ネットショップを立ち上げるのに手動でHTMLを書いてサイトを作っている人はまずいないだろう。
なんらかのASPなり、パッケージソフトを使って受注や商品の登録を行っていると思われるが、ネットショップはいわゆるシステムそのものである。
システムというのは、設計したとおりにしか動作しない。
どんなにあなたが「こう動作すべきだろ!!」と願っても、システムは設計された通りのパフォーマンス以上を出すことはできない。これはシステムを使うユーザーのレベルに関係なく、システムは設計したスペック以上には動作しないからだ。
では、今のシステムを使い続けている限り、これから提示するようなことがもし実行されていないのだとすれば、それはすなわち利益の損失をしていることになる。
最終注文日から、○日後にこの商品を提案とか、○商品を購入した顧客には△△商品をXX日後にバックエンド商品として提案する、、、1つの商品を購入してから再び顧客が商品を購入し、顧客生涯価値(LTV)を生産的に上昇させるための仕掛けを全く持っていないネットショップだとしたら、既存のシステムを使い続けている限りLTVから売上を上げることは不可能だ。この先も広告とかSEOに頼って新規顧客を獲得し、そのうちの数%がリピートしてくれるので、とりあえずは、、と思っていないか。
それは間違いだ。
顧客数に比例して、本来はLTVは増やすことができるのだ。
もちろん、これは完全なる“システム”によって生産される。同じシステムを使い続ける限りは、誰がどんなに努力をしても、得られるける結果は今と同じである。
自社サイトにアクセスを集めるにしても、人が集まるキーワードはせいぜい1つか2つだ。このキーワードはGoogle Analyticsで目標設定をすれば無料で調べられるのもかかわらず、どうやって調べていいのかわからない人は多い。もしくはGoogle Analyticsを使っていても、収益性の高いキーワードを見ていない。
収益率の高いキーワードを洗い出すにはGoogle Analyticsをネットショップの商品が表示される全てのページに仕掛ける必要がある。
仕掛けることができるシステムになっているかどうか、これもある意味で「システム」の1つだ。
全ページで収益性の高いキーワードを洗い出せる仕組みがなければ、どんなにサイトのプロモーションをしても、砂の上にまた砂を積んでいるようなものだ、まったく意味がない。
Amazonのように、一度見た商品は再訪時にトップページに表示してくれて、しかもその商品の関連商品が表示される。これによって前回興味関心の高かった商品を何度も表示させることによって成約率を高める。
ただ、独自ドメイン型のサイトではこの機能を持っているサイトはほとんどないだろう。これは完全な“システム“によって再現されるので、同じシステムのままでは再訪した時の成約率を上げることはむずかしい。
ソーシャルログインがあれば新規会員登録時に、毎回同じ情報を入力させる必要はなく、…
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