関税計算プラグイン

概要

日本から海外に配送する際の目安となる関税金額を自動計算し、注文確認画面に表示します。

関税とは、お届け先の国でかかる税金のことです。国の産業を保護するために課される税金で、国ごとに課税の対象品物や税率が異なります。関税の他にも物品税(excise tax)、付加価値税(VAT)などが課される場合もあり、総して「関税等諸費用」と呼んでいます。

関税計算プラグインでは、商品個別に登録されたHSコードを元に、輸入元(from)から輸入先(to)の国間で定められた関税率を商品単位で計算します。

例えば、日本からアメリカに食品とハンドバックを配送する場合、関税計算プラグインでは商品ごとに関税率を計算し、合算した金額を注文確認画面に提示します。

費用

関税計算プラグインをは無料でご利用いただけます。ご利用を希望される場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

インストール方法

2024年7月以前のテーマをご利用いただいている場合は、テーマに所定のコードをインストールしていただく必要がございます。2024年7月以降に新規申し込みをされた方、または Theme 03 をご利用いただいている方はインストールは必要ありません。

ご利用中のテーマ内にある checkout-shipping.php ファイルを開きます。checkout-shipping.php はテーマ内に存在するファイルのため、FTPでダウンロードしてください。

関税の表示を希望する位置に、以下のコードを追加します。

追加したコードの個所には、以下のような関税警告文が表示されることになります。

HSコードの事前登録、FedEx・DHL配送のインストール

関税計算を行うためには、以下の条件が揃っている必要があります。

  1. HSコードの登録
    商品個別にコードの登録を品目分類一括登録または、商品登録時の一括登録 または、商品個別登録画面の品目分類タブから登録を行っておきます。
  2. FedEx・DHL配送の有効化
    関税の事前収納はFedExまたはDHLを介して行います。FedEx または DHL の配送プラグインをインストールしておきます。

ヒント:関税の事前収納は、FedEx・DHLのラベルを作成時に、お支払い方法にて事前に選択します。

FedEx

FedEx でラベルを作成する場合 は、関税支払いの選択に所定のアカウントIDを指定していただきます。

DHL

DHLも同じく、関税支払いの選択に所定のアカウントIDを指定していただきます。

利用方法

管理画面

サイト設定 > 機能管理 > 手数料プラグイン > ZONOS有効化します。
[無効化]ボタン横にある[設定]ボタンをクリックするか、サイト設定 > ZONOS Plugin メニューから設定画面を開きます。

関税計算の対象とすべき国を一覧から選択します。

設定は、関税計算の対象とすべき国を指定していただきます。

言語設定

注文最終画面で表示される関税値の項目名を言語別に指定することができます。

ヒント:関税金額を購入者に課金することで、関税トラブルの防止という点では売り手側にとっては便利ですが、買い手にとっては、余計な輸入関税が実際に発生することを知ってしまったが故に、お買い物を止めてしまう原因にもなります。関税を課す国を選択する場合は、特に税管理に厳しいEU圏、インド、また商品代金の2倍から3倍の関税が課されるブラジルなどだけに留めておくのも1つのやり方です。

関税の表記

チェックアウトページでユーザーが Pay Duty & Tax にチェックを入れた場合、注文内容確認画面の合計金額に関税値が追加されます。ユーザーは関税値が追加された合計金額をお支払いする形になります。

関税の警告文・アイコン等は編集できません。関税の表記はWEBサイトの言語にかかわらず英語で表示されます。

免責事項

関税は HS コード、出荷国(From)、配送国(To) の3つのキーを元にZONOS社のAPIを介して計算された値を返しております。当社はAPIから返された関税金額の正確性について一切の保証をしておりません。

実際に通関時に請求される関税とZONOS社のAPIを介して請求された金額が一致する保証はございませんので、予めご了承ください。正確な関税を計算するためには、HSコードの割当が重要となります。HSコードの割当については、関税の専門家または、日本関税協会より出版されているHS商品インデックスを参照してください。

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