ストーリー

誕生まで

当社デジタルスタジオは2003年にシステム開発を専門とする会社として創業しました。最初の4年間は受託開発を専門とする大手企業の下請けをしていました。

2009年に自社ソフトウェアとなるLive Commereをリリースし、その後は海外販売に挑戦する企業を中心にソフトウェアの面からビジネスを支援してきました。会社は成長し、2018年には開発の海外拠点となるフィリピン現地会社を立ち上げました。

ソフトウェア開発会社としてスタートした当社は、自社でも越境ECサイトを立ち上げ、そのノウハウを活用し顧客のEコマースサイトでも短期間に売上を作ることに成功しました。Live Commeceのリリースから10年経過した2019年には、顧客サイトの広告の設計・運用から海外モールの在庫連携、受注連携を行うまでに業務幅は拡大しました。その過程で作った成果物がeBay Amazon Lazada の在庫連携ツール(以下Limder)です。

最初は数名で会社を始めた。

フィリピンの現地チーム。2019年に法人化した。

Limderはフィリピンのチームが主導し開発を行いました。
日本チームは、AmazonやeBayの出品から発送完了までの仕事動線を体系化し、特に重要業務を分析しました。各モール間の異なるユーザーインターフェース・動作の中から共通部分をシステム化しました。その重要業務を特定しLimderのツールに落とし込み、自社サイトを中心に eBay Lazada Amazonの在庫連携をトライ&エラーを繰り返しながら完成させていきました。完成までには約1年かかり、Live Commerceの拡張プラグインとしてリリースができるまでさらに半年がかかりました。

Live Commerceに外部モールeBay Amazon Lazadaの売上が取り込まれ、同一業務をLive Commerceの管理画面内で完結したとき、まさに感動でした。

海外ツールとの調査・比較

海外では米国を中心にeBay Amazon セラーが多いことから、日本よりも格段にeBay Amazon 在庫連携・受注一元管理ツールの開発が活発です。有名なツールとしてはCrazy Lister、Sellbrite , Sel lin All , Auctivaがあります。Limderを開発する前は、当然これらのツールの代用を考えておりました。

しかし、利用するまでにかなり多くの設定と学習コストが非常に高いことが分かりました。当社はすでにeBay Amazon の重要業務を特定していましたので、出荷までの流れは理解していました。あとは当社の行動フローに沿った運用ができるツールがあればすにでもマルチチャンネル展開を仕掛けられる予定だったのですが、それがなかなかできませんでした。

  在庫連携 受注処理 商品出品
Limder当社 開発中
SellBrit
Crazy Lister
Sell in All
Auctiva
SelluSeller

そこで、当社は最重要業務を出荷通知に絞り込みしました。
今までは、物流センターに受注データを転送し、国内物流センターからユーザーへ出荷通知をメールベースで行っていたのですが、eBayやAmazonは専用の管理画面からステータスを出荷済みに変更しないと、モール上では出荷をしたことにはなりません。物流センターでこれを行っていただければありがたいのですが、業務内容が複雑化するとの理由でどの物流センターでもその作業は敬遠されています。

そこで、当社は物流センターから頂いたデータの内、注文番号と追跡番号だけをセグメントし、追跡番号だけをLimderの管理画面から入力し、更新すればモール上でも出荷済みと同じステータス処理を実現したのと同じ処理をLimder内で完結させました。これで越境ECモールを管理する担当者はeBay Amazon Lazadaのどの注文が来たとしても、作業は追跡番号だけをLimderの管理画面から入力という1つの作業のみでモール上では出荷済みのフラグが付き、売上計上されます。

この作業1つをやりたいだけだったのですが、海外ツールでは管理画面のアクション統一化がされていないという理由で断念しました。

学習コスト
日本ではヤフーショッピングや楽天のモールが主戦場となっており、海外大手モールeBay Amazon Lazada の出品は個人セラーが中心です。法人企業、特にメーカーが自社で海外モールへの出店は技術的にもハードルが高く、ツールを 活用したとしても学習コストは高く、まだまだ導入は少数です。

当社としてはその学習コストをソフトウェアとサービスを融合し、どうやって低くするか、巨大な市場があるにもかかわらず、 日本企業はITとの連携で先進諸外国に比べ低い生産性であるのは事実です。

当社は1社でも多くのメーカー企業の海外展開を本ツールと連携し支援していきます。

将来に向けて

eBay Amazon Lazada 以外にも対応モールの数を増やす予定をしております。 特に、東南アジアを中心としたモールについては日本企業にとっても物理的配送距離も近いため、この地域でのモール対応を強化していく予定です。