メールニュースを定期購読してもらうための5つのコツ

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ウェブサイトの来訪者を、見込み客、そして顧客へと育てるための第一歩として、メールニュースを定期購読してもらうことが大切です。そこで今回は、ユーザーを定期購読に導くコツを5つご紹介します。

1. 申込み欄は目立つ場所に!

ウェブサイトからメールニュースの定期購読を申し込んでもらうためには、Eメールアドレスを提供してもらう必要があります。
サイトのアドレスの記入欄をヘッダー部分やページの右上、サイドバーなど、ページを開いた際にパッと目が行く場所に設置しておけば、訪れたユーザーの記憶に残りやすくなります。ウェブサイトの内容を詳しく見て関心を持ったユーザーが、今後も最新情報をいち早く知りたいと思ったとき、スムーズに申込みに移行できます。

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2. ブログ記事を最後まで読んでくれた人に案内

定期購読の申込み欄をブログ記事の下や、フッターの部分に入れておくのも有効です。じっくり読んだにしろ、ざっと目を通しただけにしろ、最後まで記事を読んでくれた人はその内容に高い関心を持っています。
記事のタイトルをクリックしただけで定期購読を勧めるポップアップが出るウェブサイトもありますが、読む前にアプローチするより、読んでくれた人だけをターゲットにする方がずっと効果的です。

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3. ページを閉じるユーザーを追いかける

デジタルマーケティングを手がけるNeil Patelは、ウェブサイトを閲覧しているユーザーのマウス動作から、ユーザーがページを離脱するその瞬間にポップアップを表示するという斬新なしくみを取り入れています。
ポップアップの内容も、世界が注目する若き起業家Neil Patel氏が微笑みかけながら、「コンフィデンシャル(=極秘)な議論をしませんか」と巧みに誘いかけるメッセージが付されており、ユーザーが親密さを感じるような趣向が凝らされています。

NeilPstal

4. 具体的な数値を明記

定期配信の案内表示に具体的な数値を含んだメッセージを入れると、サイトの信頼性を高める効果があります。次のように、「85,000人以上の方が私たちのメールニュースで、毎週、最新情報を手に入れています」とアピールすれば、自分もその情報を得た方がよいかもしれないと感じるユーザーは少なくありません。
ウェブサイトの社会的な信頼を高めるには、非常に有効な方法です。

数値を明記

5. 初めての訪問者にはアピールしたい内容をすべて表示

有名なトレーダーTimothy Sykesが運営するウェブサイトでは、初めて訪れたユーザーだけに「スプラッシュページ」と呼ばれるページを表示させています。
スプラッシュページはポップアップに似ていますが、ポップアップが動作後すぐに表示されるのに対し、スプラッシュページは一定の時間ウェブサイトに滞在したのちに表示されるランディングページの一種です。
注目すべきはその内容で、「7日間で3万ドル稼ぐための方法教えます」などとユーザーにアピールした上で、4で挙げた具体的な数値を記載してトレーダーとしての実績を示し、かつ、過去に紹介されたメディアを列記することでウェブサイトの信頼性を高めています。
このような工夫がなされていたら、初めてのユーザーであっても魅力を感じるのではないでしょうか。

訪問者にアピールする

巧みなアピールでユーザーの心をつかもう

定期購読を勧めると一口に言っても、方法はさまざまです。案内を表示する場所、表示はポップアップにするのかどうか、添えるメッセージの説得力など、ユーザーの気持ちがスムーズに定期購読の申し込みに向かう組み合わせをいろいろ試してみませんか?

参考:

10 Tactics to Increase Newsletter Subscriptions

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