ネットショップ開業のためのショッピングカート比較


ショッピングカート比較イメージ

最近は手軽にネットショップを始めたいと言う人が増えている。そんな人に向けてレンタルで利用できるショッピングカートがたくさん登場している。デザインのカスタマイズや商品管理システムなど、シンプルに構成されており初心者でも運用できるものだ。しかし、いろいろあり、どれを使えばよいか迷ってしまう方も多いことと思う。
そこで今回は、レンタルで設置できる各社、ショッピングカートをピックアップし、機能比較表とその主な特長などを紹介する。

ショッピングカートと一口に言っても、ネットショップ構築とパッケージになっているサービスが多い。ご自分がお持ちのショッピングサイトやショップの規模、内容に応じて選ぶと良い。
今回は前回のブログ「あなたのショッピングカートを最適化する方法」で取り上げたカラーミーショップ、MakeShop、Futureshop、Live Commerce、4社のショッピングカートの性能について一目でわかる比較表を作成し、各社の特長を説明する。ネットショップ開業の際の参考にしていただけるとありがたい。

比較表_01

比較表02

 

カラーミーショップ

http://shop-pro.jp/

カラーミーショップ

カラーミーショップの特長は、他社のサービスと比べて低コストでECサイトを構築可能であること。機能面ではメルマガ発行、アクセス解析、会員機能、商品管理、受注管理、顧客管理など対応している。
また、デザインも様々なテンプレートが用意され、更にカスタマイズも可能である。ECサイトを始めたい人にはお勧めである。

 

MakeShop

http://www.makeshop.jp/

メイクショップ

MakeShopの特長は何といっても、デザインテンプレートの多さだ。168種類も用意されており、ECサイトのコンセプトに合ったデザインを選ぶだけでよい。カスタマイズもHTMLやCSSの編集で行える。
 

FutureShop

http://www.future-shop.jp/

フューチャーショップ

ネットショップでは、お客様が商品を手に取って確認することができない。FutureShopはそんなお客様に有効だ。ひとつの商品につき画像を40枚も登録でき、お客様にひとつの商品について、いろんな写真をつかってアピールできる。
デザインもカスタマイズでき、商品の見せ方が豊富などの利点が多く、ショップのイメージが大切なアパレルショップ向けと言える。

 

Live Commerce

https://www.live-commerce.com/

ライブコマース

最後は、当ブログの運営会社であるLive Commerce
Live Commerceの特長は、多機能な点や、デフォルトで英語、簡体字、繁体字、日本語に対応しているところである。
機能が充実しで多言語対応、さらに各種プラグインや運用サービスなどのケアもあり、海外向けECサイトを展開、運営したいと考えている企業や個人の方にとっては、強い味方である。
Live Commerceでは5月よりさらなる販路拡大に向けて、海外向けショッピングモール “OOOBS” をオープンした。

 

まとめ

ショッピングカート付きネットショップ構築システムを導入する上で、
重視しなければいけないのが以下の4つである。

  • お客様の満足度を上げるための機能の実装(機能性)
  • 効率よいネットショップの運用可能(更新性・安全性)
  • お店や商品を宣伝する機能の充実(集客力)
  • システム導入後のサポート体制(サポート)

ネットショップの運用には雑務が多い。ショップを管理する側はできるだけ運用にかかる雑務を減らし、ショップに来店したお客様に飽きさせない演出を提供し、売り上げを上げる努力が必要である。
ショッピングカートは、できるかぎり内容の充実したものを選ぶことをお勧めする。

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