インターネット技術の急激な発達とイノベーションは、スモールビジネスに大きな変革とチャンスをもたらしている。従来のマーケティング活動といえば、予算のある大企業だけのマーケティングだったが、現在は、起業家も自らホームページを作成することが容易な時代である。
自由に予算内で自分に合ったWebマーケティングを容易に行うことができ、ビジネス成功への道も、上手くEマーケティングを行うことによって可能性は無限大と言っても過言ではない時代だ。 今回は、自分の会社のブランドをいかに構築すれば良いのか、そのポイントを確認してみよう。
まず、会社のブランドの存在価値について、考えてみること。会社は何を提供できるのか、その価値と特別性について深く考えること。
確固たるビジョンとそれを伝えたいという意思により、ブランドストーリーが出来上がる。起業した理由、なぜ会社を設立しようと思ったのか、商品に対する情熱など素直に伝えてみること。自分のブランドストーリーに共感してもらうことで、人との繋がるきっかけになる。
自分の商品の個性、オリジナリティーに溢れた表現をすることも大切。個性をみつける為には、商品なら、どんな年齢層、職業の人が使っているか?その人はどんな特徴や習慣を持っているか? 女性用、男性用など、自分の中で想像してみることにより、自分と自分の商品などブランドの具体的な個性を見出していかなければならない。 どんな人に使ってもらいたいか、自分の理想像を当てはめてみるのも良い。
ブランドの具体的な個性が見えてくると、次は、ブランドの個性をどのように表現すべきか「見せ方」を考える。自分が想像するブランド個性に合った適切な表現スタイルを見極める。それに合わせて、ホームページのデザインや、広告、SNSの投稿などを決める。
色はブランドにとても大切な要素、例えば、保育園では、薄いピンク色を使用している場面を良く目にしますが、これは、ピンク色が人に包み込むような優しさや安心感を与える色例えばアップル社の製品は薄いグレー、白の基調で統一されており、アップル社=薄いグレーという関連付けは偶然ではなく、ブランディングが成功している証拠である。
ロゴはブランドの顔。インパクトのあるロゴを作成するためには、どこに配置しても際立つか、そのロゴはブランド・アイデンティティーを簡潔に凝縮した形になっているかを確認すること。ロゴが実際に完成したら、ホームページやFacebookのプロフィールページに実際にロゴを配置する。 ロゴは会社のトレードマークとなる。
フォント選びもブランディングの重要な要素です。ブランドのスタイルに合った適切なフォントを選ぶことが肝心。
ロゴと同じく、ブランド名もあなたのブランドを体現します。覚えやすく、イメージにあったブランド名を考えることが大切。 ホームページを作成する際には、独自ドメインの取得をする。何よりブランディングにも効果的。
Eメールやブログなど、その他のコミュニケーション・チャネルを使い、自ら宣伝することが、ブランディングを強化する近道となるはずだ。ターゲットとの関係性強化のために、SNSを活用し投稿、発信することが大切。統一感のあるメッセージが、イメージしているブランドに合う内容かを確かめてみること。
起業家が最初にするべき最も重要なポイントは、「ブランディング」である。個人事業主なら、パーソナルブランディング、設立者は、どういう想いで起業しようと思ったのか、何故、この製品なのかを明確に消費者に伝えること。それと「熱意」とともにストーリーのあるメッセージを伝える。
そして、さらに、ブランドのイメージに合ったロゴ、配色、キャッチフレーズ、さらに、それらのバランスも考慮して決断していく。 様々な会社のテンプレートがあり、ホームページもブランディングも容易な時代になっている。 あとは強い意思と決断力と行動次第だと思われる。
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