
暑かった夏が終わり、日に日に秋の気配が濃くなっています。こうした季節の変わり目には、ウェブコンテンツの内容も変化に合わせてブラッシュアップしたいものです。そこで今回は、これからの季節やイベントを意識した、コンテンツアイデアのヒントをご紹介します。
日に日に過ごしやすくなる季節、衣替えも間近です。常にシーズンを先取りするファッション系のサイトでは、すでに秋冬コレクションをアップしているところも多くあります。メンズアパレルのSUITSUPPLYでは、販売するアイテムを組み合わせた着こなしを、「LOOK BOOK」というカタログ写真集のような形で見せています。ユーザーは、まるで雑誌を見ているかのように、スタイル別の着こなしを参考にすることができます。商品を組み合わせて美しく見せる「LOOK BOOK」は、アパレル商品だけでなく生活雑貨などスタイルを提案したい場合に効果的な手法ですから、参考にしてみてはいかがでしょうか。

SHOP BY LOOK
アメリカのホームセンターLOWE’Sでは、庭仕事や部屋の模様替えなど家周りの仕事に関するさまざまなアイデアを動画も交えながら紹介しています。季節に応じた内容も多数あるなか、ハロウィーン関連のハウツーもたくさんアップされています。例えば次のようにカボチャを使った装飾アイデアを掲載し、同社で販売しているツールを使ってカボチャをカービングしている動画も添えられています。

Fall Pumpkins to decorate(LOWE’S)
この他にも、寒くなる季節に合わせて、ファイヤーピット(焚き火台)など、アウトドア専用のヒーティンググッズの紹介などもあります。秋のイベントに関連付けたり、気候の変化を踏まえながら自社商品をアピールするアイデアはぜひとも参考にしたいものです。

もうクリスマス?と思われるかもしれませんが、クリスマスおもちゃ見本市が9月上旬に開催されるなど、すでにクリスマス商戦は始まっています。Googleによればクリスマスギフトの関連記事が掲載される時期は9月から10月が最も多いというデータも示されており、クリスマスギフトに関するコンテンツを作成するなら、今が最適の時期だと言えます。
「彼女が本当に欲しいクリスマスギフト10選」や「夫に贈る最新テクノロジーグッズ7選」など、自社商品の紹介をさりげなく交えながら、顧客のためになるキュレーションコンテンツを考えてみてはいかがでしょうか。
ワクワク感が高まるコンテンツを
秋といえば紅葉狩りやフルーツ狩りなど、さわやかな気候のなか楽しみたいことが盛りだくさんの季節です。また、プロ野球ではクライマックスシリーズに日本シリーズと、一番の盛り上がりを見せる時期でもあります。スポーツと関係のない商品を扱っていたとしても、「秋の夜長、プロ野球観戦を盛り上げるグッズ10選」など、スポーツイベントに掛けてのコンテンツを考えることもできます。秋の風物詩、イベントなどに関連した旬なコンテンツで、ユーザーの関心をグッと引きよせましょう!
参考:5 Ecommerce Content Marketing Ideas for September 2014