今回のオンラインセミナーは『新興国に特化した越境ECの攻略』をテーマとしたセミナーです。
東南アジア市場のEコマース決済に今、イノベーションが起きています。
それは、dlocalという新興国に特化した決済サービスの登場です。
dlocal とは、新興国(東南アジア、中南米、アフリカ)に完全特化したECサイトの決済プラットフォームです。StripeやPayPalは主に先進国を中心に普及しましたが、新興国は自国通貨でしか決済ができないクレジットカードが普及しているため、Stripeではアクセスできないわけです。
この問題点を解決したのがdlocal であり、米国 amazon や DropboxなどのIT企業が dlocal を決済インフラとして自社サイトに組み込み、新興市場にシェアを拡大し始めています。
従来、新興市場といえば、特に私たちにとって最も近い東南アジアではLazadaとShopeeが市場を席巻していました。
現在でも最も人気のあるEコマースプラットフォームであり、この市場に食い込むためには各国のデジタルウォーレット決済に対応する必要がありました。
しかし、各国それぞれの事情に合わせて決済サービスと1つ1つ契約することは現実的ではありませんし、各国に法人を作り、ECサイトとのシステム統合ともなれば膨大な時間とコストがかかることになります。
こうした先進国と新興国の決済サービスの溝を埋めたのがdlocalであり、今新興市場でイノベーションが起こり始めています。つまり、先進国がdlocalを自社ECに統合し、新興市場攻略が始まっているのです。
そこで、デジタルスタジオでは、先日dlocalをLive Commerceの決済プラグインとして開発が完了したこともあり、このタイミングでセミナーを開催したいと思います。