
今回は、動画・ブログなど作成したコンテンツをどのように発信していけばより効果的なのか、ということをお伝えしていきます。
効果的な発信方法とは?
コンテンツの露出度を高めるため、具体的には、顧客にEメールでブログの更新を伝える、Youtubeにもブログと同じ動画をアップする、Facebook・Twitter・Pinterestといったソーシャルネットワークでもブログの更新を紹介する記事をアップする、などの手法を取るのですが、その際に、ちょっとしたコツがあります。
1. トラッキング可能なURLを入手する!
Google アナリティクスの「キャンペーンURL生成ツール」を利用すると、ブログ更新等を知らせる記事を各媒体に載せた際、それぞれの媒体からウェブサイトのコンテンツにどの程度のトラフィックがあるのか追跡できます。
まずは、キャンペーンURL生成ツールのページで、必要事項を記入していきましょう。今回は、ウェブサイトで「春向けのメイクアップ方法」に関する動画をアップしたとして、Facebook上でこれを知らせる記事を書くとしましょう。

ページには上のような記入欄が表示されます。まずステップ1には、コンテンツを載せたウェブサイトのURLを入力します。ステップ2のソースには、Facebookと記入、メディアにはfanpage(記事を載せる具体的なページ)、その下2つは飛ばして、キャンペーン名にはmakeup-for-spring(例)など、わかりやすい名称を入れておきましょう。これで、送信をクリックすれば、トラッキングができる専用のURLを入手することができます。
2. トラッキング可能URLを短縮しておく
Googleアナリティクスで与えられたURLをそのままFacebookの記事に張り付けてもよいのですが、長すぎるのが難点です。そこで、「TinyURL.com」といった無料のURL短縮サービスサイトを利用して、短いURLを作成しておきましょう。

上記のトップ画面で、与えられた長いURLを入力、右側にある「Make TinyURL!」をクリックすれば、下の部分に「http://tinyurl.com」から始まる短いURLが作成されます。
3. 短縮URLを張り付ける
短いURLを手に入れたら、Facebookページの記事内に、動画のアップを紹介する文章とともにURLを記載しておきましょう。もしFacebookユーザーがこのURLをクリックしてウェブページに入ったら、それがわかるしくみがこのステップで完成します。
ブログ更新を知らせるEメールに付けるURL、You tubeの動画に付けるURLなど、メディアごとの専用URLを作って添付しておけば、どういった記事の人気が高いのか、どのメディアからのトラフィックが多いか、など詳細に分析することができます。
Googleアナリティクスでは、次のようにトラフィックの状況が表示されます。作成したURLごとにウェブサイトへの流入数や、この表示画面ではありませんが、購入金額なども分かります。

メディアごとの分析で傾向と対策を!
こうして、各メディアからのトラフィックやコンバージョンの様子を把握することで、どのメディアに力を入れたらよいか、どういったコンテンツを増やせばよいかなど、自社に適した対策を採れるようになります。1つ1つのステップは難しいものではありませんから、まずは今あるメディアに対して、導入してみてはいかがでしょうか。
次回はいよいよ最終回、コンテンツの露出を高める効果的な方法として、Facebookの広告活用をご紹介します。
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