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ECサイトにMPNコード(Scheme構造タグ)が必要なわけ

   投稿者 : 2017年10月23日 By

今回のLive Commerce Ver3.4 の新しい機能の1つに商品マスタの入力項目にMPNコードというものが追加されています。おそらく、ほとんどの方が知らないMPNコードですが、なぜこうして皆さんにしてもらう必要があるのか、なぜECサイトでは重要なのか、本日はそのMPNコードについてお話ししたいと思います。

MPNコードとは製造メーカーが製品毎に独自に定めた商品固有の製造番号です。
例えばキャノンのカメラには1160C029AAというMPNコードが付与されています。同じようなコードにJANコードというものがあります。JANコードとMPNコードは似ているようで全く違います。JANコードは国際的なルールに基づいて決められた 番号です。具体的には国際的な流通標準化機関であるGS1(ジーエスワン)が定める国際標準の識別コードを設定するために必要となるコードのことを意味します。JANコードは製品にバーコードが付与されている場合はJANコードが付与されています。一般的に45や49から開始される13桁の番号です。

実は、インターネットの世界ではMPNコードとJANコードの2つをHTMLタグに記述すると、Googleはそのページを任意の商品ページとして認識させることができます。

つまり、商品のSEO対策を意図的にしなくても、MPNコードとJANコードさえ記載しておけばたとえユーザーが特定の検索ワードを検索しなかったとしても、ユーザーの検索ワードに対して一致するJANコード・MPNコードの記載されたウェブサイトを意図的に上位に表示するということです。

この事実は、皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、SEO対策と深く関わってきます。

ECサイトのSEO対策はちょっと違う
SEO対策の一般的な対策方法としては、外部からの被リンクを増やし、検索上位させたいワードをH1やH2タグを使う、ブログによる外部コンテンツを増やす、、、などが考えられますが、とりわけ商品データを扱うECサイトに限って言えば、こうした一般的な本にも書いてあるようなことはどのサイトでも行っています。

一方で、商品ページにScheme.orgというHTMLの管理団体(W3C)が推奨するProduct専用タグによるHTML記述となると、現在は大手のサイトぐらいしか対応しておらず、中小企業のサイトでは肌感覚ですが0.1%も普及していないというのが実感です。

実はProduct専用タグはものすごいSEO効果を生み出す
在庫数、商品名、画像、価格、価格帯など検索エンジン結果にこうした具体的な数値を示すことが可能になっていて、当然ながら
ProductタグによってSEO対策されたサイトのクリック率や成約率は非対策サイトと比べて10倍以上のトラフィックの差があります。

しかも、これは自然検索にてのみ有効なので広告費が一切かかりません。
今回のLive Commerce 最新版 3.4 ではこのProduct専用タグがインストール時の標準テーマに既に組み込まれています。

Live Commerce テーマをProduct 専用タグにアップデート ➡️ Googleショッピングにも有効
Google は各国の検索エンジンのショッピングフィードにおいて、商品の判定基準としてMPNコードとJANコードを採用しています。これは商品名よりも強い優先順位となっており、MPNコードとJANコードが記述されていないECサイトでは結論から言えば海外では検索エンジンマーケティングを行うことは非常に難しいと言えます。

今後はECサイトにおいてProduct専用タグでウェブサイトの構造化とコンテンツ品質という2つのポイントによってECサイトのSEO対策をする必要があると言えるでしょう。

ECサイトのProduct専用タグ設置については個別に対応を承っております。
なを、Live CommerceがVer3.4にアップグレードされても、Productタグは自動的に付与されません。Product専用タグは新規でインストールしたとき飲み有効で、既にカスタマイズなどが促されたテーマに対しては、個別にインスールをすることで対応が可能です。

Google ショッピング広告をやってみよう!
MPNコードとJANコードの2つがそろっている場合、Product専用タグによるSEO対策のほかに、同時にGoogle ショッピング広告も同時にやってみることをおすすめします。

実は、Google ショッピング広告というのは、MPNとJANがそろっていないとそもそも出稿すらできません。MPNとJANはデータベースで適切に管理されている必要がありますから、Googleショッピング広告を行うことで実は高いハードルだったりするのです。キーワード広告は逆にどんなサイトでも出稿できるので非常に簡単です。そのかわり、競合他社も多く競争が激しいのも現実です。

実は、なぜここまでMPNコードという、あまり光の当たらない裏方のような細かいことにこだわるかというと、MPNコードとJANコードさえそろっていれば、この競争凄まじい国内市場のECですら、簡単に売上を作ることがきわめて簡単だからです。

JANとMPNだけで2nd Hobby の新サイト、わずか数時間後に売上発生!
当社の本丸事業ではありませんが、これは実験的な試みとして当社には国内向けに2ndhobby.com 、海外向けには shop.discovery-japan.me という2サイトを自社運営しています。

2ndhobby.comは腕時計や財布などを扱う一般的などこにでもあるECサイトです。これはJANコードとMPNコードの検索順位やGoogleショッピングにおける広告表示の検証用として運営していますが、もちろん実際の売上もありGoogleショッピングや自然検索からのコンバージョン率がどのくらいあるのかを検証することにも役立てています。

そこでJANとMPNを取得するプログラムを用意し、Googleショッピングに掲載したとたん、、あらら、、、、、わずか2時間後に売上発生という奇跡を起こしてしまいました。


ちなみに、GoogleショッピングにはAmazonやAUショッピング、ロコンドなどの大手ECサイトしか参入していません。独自型ECサイトで参入しているサイトは冒頭に書きました通り、0.1%以下でしょう。

つまり、ここに自社の製品を掲載するだけであっさりと成約ができてしまうのです。(これはオーバーに言っているのではなく、事実だけを本当にお伝えしています)

この事実に気づいていないECサイトが99%ですから、今後キーワード広告や楽天・ヤフーによるモール型Eコマースにかわり、JAN・MPNコマースを極めたサイトが独自型では新たなマーケティング手法として当社のようなIT企業が席巻してくる可能性もあります。

繰り返しますが、Product専用タグを配備し、Googleショッピング広告でマーケティングを仕掛けているのは大手サイトのみです。

中小企業ではまだほとんど浸透していません。
これをチャンスとみるかどうかは、経営者次第ですが、超低コストでマーケティグが可能です。(肌感覚で、キーワード広告の1/10程度の費用で成果あり)

今すぐProduct専用タグの相談をしたい方は、お問い合わせください。

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