« ブログのトップページに戻る

パソコンかスマホか?インターネットの利用状況はどう変化している?

   投稿者 : 2016年4月26日 By

タイトルイメージ

昨年の総務省が公表した情報通信機器の普及状況データによると、国内のパソコン世帯普及率は、78.0%なっており、パソコン以外ではスマホ普及率は64.2%、タブレットは18.4%とスマホ普及が、ここ5年で急速に進んでいる状況(下図参照)を明らかにした。そのような中で、今年4月8日にニールセン株式会社は2015年の消費者のディバイス利用状況や、属性別の利用サービスの違いをまとめたレポート「Digital Trends 2015」を公開した。
今回はこのレポートから、パソコンとスマホのインターネット利用はどのように変化してきているのか、見ていきたい。

図01

 

 

 端末別のインターネットの利用状況

総務省データによるとの2014年末のインターネット利用者数は10,018万人(前年比0.3%減)、人口普及率は82.8%となっている。また、2014年末の端末別インターネット利用状況をみると、「自宅のパソコン」が53.5%と最も高く、次に「スマートフォン」(47.1%)、「自宅以外のパソコン」(21.8%)となっている。
この時点(2013年)でスマートフォンが自宅パソコンの利用と僅差になっていることが分かる。

図02

 

スマートフォンからのインターネット利用は僅かに増加

ニールセンが公開した「Digital Trends 2015」によると、2015年7~9月に、スマホからインターネットを利用した人は、平均が5,080万人と、2年前同時期の1.5倍増となっている。また、増加率については2013年では10%前後だったが2015年は4%と伸び率は低下している。

図:スマートフォンからのインターネット利用人口推移および増加率 出典:ニールセン

 

全年齢に普及しているスマートフォン

ディバイスごとのインターネット利用人口では、45歳以上だけがパソコンからのインターネット利用が多いが、それ以外の年齢にあってはスマホがパソコンを上回っているという結果だ。今後はスマホのキーターゲットとなるのは45歳以上ということとなるが、これからは、45歳以上の中高年層をどうスマホに取り込んでゆくかを、考えてゆく必要がある。

図04

図:PCとスマートフォンからのインターネット利用人口 2015年9月分 出典:ニールセン

 

アクセス数をみても、スマホ優位!

パソコンとスマホの利用者の多いサイトを見ると、500万人を超える利用のあるサイトはパソコンでは42サイトに対しスマーホサイトは104サイトとパソコンの2.5倍となっている。さらに100万人を超えるサイトにいたってはPCでは26サイト減少し逆にスマホでは93サイトの増加が見られる。これは完全に主流はスマホに移ったことを意味する数字であると言える。

図05

図:PCとスマートフォンからの利用者数別サイト数 2015年9月分 出典:ニールセン

 

まとめ

パソコンからのアクセスよりスマホからのアクセスが優位なのは、若者層に顕著に現れている。最近ではパソコンを持たない学生も増えている。インターネットやメールを行うだけなら、スマホで事足りるからだ。
学生にとっては、パソコンは今や必要性はないとも言えるが、ある統計によると日本の学生はパソコンスキルが先進国では最低レベルという結果もある。つまり、パソコンが基本的に使えない、パワポなどでプレゼン資料の作り方を知らないなどだ。パソコン所有率が低いため、いたしかたないが、今後さらにスマホ優位が大きくなれば、学生のパソコンスキルはますます貧弱になることだろう。

 

出典:ニールセン 2015年のまとめレポート DIGITAL TRENDS 2015を公開 ~スマホの成長は新たなステージへ~

関連する記事

起業家が知っておくべきマーケティングで失敗しやすい7つの事... どのようなビジネスを起業するにしてもマーケティングのミスはしてしまいがちなもの。 特に起業家は予算や資材が限定されている中で、自己ブランドを確立していかなければならない。 いつ、どのような方法でマーケティングをするか、いくら投資するのかは起業家がビジネスをスタートする際に考えるべき重要ポイン...
押さえておきたい! SNS広告の基本と特徴... WEBサイトへの集客にはSEO、コンテンツマーケティング、ディスプレィ広告、SNSの運用など多義にわたる。 そして、SNSに関してはその国内利用者は、7500万人以上にのぼり、インターネット利用者であれば、なんらかのSNSを利用していると言われている。 このSNS利用者に向けて広告を配信...
2016年、日本のEC市場はどうだった? 今回も前回に引き続き経済産業省から2016年の「我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」報告書に基づき、国内のEC市場を中心にまとめてみた。 報告によると、日本国内のBtoC-EC市場規模は、15兆1,358億円。前年より9.9%増加したとしている。 各分野では物販系分野で8兆43...
顧客満足度6年連続1位のヨドバシカメラ、その秘訣は?... ヨドバシカメラはインターネット、ヨドバシ・ドット・コムでは驚くべき変化、進化を遂げている。家電量販店とは思えないくらいの品揃えと、その配送の早さなどで顧客の心を掴んだのだ。今やECサイトの王者、Amazonさえも意識せざるを得ない存在となりつつある、ヨドバジ・ドット・コム。 今回は2015年...
経済産業省が発表! 2015年のEC市場調査結果... 経済産業省は6月14日、 「平成27年度我が国情報経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備」 (電子商取引に関する市場調査)の結果を発表した。内容は日本の電子商取引市場の実態、日米中3か国間の越境電子商取引の市場動向についての調査結果である。 今回はこの結果を元に国内のEC市場や越境EC市...
インバウンド集客には何が重要か 2018年9月12日、日本政策金融公庫総合研究所が融資先の中小企業3,290社(小売業や飲食店・宿泊業・運輸業など)を対象に行った「外国人観光客の受け入れに関するアンケート」の結果を発表した。 その調査結果によると、中小企業の外国人観光客受け入れについては過半数以上が前向きで、積極的な受け...

タグ: ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。