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消費税(または付加価値税=VAT)など、国ごとに適用される税を登録しておき、商品を登録する際に価格に適用させることができます。
税は複数登録できますが、商品に適用できる税は1つです。 例えば、日本と台湾の消費税を登録できますが、商品に対して指定できるのはこの内のどちらかになります。
日本の商品販売では、通常あらかじめ登録されている「なし(すべての地域)」と「消費税(日本)」「軽減税率(日本)」の3つで対応が可能です。
※Live Commerceでは、2019年9月24日v3.9より、軽減税率対応といたしまして、初期値に3つの税率を設定しています。
利用方法
サイト設定 > ローカライズ > 税率管理 を開きます。
税率設定画面
- 新規作成 – 税率登録画面を開きます。
- 一括操作 – 選択したデータを一括で削除します。
- 検索 – 税名に含まれるキーワードで検索します。
- チェックボックス – 一番上にあるチェックボックスをクリックすると、表示されている税データをすべて選択します(別ページのデータは選択されません)。該当データのチェックボックスをクリックし、個別に選択することもできます。
- ラベル – 税名/税率/説明/国名をクリックすると、一覧データの並び替え(データの昇順、降順)が行えます。
- Edit – 編集画面を開きます。
- Delete – データを削除します。
税率の登録・編集
税率を新規登録するには、[新規作成]をクリックします。
既存の税率を編集するには、該当データの[Edit]をクリックします。
税率登録画面
- 国名 – この税率を適用させる国名を選択します。
- 税率 – 税率を半角数字で入力します。3.5%を指定する場合は、3.5と入力します。
- 説明 – この税率の説明文を入力します。オンラインカタログには表示されません。
- 税名 – この税率の名前を入力します。オンラインカタログには表示されません。
税率を適用する
以下の手順で、商品価格に税を加算します。
- 商品管理 > 商品管理 で商品データを選択し、編集画面を開きます。
- 価格タブで、価格入力欄の右にある税リストボックスで、適用させたい税を選びます。
- 商品詳細ページにアクセスすると、税込価格が表示されます。
- 注文確認画面では、小計の下に、「内消費税等」と表示されます。
上記は、サイト設定 > サイト設定 > 全般 > ‘税込みの金額を表示’が「true」に設定されている場合です。
‘税込みの金額を表示’が「false」に設定されている場合は、商品詳細ページでは、税抜き価格が表示されます。
注文確認画面で、税抜き価格に消費税が加算されます。
決済・配送プラグインの適用地域として利用する
税率で指定した国名は、決済・配送プラグインの適用地域として選択できます。
多言語グローバルサイトを立ち上げる際に、決済や配送を国別に指定したい場合は、国別の税率を登録しておき、決済・配送プラグインで適用地域を指定します。
例1: 代金引換は、日本でのみ利用可能にする
- サイト設定 > ローカライズ > 税率管理 に国名=Japanのデータが登録されていることを確認します。
- サイト設定 > 機能管理 > 決済プラグイン > 代金引換を有効化します。
- [無効化]ボタン横にある[設定]ボタンをクリックするか、サイト設定 > 代金引換 メニューから設定画面を開きます。
- 適用地域に「Japan」を指定し、[変更を保存する]ボタンをクリックします。
- オンラインカタログで商品をカートに入れ、決済方法選択画面まで進みます。
- 配送先に日本国外の住所を指定すると、決済に代金引換は表示されません。
- 配送先に日本国内の住所を指定すると、代金引換が選択可能になります。
例2: タイで銀行振込を利用可能にする
- サイト設定 > ローカライズ > 税率管理 で国名=Thailandのデータを新規登録します。
- サイト設定 > 機能管理 > 決済プラグイン > 銀行振込を有効化します。
- [無効化]ボタン横にある[設定]ボタンをクリックするか、サイト設定 > 銀行振込 メニューから設定画面を開きます。
- 適用地域に「Thailand」を指定し、[変更を保存する]ボタンをクリックします。
- オンラインカタログで商品をカートに入れ、決済方法選択画面まで進みます。
- 配送先にタイ以外の住所を指定すると、決済に銀行振込は表示されません。
- 配送先にタイの住所を指定すると、銀行振込が選択可能になります。
海外配送プラグイン(EMS/eパケット/SAL便など)で適用地域に「全ての地域」を選んでも、日本から海外への配送サービスですので、日本国内への配送はできません。