インターネット上には様々な集客手段がありますが、Googleの検索結果ページに商品画像を表示できるGoogle商品リスト広告や、例えばCriteoのようなリターゲティング広告など、商品データを活用した集客法に注目が集まっています。今回は、商品データ最適化について見てみましょう。
商品データ最適化とは、集客用チャネルに登録する商品データをチャネル毎に最適な状態にすることで集客を拡大させる取組みのことです。チャネル毎にデータフォーマットが異なり、必要な情報を適切に登録しないと検索の結果に表示されず、販売機会を失うことも少なくありません。
以下に、商品データを活用した主な集客法を3つ上げ、最適化の結果をご紹介します。
Google 商品リスト広告(PLA)は、Google Adwordsの広告フォーマットで商品画像や価格、ショップ名といった商品情報を表示できるサービスです。テキスト広告とは違い、商品画像で訴求できることからクリック数の増加(通常の2?3倍)に大きく貢献しているとGoogleからも公表されています。
カカクコムやショッピングサーチといった商品検索比較サイトは、旧来からEコマースサイトの集客メディアとして存在していました。しかし、ここ数年のEコマースサイトと登録アイテム数の増加により、露出機会が減ってしまったと感じているサイト運営者も少なくありません。
各メディアへ登録する商品データを最適な状態にすることで、クリック数の増加に良い影響があると、商品データ最適化サービス(DFO)を販売するコマースリンク社からも成功事例が紹介されています。
最近、特に新しい集客法として目立つのが、Eコマースサイトでクリックした商品画像や価格をダイナミックバナーとして表示し再来訪を促すリターゲティング広告です。自分が過去にクリックした商品画像や価格が表示されるのですからクリック率が上がるのも肯けます。広告効果が高いため、楽天市場やYahoo! など大手企業も多く採用しています。
出典:マイクロアド(マイクロアドリターゲティングの広告配信)
http://www.microad.jp/ad/retargeting/
中でも、Criteoのダイナミックバナーは、独自の商品レコメンデーション機能も持ち合わせており” コンバージョンの50%以上は、ユーザーが過去にお客様のサイトで閲覧したことのない商品によるもの”との報告もあります。ここで最適な商品情報を表示するのも、Criteoに最適化された商品データがあってこそなのです。
Eコマースサイトにおける商品データが、集客拡大に一翼を担うということは案外見逃されているかもしれません。これを機に商品データの重要性を認識し、最適化を行ってみましょう。その場合、商品データ最適化サービス等を利用し、運用効率を軽減と専門会社のノウハウを得るのも一つの方法です。
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