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Live Commerceでは以下のページを、テーマで用意されたものではなく独自のデザインファイル(ページテンプレート)で表示することができます。
- メーカーページ
- カテゴリページ
- 商品一覧ページ
- 商品詳細ページ
- 単独ページ(ページ管理で作成します)
例えば、特定のカテゴリページは既存テーマのデザインとは分離して、任意に作成したデザインファイルを適用させることが可能です。
ページテンプレートの利用例
カテゴリ別に、カテゴリページ、商品一覧ページ、商品詳細ページをそれぞれ独自テンプレートに統一すれば、例えば3つの異なるカテゴリを1つのサイト上で異なるデザインで別々に運用することが可能になります。これは本来なら3つのサイト(URL)と3つの管理画面が必要になります。
例えば、アパレル、釣り具、コンサートチケット販売などの全く異なるサイトを1つのサイトで運用することを考えてみましょう。
この場合は、各カテゴリ別に異なるデザインの独自テンプレートを作成して、カテゴリ毎に独自テンプレートを割り当てることで釣り具のサイトの訪問したユーザーは他の2つのカテゴリの存在を知ることなくネットショッピングすることができます。ただしトップページとショッピングカートページ以降は共通で利用するため、ユーザーが混乱しないように、共通部分のレイアウト(サイトのフッターなど)に注意書きをしておくなどの対策は必要です。
テンプレート適用例
ページテンプレートの作成
ページテンプレートは以下の手順で作成します。
-
以下のディレクトリに、拡張子.phpのファイルを設置します。
1public_html/resources/c_media/themes/[現在テーマ]/original/標準で、以下のファイルが用意されていますので、これらのファイルを参考にしてください。
- tpl-brand-sample.php メーカーページ
- tpl-category-sample.php カテゴリページ
- tpl-listing-default.php 商品一覧ページ
- tpl-product-sample.php 商品詳細ページ
- tpl-page-sample.php 単独ページ
- *tpl-ipad.php は、商品詳細ページテンプレートの例で、サンプル商品として登録されているiPadでテンプレートに指定しています。
- 各テンプレートファイルの先頭には次のタグを埋め込む必要があります。’テンプレートの名称’は管理画面のプルダウンでテンプレートを選択するときの名称です。
1234<?php/*Template Name: テンプレートの名称*/ - ファイル内のそれぞれのプログラムは、通常のテンプレートファイルと同様になります。
例えば、単独ページのテンプレートを作成したい場合は、最小構成のプログラムで次のようになります。
以下のHTMLソースはページ表示しているテーマ内のファイル(new-page.php)と基本的には同一です。
12345678910111213141516171819<?php/*Template Name: 単独ページサンプル*///以下にオリジナルのHTMLコンテンツを記述してください(これは見本です)?><html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="<?php echo c::getLang(); ?>" lang="<?php echo c::getLang(); ?>"><head><meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=<?php echo c::getCharset(); ?>" /><title><?php echo o::getBodyTitle(); ?></title><meta name="description" content="<?php echo c::getMetaDescriptions() ; ?>" /><meta name="keywords" content="<?php echo c::getMetaKeywords() ; ?>" /></head><body><h1><?php echo o::getBodyTitle(); ?></h1><?php echo o::getBodyContent(); ?></body></html>
- テンプレートにはテーマで利用している全てのタグ、関数が共通して利用できます。
- テンプレートで利用するCSSやJavascriptは既存のテーマのパスと同一となります。(originalというフォルダ名の中に保存されますが、表示する際のパスは既存のテーマと同一となります)