先日、米Amazonのジェフ・ベゾス氏が個人資産でワシントン・ポスト紙を買収するというニュースが世間を賑わせました。Amazonのスローガンは 「biggest selection in the earth(世界最大のセレクション)」だそうですが、どこまでも勢いが止まらない、最近の日米双方のAmazonの動向をみてみましょう。
200ドルの商品から145万ドルといった高額商品まで販売されています。美術商やギャラリーからの出店のみで、アーチスト本人からの出品は受け付けていません。高額商品でも通常商品と同様に、ログイン後であれば1クリックで注文が完了します。
Amazonのサイト内を閲覧しながら、欲しい物をカテゴリやリストに加えて保存し、他のユーザーと共有することができます。後から価格や詳細を調べやすくなると同時に、アイテムの写真がPinterest風に表示されているので、ほかのユーザーが共有しているアイテム写真に関心があれば、それを自分のリストに加えることができます。現在はテスト版での公開ですが、Amazonが得意とするリコメンデーション機能が活かされそうなサービスです。
Amazon アソシエイトが提供するリンク作成ツールです。任意の画像やテキストに商品リンクを埋め込むことができます。従来のバナーやウィジェットを利用する場合のように表示スペースを気にする必要がないのが特徴です。Amazonの取扱商品を紹介しやすくなりますね。
すでに買取を行っているゲーム、DVD/Blu-rayにあわせて、CDの買取もスタートしました。集荷にかかる配送料は1点から無料で、商品受領後24時間以内にAmazonギフト券で支払われます。Amazonならではの機動性の早さが特徴です。
物流倉庫内で傷のついた商品や返品商品などが、通常価格よりも安く提供されます。商品は状態により4段階に分類され、購入する際にはアマゾンの通常配送料無料や配送サービス「お急ぎ便」なども利用できるのは嬉しいですね。
様々なジャンルに多角的に展開し、急速に拡大を続けているAmazonは、最近では小売業だけでなく、クラウドコンピューティングやオンデマンド配信、電子書籍などに関しても高度な技術力をもって拡大しています。
「biggest selection in the earth(世界最大のセレクション)」というスローガンとあわせ、ロゴが象徴する「AtoZ(ありとあらゆる商品が揃う)」にまい進するAmazonに、今後も注目していく必要がありそうです。
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