐにサイトから離脱してしまいます。商品をジャンルごとにまとめておくことで、見つけやすくなります。

GoogleAnalytics設定機能【無料】http://apps.thebase.in/detail/19

GoogleAnalyticsをECサイトに導入することで、ショップへ訪れたユーザーの特徴などが分析できます。ショップ運営のマーケティングに役立ちます。

SEO設定機能【無料】http://apps.thebase.in/detail/4

検索エンジン対策が実施できます。これによりショップへ訪れるユーザー数を増やすことができます。

デジタルコンテンツ販売機能【無料】http://apps.thebase.in/detail/20

音楽、写真、電子書籍、セミナーコンテンツなどデジタルデータが販売できます。ダウンロード販売に対応したECサイト構築サービスは意外に少ないので需要は高そうです。

「STORES.jp」と「BASE」に学ぶEC運営に必要な機能

STORES.jpはショップ運営の労力を軽減する機能、BASEは売上アップに影響するオプションサービスが目立ちます。どちらもEC運営には欠かせないものです。
両サービスがECを始めたい or 運営している方向けに作成されたものであることを考えると、ECサイトを運営するにあたって必要な機能が浮かび上がってきます。「自分のECサイトに活かせる機能はないかな?」という視点で見てみるのも参考になると思います。

ブログやソーシャルメディアでマーケティング機能の充実を

ただし、両サービスとも、実販売に繋げるための「マーケティング機能」が備わっていません。楽天やAmazonに出店している場合は、手数料や広告宣伝費を支払うことで、幅広くユーザーを集客します。一方最近では、ブログなどのオウンドメディアやFacebook・Twitterなどのソーシャルメディアを利用した情報発信型のマーケティングを活用し、シェア(共感)を広げながら、ユーザーをショップへ誘導する方法が注目を集めています。
ユーザーの育成(ファン化)も、旧来のメールマガジン・広告といったブッシュ型の施策に加えて、ソーシャルメディアを介してユーザーと双方向の情報共有を行うことで達成できる環境が整ってきています。ブログやソーシャルメディアを介したECサイトへの集客・ファン化はすぐにでも始められるので、ぜひマーケティング施策として取り入れてみてください。

まとめ

今後のECサイトの運営に欠かせない機能へのヒントは見つかりましたでしょうか?運営とマーケティングはECサイトにとってどちらも欠かすことはできない機能です。もし両サービスから新機能やオプションサービスがリリースされるとすれば、ソーシャルメディア上での集客に役立ちそうなイベント機能あたりかもしれません。今後、さらに成長が期待される「STORES.jp」と「BASE」から目が離せませんね。

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