顧客CSVファイルの作成
顧客データを入力したCSV(カンマ区切り)ファイルを作成する必要があります。Google ドキュメントや Microsoft Excel などのスプレッドシート プログラムを使用すると、CSV ファイルを簡単に作成、編集できます。
また、顧客管理 > 顧客CSV出力・検索 > で ’検索結果をCSVファイルとしてダウンロード’ にチェックを入れて[検索]ボタンをクリックすると、項目名が記載されたファイルを出力できます。
CSVファイルは以下の形式で作成し、ヘッダーまたは1行目でその表のフィールドを定義します。次のヘッダーを使用してください。
* は必須入力項目です。
項目 | 説明(半角桁数 | 文字長 | |
---|---|---|---|
A | 顧客番号 | 入力しないと、自動生成されます。既存の顧客番号を指定し、‘既存のデータに追加登録する’ を選ぶと、既存の顧客データを上書きします。 | 11 |
B | 名 * | 32 | |
C | 姓 * | 32 | |
D | 名(カナ) | 32 | |
E | 姓(カナ) | 32 | |
F | 会社名 | 255 | |
G | 性別 | M:男性 F:女性 | 1 |
H | 誕生日 | スラッシュ「/」で区切り、yyyy/mm/ddの書式で入力します。 | |
I | メールアドレス * | 登録済みのメールアドレスの場合はエラーとなります。 | 150 |
J | パスワード ※1 | 登録時に暗号化され、顧客編集画面には表示されません。 | 64 |
K | 郵便番号 * | 255 | |
L | 都道府県 * | 255 | |
M | 市町村 * | 255 | |
N | 番地名 * | 255 | |
O | ビル名・建物名 | 255 | |
P | 電話番号 | 32 | |
Q | FAX番号 | 32 | |
R | メールマガジン | 0:購読しない 1:購読する | 1 |
S | 保持ポイント | ポイントシステムを有効にしている場合はポイント数を入力します。 | 11 |
T | アカウント作成日 | スラッシュ「/」で区切り、yyyy/mm/ddの書式で入力します。 | |
U | アカウント更新日 | スラッシュ「/」で区切り、yyyy/mm/ddの書式で入力します。 | |
V | 最終ログイン日 | スラッシュ「/」で区切り、yyyy/mm/ddの書式で入力します。 | |
W | 国名 | 国名リストの表記どおりに英語で入力します。 | |
X | 顧客グループ | 顧客グループを利用している場合は入力します。 | 11 |
※1 パスワードについて
パスワード列の入力状況による動作は以下のようになります。
パスワード(J列) | 登録の種別 | クリックするボタン | 結果 |
入力あり | 新規登録 | 登録 | 指定されたパスワードで新規登録 |
既存データ更新 | 登録 | 指定されたパスワードで上書き | |
入力なし | 新規登録 | メールを一括送信する | 新しいパスワードを自動生成して新規登録 & 顧客に一斉メール送信 |
既存データ更新 | 登録 | パスワードは変更せず、その他の列のデータに変更があれば上書き |
顧客CSVファイルの登録
顧客管理 > 顧客CSV登録 でCSVファイル内の顧客データを一括登録します。
顧客CSV登録画面上部
- 顧客CSVファイル – [ファイルを選択]ボタンをクリックし、ファイルを指定します。
- 登録の種別 – ‘既存のデータに追加登録する’は、データの追加を行います。既存の顧客番号を指定し、データを編集することも可能です。’全データ削除後に新規登録する’は、既存のデータをすべて削除してから新規登録を行います。
- 1行目の扱い – CSVファイルの1行目に項目名を記載している場合はチェックします。
- 登録 – 指定したCSVファイルのデータを登録します。
- キャンセル – データ登録を行わず、顧客一覧ページに戻ります。
新しいパスワードを顧客へ通知
既存サイトの顧客データをLive Commerceに移す際などに、顧客のパスワードが暗号化してある場合には、新しいパスワードを再生成する必要があります。
下記の手順でパスワードを自動生成し、全顧客に新しいパスワードをメール通知することができます。
- メールの件名と本文を編集します。
- 顧客CSVファイルを用意します。パスワード(J列)は空白にします。
- [メールを一括送信する]ボタンをクリックします。顧客データが登録され、顧客CSVファイル内の全顧客に新しいパスワードを記載したメールが送付されます。
(新しいパスワードは顧客へのメールにのみ記載されます。管理画面やCSVファイルでは暗号化されているため、確認することはできません)
[メールを一括送信する]ボタンではなくページ上部の[登録]ボタンをクリックすると、データ登録のみでメールが送信されれないため、顧客も管理者もパスワードが分からなくなります。
顧客CSV登録画面下部
- 件名 – メールの件名です。{store_name}には、サイト設定 > サイト設定 > 基本設定 > 全般 の’ショップ名’が入ります。
- 本文 – メールの本文です。{password}には、自動生成されるパスワードが入りますので、削除しないでください。
- メールを一括送信する – 顧客データを登録し、顧客CSVファイル内の全顧客に新しいパスワードを記載したメールが送付されます。
まずテスト用の顧客CSVファイルを用意し、メールを受信できるかをご確認ください。
CSVファイルの保存時に使用されている文字コードの影響で、ファイルのアップロードに失敗する場合があります。
その際は、下記の方法をお試しください。
- CSVファイルをTerapadで開きます。
- ファイル>文字/改行コード指定保存 を選択します。
- 文字コード:UTF-8N
改行コード:LF に指定して保存します。 - 3.で保存したファイルを選択して[メールを一括送信する]ボタンをクリックします。