2100年 日本のGDPは4位 インドが3位に上昇

アメリカの研究者らが2100までのグローバルな人口予測を論文で発表しました。
イギリスのLANCETというサイトに7月14日に掲載されています。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30677-2/

この研究結果によれば、世界人のピークは2064年に97億人でピークに達し、以降は減少に転じ2100年には87.9億人になるそうです。

今から80年後なので、このブログをそもそも読んでいる方はすべて死んでいると思いますが、2100年時点で最も人口を抱える5大国の参考予測は、インドが11億人、ナイジェリアが7.9億人、中国が7.3億人、米国が3.3億、パキスタンが2.5億人です。

GDPに関しては、2100年では日本は1つ順位を下げて4位になる予測です。
アメリカ、中国、インドの3大国が世界のTOP3となるわけですが、注目すべきはインドだと思います。

2100年までの人口予測

インドは第3次産業 情報通信、金融、不動産、その他サービスが31%で最も多く、その中でも情報通信については世界のITサービスを支える存在になるではないかと私は思います。例えば、米国の主要なIT企業のオフショア先はインドですが、英語・IT人材という面でさらに米国からのオフショア開発がインドに増えれば、今もすでにそうですが、ユーザーが利用するITツールのほとんどはインド人が支えているわけですね。

OECD諸国と比較して日本は遅れに遅れたIT化ですが、インドの成長が80年ゆっくりと続くことになると想定すれば、これからの企業の投資対象はあきらかにIT関連になるのでしょうか。

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